natural science 学会 開催概要

natural science 学会 開催概要

様々な分野で研究を行う研究者が、他分野の研究者でも、その研究の意味を理解できるように発表する場として、また、これから研究を始めようという高校生・大学生の「科学って、そもそもなんだろう?」という問いかけに答える場として、本学会を開催します。

 自然現象に対して、研究者が主体的な見方を提示し、科学のプロセスを明らかにすることで、専門外の研究者に対してであっても、専門の知識を持たない人々に対しても、科学の面白さが伝わる場になればと思います。

1.分野横断的な【新領域】の設定

natural science学会は、分野横断的に3つの領域からなります。科学の分野としては、自然の根本原理を探究する「物理」、生きていることを探求する「生物」、地球と生物がつくる「環境」の3つの分野があります。各分野の本質をおさえたうえで、未知なる領域に挑もうとうするアプローチを議論できる場として3つの領域をつくります。

■分野横断的な議論の場

各領域において、領域代表とアドバイザが、講演者と口頭発表、ブース発表で議論の場をつくります。

■領域代表

【領域1】物理から生物 沢田康次(東北工業大学学長)
【領域2】物理から環境 今村文彦(東北大学教授)
【領域3】生物から環境 本川達雄(東京工業大学教授)

2.科学のプロセスを体感できる【実験体感ブース】における発表

実験体感ブースで、五感で感じる発見、講演者の自然現象への「なぜ?」という問いかけを体感します。最後は客観的な事実が生まれるけれども、「どういう見方をするのか?」、「なにがいえるのか?」、科学を生み出す原動力は主観的なものです。主体性のある「自然現象の見方」から、「どうしたら、わかるようになるか?」と、構築した実験系を体感します。

2009年7~8月に仙台宮城で実施される科学系イベント等を一元的な情報として発信

3.自然への主体的な見方を反映した【natural science 論文集】の発行

学会当日以降は、講演者が発表した内容、議論した内容をもとに投稿した論文を、領域代表とアドバイザが査読し、natural science 論文集を発行します。
(※フォーマットはこちら

■査読ポイント

・研究内容に主体的な見方が出ているか。
・他の分野の研究者が、理解できるように書かれているか。

■研究者としての土台をつくる

・駆け出しの研究者にとって、起承転結をはっきりさせ、因果関係を明確にすることが大事です。論文という形式にまとめることで、思考を構造化し、研究者としての土台を築きます。


natural science 学会 目次

領域 領域代表 領域アドバイザー
領域1
【物理から生物】
沢田康次
(東北工業大学学長)
武田曉(東京大名誉教授、東北大名誉教授)
領域2
【物理から環境】
今村文彦
(東北大学大学院工学研究科 災害制御研究センター)
湯本良次(東北学院榴ヶ岡高校 副校長)
領域3
【生物から環境】
本川達雄
(東京工業大学 生命理工学部)
菅原研(東北学院大学 准教授)、千葉聡(東北大学大学院生命科学研究科 准教授)

発表題目

領域1 アリの行列とバスのダンゴ運転 ○友枝明保1,2、西成活裕2,3 1.明治大学先端数理科学インスティテュート、2.東京大学工学系研究科、3.独立行政法人科学技術振興機構さきがけ
ボトルネックにおける人の渋滞軽減方法 ○栁澤大地1,2、西成活裕1,3 1.東京大学大学院工学系研究科、2.(独)日本学術振興会特別研究員DC1、3.(独)科学技術振興機構さきがけ
視覚情報の遮断によるヒトの視覚運動機構の変化 ○田村友里恵1,3、林叔克2,3、沢田康次2 1.東北学院大学教養学部、2.東北工業大学、3.NPO法人naturalscience
エチゼンクラゲの工業材料への有効利用研究 勝然 勇也・三浦 拓也・諏訪 勇麻・阿部 令・佐々木 卓博・鈴木 真・遠藤 雄飛・小野 浩明・東 兼規・山田 有理・伊藤 大将・小川原 佳希・今野 優也・佐々木 祐香・門馬 裕里・山内 透也 宮城県石巻工業高等学校
ヒトの運動制御システムの解析 ~ヒトによる倒立振子の制御~ ○佐瀬一弥1,3、林叔克2,3 1.東北大学工学部、2.東北工業大学、3.NPO法人naturalscience
領域2 津波と地球科学 今村文彦,越村俊一,後藤和久,菅原大助,萱場真太郎,高橋潤,橋本貴之,川俣秀樹 東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター
津波と地球科学―恐竜絶滅の隕石衝突と地球史上最大の津波― ○後藤和久1、菅原大助2 1 . 東北大学大学院工学研究科、 2 . 東北大学大学院理学研究科
地層に残る津波の証拠―仙台平野を襲った平安時代の津波― ○菅原大助1 、今村文彦2 、後藤和久2 1.東北大学大学院工学研究科、2.東北大学大学院理学研究科
領域3 逃げるカタツムリと追いかけるヘビ ○細将貴 東北大学大学院生命科学研究科
小数の働きアリが示す活動のリズム ○結城麻衣1,4、菅原研1、林叔克2,4、菊地友則3、辻和希3 1.東北学院大学教養学部、2.東北工業大学、3.琉球大学農学部亜熱帯動物学講座、4.NPO法人naturalscience
女王蟻によるパトロール行動のモデル化とパトロールの最適化問題 ○八重樫和之1,5、林叔克2,5、菊地友則3、菅原研4、辻和希3 1.東北大学工学部、2.東北工業大学、3.琉球大学農学部亜熱帯動物学講座、4.東北学院大学教養学部、5.NPO法人naturalscience

■ 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2010

2009年の開催報告

■ 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2009

2009年7月5日(日)
サイエンス・フェスティバル


2008年の開催報告

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