サイエンスデイAWARD2011 結果報告

7月19日 (火)15:00~東北大学片平さくらホールにて開催された表彰式には、130人を超える方にご臨席を賜りました

 今年からの新しい試みとして「サイエンスデイAWARD」を企画しました。学都「仙台・宮城」サイエンス・デイに出展された各プログラムの中から、あなたが"よい"と思ったものを、個人・団体を問わず表彰するものです。(サイエンスデイAWARDの創設目的についてはこちらをご覧ください)

 一般的な科学や技術のコンクールは、その成果を評価します。しかし、サイエンスデイAWARDは、その結果に至るまでの"プロセス"が、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資するか、すなわち、科学的なものの見方や考え方、科学に対する姿勢といった視点から評価します。


表彰式では、各受賞者が発表され、各賞新設者からは、表彰状と受賞理由が贈られました

 "よい"科学や技術とは、そもそも何か?そこには、さまざまな視点があります。そこで、サイエンスデイAWARDでは、複眼的な視点から評価できるよう、個人・団体を問わず、誰でも賞を新設することができることとし、審査会場を、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』として一般公開するなど、開かれた審査を行いました。

 今年度は、計25の個人・団体が賞を新設し、計30賞 がつくられました。うち当日申込が8賞(小学生:1件、中学生:1件、高校:4件、大学院生:1件)でした。賞新設者各位に心からお礼申し上げます。


「感動をありがとうで賞」を新設した小学6年生の板橋君は、学校が終わってから会場に駆けつけてくれました。

 7月19日(火)15:00~東北大学片平さくらホールにて開催された表彰式には、会場いっぱいとなる130人を超える方にご臨席を賜りました。表彰式では、各受賞者が発表され、各賞新設者からは、表彰状と受賞理由が贈られました。計19団体が受賞し、一冠受賞が13団体、二冠受賞が3団体、三冠受賞が1団体、四冠受賞が2団体ありました。各受賞者の皆様、誠におめでとうございます。


「流体科学研究所長賞」の副賞について説明する東北大学流体科学研究所長の早瀬さん

 サイエンスデイAWARDは、"よい"プロセスを誰もが共有できるよう、その"よさ"を第三者の視点から残すことをめざしています。実際に、賞新設者の視点は想像以上に多様であり、主催者としても受賞理由を伺いながら、そのプロセスの"よさ"に改めて気づかされる場面も多かったです。

 また、各賞新設者の皆さまからは、その特長やスタンスなどがあらわれる副賞を、それぞれご用意いただきました。特別出前授業券やプロクラム開催権、講師依頼や共催権、施設やイベントなどへの招待券、オリジナル製品など、ユニークな副賞がそろいました。

交流パーティーの様子

 相互理解なくして、真の連携は生まれ得ません。お互いの"よさ"を褒め励まし合うことが、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて、とても大切なことであると我々は考えております。

 表彰式に続いて、交流パーティーを開催いたしました。サイエンス・デイは、大学・研究機関、企業など、様々な方のご協力によって成り立っています。中高生の皆さんにも、この機会に様々な方と交流を深めていただきました。


大学・研究機関、企業など、サイエンスデイに関係する様々な人と交流する中高生たち

"よい"科学や技術とは、そもそも何か。サイエンスデイAWARDは、参加する一人ひとりがそれを考え、自由に提案することを通して、心豊かな社会を模索し創造する場となることを、これからもめざしていきます。



サイエンスデイAWARD2011表彰式・交流パーティー 開催概要

【日 時】2011年7月19日(火)15:00~表彰式、17:00~交流パーティー
【会 場】東北大学片平さくらホール(仙台市青葉区片平2-1-1)
【主 催】特定非営利活動法人 natural science
【共 催】東北大学、産業技術総合研究所東北センター
【会 費】2,000円(交流会実費、中高生は無料)
【式次第】第1部 サイエンスデイAWARD表彰式 (於:さくらホール2階会議室)
15:00~開会の挨拶
   :主催者挨拶(NPO法人 natural science 大草芳江)
   :共催者挨拶(東北大学理事 数井寛 さん)
   :共催者挨拶(産業技術総合研究所 東北センター所長 原田晃 さん)
15:15~「サイエンスデイAWARD」表彰式
    (25団体・個人から計30賞)
16:55~閉会の挨拶 (NPO法人 natural science 大草芳江)

第2部 サイエンスデイAWARD交流パーティー (於:1階エントランス)
開会の挨拶:東北大学 流体科学研究所 所長 早瀬敏幸 さん
開会の挨拶:東北大学 未来情報産業研究館 館長 大見忠弘 さん
乾杯の挨拶:東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 機構長 山本嘉則 さん
中締の挨拶:仙台市天文台長 台長 土佐誠 さん

サイエンスデイAWARD2011 受賞プログラム一覧

「身近な物を使った物理の実験」宮城県仙台第二高等学校 物理部

【賞名】 流体科学研究所長賞
(東北大学流体科学研究所長 早瀬敏幸)
【理由】地面効果翼における空気の流れをはじめ、音、光、密度、回転など、身近な物理現象が、手作り感あふれる実験で体験できるよう工夫されていた点を評価しました。
【副賞】流体研で研究中の超音速複葉旅客機「MISORA」の模型
【賞名】 MELON賞
(財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク)
【理由】明治時代に創立され、歴史と伝統を誇る仙台第二高等学校で学ぶ皆さん。プログラムでは誰もが手にしたことのあるシャープペンの芯や塩を使っての実験に日常のくらしと科学のつながりを感じ、高校生の皆さんが子どもにも大人にも一生懸命説明し、科学のプロセスを考える楽しさを伝えようとしている姿に感銘を受け、是非たくさんの方に皆さんの活動を知っていただきたいと感じました。また「環境」はこれからの未来を担う皆さんにとって、将来を考える上で欠かせないキーワードです。皆さんの感性や知識を活かして是非環境について考えるきっかけづくりを一緒に行いたく、授与を決定しました。
【副賞】環境について考えるきっかけ作りや体験の場を提供するための環境市民講座の共催。(講座の内容は相談の上決定する。)
【賞名】 ミウラセンサー賞
(株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
【理由】物理現象の説明をわかりやすく説明していたので賞を贈ります。特に、電気エネルギー⇒光エネルギーの変換のメカニズムがとてもわかりやすかったです。エネルギーについて真剣に考えている姿がとてもよかったです。
【副賞】当社製品 ソーラーツインザラス(太陽光熱複合発電システム教材)
【賞名】 NEXT GENERATION 賞
 (東北大学生命科学研究科NEXT Program チーム)
【理由】サイエンスの次世代を担う、生き生きとした若人(わこうど)たちによる、実に力強いプログラムでした。高度でよく洗練された研究内容を、さらに若い次の世代すなわち子供たちに、わかりやすくそして興味深く伝えようと工夫する姿勢は、まさにサイエンスの次世代を任せたくなる"NEXT GENERATION 賞"にふさわしいものでした。これからの研究活動や発表活動にも大いに期待しています。
【副賞】東北大学生命科学研究科NEXT Program チームのメンバーによる"特別出前授業(セミナー)券"

★受賞者の声

今回、私たち仙台二高物理部は「身近なものを使った物理の実験」をテーマとし、部員各々ができる限り身近なものを利用し、視覚的にわかりやすい研究を行い、その結果を展示しました。そのため、展示内容のほとんどが「どこかで見たことのある」ものになってしまい、来場した子供たちから「これ知ってる」と言われてしまい、部員たちも焦るばかりでした。しかし、楽しんでくれた子供も多かったことはうれしかったです。手作りだった点などが評価され、4つも賞をいただくことができました。本当にありがとうございました。(部長 出田裕史)


「レゴブロックでできたロボットに触れてみよう!」(東北学院榴ヶ岡高等学校 物理部)

【賞名】 NEXT GENERATION 賞
 (東北大学生命科学研究科NEXT Program チーム)
【理由】サイエンスの次世代を担う、生き生きとした若人(わこうど)たちによる、実に力強いプログラムでした。高度でよく洗練された研究内容を、さらに若い次の世代すなわち子供たちに、わかりやすくそして興味深く伝えようと工夫する姿勢は、まさにサイエンスの次世代を任せたくなる"NEXT GENERATION 賞"にふさわしいものでした。これからの研究活動や発表活動にも大いに期待しています。
【副賞】東北大学生命科学研究科NEXT Program チームのメンバーによる"特別出前授業(セミナー)券"
【賞名】 NI LabVIEW Award
(日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 代表取締役 池田亮太)
【理由】パソコンをフル活用して、ロボットのプログラムを作成・紹介しており、弊社の審査基準を最も満たしていると感じました。学生さんも楽しみながら、子供たちに教えている姿が印象的でした。おめでとうございます。尚、LEGO MindstormをプログラムするRoboLabは、今回の副賞であるLabVIEWで作られております。LabVIEWを活用していき、新しい実験にも取り組んで頂けますと幸いです。
【副賞】LabVIEW
【賞名】 すごいロボットがいっぱいで賞  (東北工業大学高等学校からくりロボット研究部)
【理由】レゴブロックという私たちが小さいころ遊んだ経験のある懐かしいおもちゃがプログラムを入力することで、高度な作業や動きをすることが出来るということに驚かされました。私たちの学校にも電子科という学科があり、そこでプログラミングの勉強などをしています。また、私達の部活動でもロボットを製作していますが、多種多様なロボットを見ることが出来、大変勉強になりました。東北学院榴ヶ岡高等学校さんの技術力の高さに賞を贈りたいと思います。
【賞名】 レゴロボットすごくておもしろかったで賞  (仙台市立南小泉小学校4年生 宗形昇)
【理由】俺はバトル系が好きなので、たたかうのがかっこ良かったし、面白かった。自分でも作ってみたいと思った。

★受賞者の声

 今回の活動を行うにあたって私たちは、来ていただいた皆さんに、あまり生活には馴染みがないロボットを、直接体験することを通して、その楽しさや奥深さなどを感じ、何より少しでも興味を持っていただきたいと思い、展示内容を考えました。
 また、いつもの活動では、部員一同、比較的内向的なものが多いので、誰かに教えるということに対して、苦手意識を持っている中、今回のような、少数対少数の形式で、全くロボットのことを知らない人に、一から教えるというのは、ある種の挑戦の様な意味合いもありました。
 ですが、最初こそぎこちなかったのですが、時間が経つにつれ、着実に一人ひとり、自分のやるべきことをこなし、来室した方の親切、顧問のフォロー、に多々救われながらも、少々の至らない点を除き、部員全員の働きによっての成功と、自負できるような展示になったのではないかと思います。
 その結果がこのような賞という形で評価されたことは、非常に嬉しく思います。


「オーロラを体験しよう!」 東北大学理学研究科 惑星大気物理学研究室、東北大学グローバルCOE プログラム「変動地球惑星学の統合教育研究拠点」

【賞名】 産総研てれす賞 (独立行政法人産業技術総合研究所 東北センター 所長 原田晃)
【理由】オーロラの美しさ・おもしろさを多角的に表現してあり、自然の仕組みがわかりやすく展示されていました。
【副賞】 ・「産総研ありす」および「産総研てれす」のぬいぐるみ(1対)
・産総研ブックス 1式(計8冊)
「きちんとわかる燃料電池」,「きちんとわかる環境共生化学」,「きちんとわかる木質バイオマス」,「きちんとわかる糖鎖工学」, 「きちんとわかるナノバイオ」,「きちんとわかる時計遺伝子」,「きちんとわかる計量標準」,「きちんとわかる巨大地震」
【賞名】 宮城県経済商工観光部産業人材対策課長賞  (宮城県 経済商工観光部 産業人材対策課 課長 林毅)
【理由】子どもたちが授業や日常生活で体験する自然や科学,現象などについて,「なぜ?」「どうして?」に気づき,またそれを解明しようとする「少年の心」は,大人へと成長する課程でとても大切なことです。当該団体におかれましては,神秘的なオーロラの仕組みやその研究について,興味深く解説していただいており,子ども達の好奇心を大いに刺激していただいたことを評価します。
【副賞】 ものづくり企業見学会へご招待
【賞名】 感動をありがとうで賞  (仙台市立片平丁小学校 6年生 板橋嶺)
【理由】 ・オーロラの神秘に感動した点。
・オーロラの発生が太陽の地球への磁力が関係しているというおどろき。
 以上の二点を3Dメガネを使い、リアルに体験させてくれたことに感動しました。

★受賞者の声

 この度、サイエンスデイAWARD2011「産総研てれす賞」「宮城県経済商工観光部産業人材対策課長賞」「感動をありがとうで賞」の受賞を頂き、大変光栄にそしてとても嬉しく思っております。本当に有難うございます。小学校6年生の板橋君がわざわざ学校から駆けつけてくれての表彰状、とても嬉しかったです。サイエンスデイ共催者様から小学生様まで幅広く受け入れてもらえたというのも大変光栄なことです。
 5800人もの人たちと触れ合う貴重な機会を与えてくださったnatural scienceの皆様、そして当日暑い中全力で奮闘してくれた本ブースのスタッフのみんなに本当に感謝しております。 たくさんの笑顔に出会えた事は我々にとっても素敵な体験になりました。
 今回、 我々の観測対象の一つであるオーロラを様々な角度から体験してもらおうと奮闘しましたが,、やはり実際の大自然であるオーロラには勝てません。ぜひこれを機に実際にオーロラをみてみたいと思った方が一人でも二人でもいてくだされば幸いです。そしてオーロラを見にいく際は、 aurora3D.jp のオーロラ予報をチェックしていただき旅行プランを立てる参考にしていただければ幸いです。本当に有難うございました。
(東北大学 中川広務)


「身近な疑問がいーっぱい! DNA,元素記号112コ,ヒドラなど, 本校科学部と一緒に体験&学ぼうよ!」 (仙台青陵中等教育学校 科学部)

【賞名】 ミウラセンサー賞 (株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
【理由】疑問に思っていることをわかりやすくパネルにまとめていたので賞を贈ります。実験にぜひ、当社の「ソーラーツインザラス」を使っていただきたいです。
【副賞】当社製品 ソーラーツインザラス(太陽光熱複合発電システム教材)
【賞名】 東栄科学産業賞 (株式会社東栄科学産業 代表取締役会長 山城巌)
【理由】サイエンスデイでの発表は子供から大人まで幅広く参加されていますので、発表の仕方にもご苦労されたと思います。また、元素カルタ等で科学を身近に楽しく伝える工夫を感じました。(毎日遅くまで準備されたでしょうね)これからの科学部さんの活動を微力ながらお手伝いしたいと思い選ばせていただきました。
【副賞】「電子顕微鏡の出張授業」
〇中学生にもわかりやすく電子顕微鏡について、実機を持ち込み実際に操作しながら勉強する出張授業。
〇部活動の時間また、授業の時間でもOKです

★受賞者の声

 私達,仙台青陵『科学部』にとって,何千人も集まるような場に参加したのは初めてのことでした。活動して2年3ヶ月,やっと部活らしくなってきたと感じました。授賞式では,賞を2つも頂き,大変嬉しく思います。部員30名がいつもは思い思いの実験をやり,雑談している...。発表会や締め切りが迫ればデータ整理にパソコン室でがやがや...。そんな日々の成果をこのような立派な賞で評価して頂いたのは初めてです。これからも忘れられない賞になると思います。四冠を達成されたところもあり,他校の活動にも刺激を受けました。このようなすばらしい機会を与えてくださったことに感謝し,科学を楽しみながらその成果を発表をしていきたいです。今思えば,あの時,授賞式やその後のパーティーにいらした方々はとても豪華で,もっと多くの方と交流したかったと思います。ありがとうございました。(仙台市立仙台青陵中等教育学校 前期過程科学部副部長 石野太地)


「気象を観測している機械を見たり、気象予報士に 天気のことについていろいろ聞いてみよう~ !」(仙台管区気象台)

【賞名】 役に立つ地学賞 (特定非営利活動法人 防災・減災サポートセンター)
【理由】 当初は、あまり期待しないでのぞきました。おそらく役所業務の説明か予想の範囲であろうと思っていたからです。ところが、なかなか意味深いものがありまして、展示物も説明される方も地象の不思議さ、秩序のないように見える世界を周到なアプローチで予測し、予見していくことが紹介されていました。それは、まるで微積分の問題を解くような快感すら覚えさせられるような世界のように思いました。身近なというか毎日お目にかかる職業を切り口にしたことで、子供たちも興味津々というところだったような気がします。
 これからは公共のための科学技術はどうあるべきかということが重要になっていますので、情報公開という大げさでなくても、このような場で知ってもらう意義は大きかったと思います。
【副賞】 ○ダイヤモンドの原石(備長炭)
○市民向け研修会講座の講師(2時間)
【賞名】 仙台青陵 科学部賞(仙台青陵中等教育学校 科学部)
【理由】いつも私達が見ることのできない「雨量計」などを間近に、また、実際に作動しているところを見れるように、展示に工夫を凝らしていてよかったです。また、キャラクターを効果的に使っていたのも良かったと思います。私たちの質問にも、丁寧に答えていただき、また笑顔とユーモアを絶やさず、人と接することの最重要ポイント、プレゼンテーションの極意を実践で学習できました。「お天気人生相談」も登場し、科学と結び付けていてびっくりしました。今回の津波のデータによる正確な情報を判りやすく伝えていて、情報を的確に処理することの大切さを学びました。

★受賞者の声

 「役に立つ地学賞」、「仙台青陵 科学部賞」を受賞し、表彰式では「丁寧でわかりやすい説明だった」、「普段触れる機会のない測器が展示されていた、初めて見た」とのコメントをいただきました。大変うれしく思います。
 仙台管区気象台では、毎年夏に実験・展示・講座等、一般の方に参加していただくイベントを開催しておりますが、今年はサイエンスデイで開催することで、例年以上に多くの方々に参加していただくことができました。
 今後もわかりやすく楽しく、気象・地象の説明や気象台の仕事の紹介ができるよう努めてまいります。ありがとうございました。
(仙台管区気象台)


「夏空に世界でひとつだけの紙ひこうきをとばそう!」 ODAプレーン愛好会

【賞名】 仙台市科学館長賞「チャレンジ賞」 (仙台市科学館 館長 石井鉄雄)
【理由】作成後に実際に外でトライする場面があり,より飛ぶ状態に調整していきながら成功体験を積み上げることができるプログラムである点が評価された。
【副賞】 プロクラム開催権 ※科学館を会場にしてのプログラム開催の権利(平成23年度内が原則)
【賞名】 仙台市天文台 台長賞(仙台市天文台 台長 土佐誠)
【理由】 このプログラムは、子どもたちが紙飛行機を製作し、完成した紙飛行機を屋外で飛ばすものです。工作が進み、飛行機の形ができてくると、大空を飛ぶ姿を想像しながらワクワク、工作の楽しさが増します。翼には好きな模様が描かれ、自分だけの紙飛行機が完成。次は、外に出て試験飛行です。うまく飛ぶだろうか、ドキドキしながらカタパルトのゴムを引くと、なめらかに美しく空を飛びます。急降下して地面に激突する紙飛行機もありますが、翼の角度や飛ばす傾きを調整すると、滞空時間が延びていきます。紙飛行機が飛んでいる姿を見上げる子どもたちは、達成感とともに開放感を感じているようです。きっと世界や宇宙が広がる思いがしているに違いありません。もし、「飛行機はどうして飛ぶのだろう」というような疑問が子どもたちにわいてきたら、もうこころは科学者・技術者です。子供たちにそのような経験と可能性を与えてくれたこのプログラムが一番印象に残りました。
【副賞】 天文台オリジナルグッズセットと招待券(5枚)

★受賞者の声

 私たちの取り組みが思いがけず賞をいただけるとのこと,たいへん光栄に思っております。
 つばさに絵を描いてハサミで切り取り,セメダインで接着して完成させます。外で自分の飛行機を飛ばし始めると,子どもたちの目が飛行機に釘付けになります。私たちの楽しみはこのときの子どもたちの表情を見ることです。子どもたちは,自分の作った飛行機が予想を超えてよく飛び,驚きの表情をしています。そして達成感や開放感に変わっていきます。残念なことは,飛びすぎて屋根や木に引っかかり戻ってこない飛行機が何機かあったことです。
 この飛行機の設計と製作方法は,植物学者で仙台紙飛行機を飛ばす会の小田健二先生が考案されました。製作の様々なノウハウ,テスト,調整が一連のプロセスの中にちりばめられています。「こどもから大人まで科学のプロセスを,五感で体験できる」というサイエンスデイのコンセプトに近いと思い参加させていただきました。


「がんばろう仙台・宮城!大学と地域企業との連携から生まれた製品開発! ~米ぬかセラミックス,世界最軽量電動車いす,超すべりにくい靴まで~」 東北大学大学院工学研究科 堀切川・柴田研究室/山口(健)研究室

【賞名】 産総研ありす賞(独立行政法人産業技術総合研究所 東北センター 所長 原田晃)
【理由】地元企業と大学の工夫と協力が良く見せられており、特に「滑りにくい靴底」についてはシンプルさと発想の転換が光っていました。
【副賞】 ・「産総研ありす」および「産総研てれす」のぬいぐるみ(1対)
・産総研ブックス 1式(計8冊)
「きちんとわかる燃料電池」,「きちんとわかる環境共生化学」,「きちんとわかる木質バイオマス」,「きちんとわかる糖鎖工学」,「きちんとわかるナノバイオ」,「きちんとわかる時計遺伝子」,「きちんとわかる計量標準」,「きちんとわかる巨大地震」

★受賞者の声

 この度は、産総研ありす賞をいただき,独立行政法人産業技術総合研究所東北センター原田晃所長に心より御礼申し上げます。またサイエンスデイ2011を企画・実行された特定非営利活動法人 natural science 理事の大草芳江さんをはじめ主催者の皆様のご苦労ご努力に心より感謝申し上げます。
 サイエンスデイでは、開始直後から終了まで、小さなお子様をはじめ多くの皆さんにブースにきていただき、説明対応の山口健准教授、柴田圭助教及び大学院の学生諸君も、開発品の説明や電動車椅子の試乗などに笑顔で楽しく対応しておりました。未来を作る子供たちの純粋無垢で好奇心旺盛な姿に接することができ、これを励みに、地域産業界との連携をより一層深めて、実用化を目指した研究開発に取り組んでまいりたいと思います。
(東北大学大学院工学研究科 教授 堀切川一男)


「動物も植物も、細胞と分子でできている ~

【賞名】 子ども未来賞(仙台市教育委員会)
【理由】  「"生きている"を観てみよう」をテーマに動植物の共通性や多様性を探究する楽しさを伝えるプログラムであると感じた。
 生きるための動植物の多様なからだのつくりやはたらきや生きるために多様性を広げてきた進化の過程,そしてそれらを生物体をつくる細胞,分子レベルで解明する生命科学の有用性とともに紹介していた点が評価できる。
 「科学とは,生活の便利さを求めるためのものだけでなく,すべての生命と共存していく上で大切な知識である」ということが伝わる内容であり,未来を担う子どもたちの心を豊かにし,自然への愛情を育む「プロセス」が見られた。
【副賞】 仙台市教育センターのホームページ上で紹介します。

★受賞者の声

 賞をいただいた体験プログラムは、東北大学生命科学研究科に所属する4つの研究グループが合同で企画したものです。ニワトリ・線虫・哺乳動物細胞・植物を顕微鏡で観察することで、すべての生物が細胞と分子でできていることを実感してもらうことをめざしました。参加してくれた子供たちが「生き物を観る」ことによって、生命をつかさどるしくみに少しでも興味を持ってくれたとすれば嬉しく思います。


「霧箱をつくって素粒子・原子核を見よう」東北大学 理学研究科 原子核物理研究室

【賞名】 仙台市科学館長賞「ふれる科学ためす科学賞」(仙台市科学館 館長 石井鉄雄)
【理由】 参加した子どもたちにとって,「ブラックボックス化した精密な観測機器での測定」だけではなく,身近な材料をで自作した霧箱を使って測定するという過程を大事にしているところが評価された。
【副賞】 プロクラム開催権 ※科学館を会場にしてのプログラム開催の権利(平成23年度内が原則)

★受賞者の声

 初めて出展した企画で"サイエンス・デイAWARD 2011仙台市科学館長賞"を頂き、学生・教員一同喜んでいます。霧箱は、素粒子・原子核がどこを通ったかを目で見ることのできる装置です。材料もホームセンターで購入でき、誰でも簡単に制作出来るものとなっています。自分で作った装置で、白い霧の線が見えたときの子供たちのキラキラとした瞳の輝きは、我々に感動を与えてくれるものでした。
 我々は普段、素粒子・原子核物理というすぐに応用には結びつかない分野の研究を行っています。実験を行って測定しているものは、実は放射線と同じものです。放射線測定器と素粒子・原子核物理で使う検出器の原理も同じです。放射線のことが話題にのぼる昨今です。放射線をどうやって測定するかについて、実際に作ってもらった霧箱を通して考えてもらう良い機会になれたら、と思います。また、この霧箱制作と観察が、基礎科学の研究の入り口になり、未来の科学者を生むタネになれたらうれしく思います。


「未来を拓く光輝くプラズマを触ってみよう!」東北大学 工学研究科 畠山・金子研究室

【賞名】 WPI-AIMR賞(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 (WPI-AIMR)機構長 山本嘉則)
【理由】 プラズマはフラーレンやカーボンナノチューブなどの新物質・材料創製に力を発揮し、材料科学の研究拠点である私共WPI-AIMRにとっても、大変魅力のあるものです。これは、「原子・分子という微小な世界の理解、操作によって新材料を創製し社会に貢献するという当機構の研究理念に共通する何かを感じられるもの」という本賞の審査基準を十分に満たしています。そして、今回何よりも感心したのは、本格的な実験装置を持ち込んで、子供たちが本物のプラズマを、見て、触って、体験できるように準備されたこと。大変なご苦労だったと思います。謹んで本賞を贈呈し、その功績を称えたいと思います。
【副賞】 (1) WPI-AIMR機構グッズ
(2) WPI-AIMR新本部棟ラボツアー特別ご招待

★受賞者の声

 この度は,サイエンスデイAWARD WPI-AIMR賞 を受賞させていただきまして,大変ありがとうございます.畠山・金子研究室一同,大変光栄に思っております.私たちの研究しているプラズマを小・中学生の皆さんに知っていただきたい,との思いからサイエンスデイへの出展を決めましたが,当日は予想以上に多くの方々にプラズマを見て,触って,遊んでいただき,私たちも大変うれしく思います.
 さらに,今回,このような賞までいただきまして,表彰者の東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 (WPI-AIMR)機構長 山本嘉則先生にお礼申し上げますとともに,主催者のnatural scienceの大草 芳江様にも感謝申し上げます.
 今後も,皆様に"プラズマ"を楽しんでいただけるように,活動していきたいと思っておりますので,ご支援のほどよろしくお願いいたします. (東北大学 工学研究科 畠山・金子研究室)


「さわって、歩いて、作って考えよう!~ゴムの不思議な世界~」弘進ゴム株式会社

【賞名】 ドクターホッキ―賞(東北大学大学院工学研究科 教授 堀切川一男)
【理由】 「さわって、歩いて、作って考えよう!~ゴムの不思議な世界~」と題したプログラムにおいて、子供たちに科学技術の面白さを分かりやすく伝える工夫がなされ、開始から終了まで多くの子供たちが訪れ有意義であった。具体的には、植物油が塗られた滑らかな金属製斜面上で、滑りやすい靴と滑りにくい靴をそれぞれ履いて歩行実験を行うことで、耐滑性を自ら体験でき、子供たちに科学技術を身近に感じさせることができていた。また、スーパーボールの作成は人気殺到で、子供たちが楽しそうにモノづくりを通じて科学の不思議を体験することができていた
【副賞】 滑りにくいサンダル「安全足進」、ドクターホッキーの秀才文具パック

★受賞者の声

ドクターホッキー靴の滑りについて、開発から商品化までの業務を10年程取り組んできましたが、今年は、「ドクターホッキー賞」なる賞まで頂きまして、担当者も大変喜んでおります。また、「スーパーボール作り」では毎年参加してくれる小学生もおり、アンケートでは「またやってみたい」という評価もあったりすると、企画して良かったなと思います。 来年は5年目になります。何か新しい企画を考えなければなりませんね!


「双眼実体顕微鏡で鉱物採集(宝さがし)を体験しよう!」宮城県仙台二華高等学校 地学部

【賞名】 "きれい"で賞 (東北大学大学院理学研究科教授 塚本勝男)
【理由】 初心者が興味を持ちやすいビジュアルのよい"きれい"な鉱物の色の違いから鉱物の同定を行う基本を分かりやすく解説していた。鉱物の種類、判定方法なども分かりやすくまとめて掲示してあり、地学の面白さを伝えようとする真摯な姿勢が感じられた。
【副賞】 方解石の結晶

★受賞者の声

 こんにちは。仙台二華高校地学部です。今回私たちは、「双眼実体顕微鏡で宝探しを体験しよう!」という講座プログラムを出展させていただきました。サイエンスデイへの初めての出展ということで、準備がとても大変でした。しかし、講座に参加してくれた方々が楽しそうに鉱物を探してくれているのを見て、大変だった準備が報われた気がしました。その上、「"きれい"で賞」という素晴らしい賞を頂くことができて、やってよかった、という思いが増しました。副賞は、とてもきれいな犬牙状の方解石(カルサイト)の結晶でした。石屋さんたちから"石の花"と呼ばれているそうですが、本当に石の中に咲いた花のようにきれいな結晶に感動しました。環境問題の「宿題」付きで頂いたこの賞を、これからの部活動の充実につなげていきたいです。最後に、私たちの講習に参加してくださった皆様、賞をくださった東北大学の塚本研究室の皆様、natural scienceの大草様、本当にありがとうございました。


「社会生活から読む近代日本史~歴史も科学だ!~」加藤諭(東北大学 文学研究科 日本史研究室)

【賞名】 エミール賞(東北大学大学院環境科学研究科 教授 石田秀輝)
【理由】 世間一般的には、「科学は科学、歴史は歴史、両者は全然別個のもの」というように捉えられがちであるが、この講座では両者に深い関係があることを社会生活の変化を通して知ることができると思います。生活スタイルを通して必要な技術を創り出すことを考える上では、この講座のような見方も大変重要だと考えます。
【副賞】  石田秀輝 著書 3冊 (社会科学と自然科学を結ぶ内容の書物です)
 「自然に学ぶ粋なテクノロジー」「地球が教える奇跡の技術」「キミが大人になる頃に。」

★受賞者の声

この度、エミール賞 (東北大学大学院環境科学研究科 教授 石田秀輝)を受賞いたしました、加藤諭です。私はサイエンスデイ開催当初よりお声掛けいただき、歴史の講座を毎年持たせて頂いておりましたが、こうした賞を受賞できたことは歴史科学を研究するものとしてとてもうれしく、励みになりました。サイエンス、というとどうしても理系の分野というイメージがつくことが多いのですが、歴史科学として、歴史もまた大きなサイエンスの一分野を担っています。その研究スタイルまた最新の歴史学研究をわかりやすく社会に還元していきたい、という気持ちはいつも持っています。今後も歴史から見るものの考え方や、重要性を伝えていきたいと思います。そうした場所を用意していただいた大草さんに本当に感謝いたします。そして歴史科学の意義を認めていただき、今回、エミール賞に選考いただいた石田先生にこの場を借りて心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。


「日本酒はどうやってできるの?」萩野酒造株式会社

【賞名】 人と社会と地球のために賞(東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 環境機能利用工学(三菱マテリアル)寄附講座)
【理由】 冬水たんぼで生育したお米を用いた酒造りなど、環境生態と共存し、活用してもの(酒)づくりを行っているところ。
【副賞】 事務局の用意した表彰状を三菱マテリアル製の「純金カード」にしたもの(専用ガラスフレーム付)。

★受賞者の声

 今回おかげさまで「サイエンスデイAWARD2011 人と社会と地球のために賞」をいただくことができ、大変嬉しく思っています。ありがとうございました。反面、私なんかでいいのかと大変恐縮しております。
 酒造りが神頼みだった時代は過ぎ、研究も進み技術も日々進歩している現代では、様々なテクノロジーを用いた酒造りが行われています。しかしまだまだ解明されていないところも多く、造り手の思いが酒質を左右すると言っても過言ではありません。基本的に米と水だけが原料の日本酒(純米酒)ですが、人の手が加えられることによって様々な表情を見せ、その表情は造り手の人間性や考え方も不思議と表します。
 そして一番大事な事ですが、良い田んぼ無くして良い日本酒は造れません。田んぼという日本古来の原風景と環境を守りながら、これからもいい日本酒を造っていきたいと思います。


「コイルと磁石でモーターを作ろう!」 仙台市太白少年少女発明クラブ

【賞名】 ミウラセンサー賞 (株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
【理由】 実験を通して、理論をわかりやすく説明していたので賞を贈ります。新発明を今後も期待しています。
【副賞】 当社製品 ソーラーツインザラス(太陽光熱複合発電システム教材)

★受賞者の声

 最新の科学が数多く紹介される中で、私どもの原点に返ったもの作りに対する基本スタンスが評価されたことが大変うれしく、評価いただいたミウラセンサー研究所様にお礼申し上げます。最近の子供の中には、テレビの映像を見ただけで理解できたと勘違いしたり、出来上がった部品を組み立てるだけのもの作りキットで満足したりする傾向が多いことは気になるところです。身の周りに見られる現象や生活道具の成り立ちを、身近な材料をつかったもの作りの体験を通じて、科学への興味を持ってもらえれば、あえて理屈を詰め込まなくても自ら高みに到達すると考えております。
 理科離れが指摘され、技術立国以外に生き抜く道がない日本の未来を考えた時、次世代を支える子供たちにこれまで培ってきた智恵を引き継ぎ、未来の科学者誕生の種まきをすることで即効性はなくとも、いつか実のなる木が育つことを期待して発明クラブの活動を続けてまいります。
 (仙台市太白少年少女発明クラブ  専任指導員 奥村清彦)


「本づくりを体験してみよう!」 笹氣出版印刷株式会社

【賞名】 八重樫賞 (東北大学大学院工学研究科 修士2年生 八重樫和之)
【理由】 本作のプロセス、特にC,M,Y,Kの組み合わせで写真が鮮やかに移り変わるプロセスに感銘を受けました。色の三原色自体は一般的に知られる概念ですが、それが理屈ではなく実感を伴って理解できました。印刷に携わる方だからこそ出せる体験講座であるという点を高く評価し、賞を設けた次第です。

★受賞者の声

 今回アワードで「八重樫賞」を受賞させていただき、ありがとうございます。また賞を設立していただきました、東北大学 八重樫様にも感謝申し上げます。
 私たちは90年本を作り続けてきた、ただの「ものづくり」の会社です。大草さんとのご縁があり、3年前から参加することになりましたが「ただのものづくりの会社がどんなサイエンスを提供できるのか」と悩みました。まずは印刷物のキモである「色」がどう表現されるのかをフィルムでみてもらうのと、「折丁(おりちょう)」といわれる製本に関わる体験を準備し参加しました。
 今回は「色の表現が分かり易かった」という点で受賞させていただきましたが、よく考えると印刷という技術は化学反応や数学などを駆使したサイエンスなんだということを、この3年で感じさせていただいています。
 兎にも角にも、参加した皆さんに「おぉ~!!」と驚いてもらえることが何よりの励みになっています。
 来年はもう少し工夫をして参加させていただきたいと考えております。


「ロボコンの世界を間近で見てみよう!」東北大学 T-semi

【賞名】 榴ケ岡高校物理部賞(東北学院榴ヶ岡高等学校 物理部)
【理由】 榴ケ岡高校物理部賞としてお選びしましたのは、私たちの作っているLEGOロボットと対比して、素晴らしいと思ったのが一番の理由です。材質、大きさ、動きが全く違う、一から作られたロボットたちは、自分たちが作っているLEGOロボットよりも複雑かつ精工で、印象に残りました。NHKで見るロボコンの様子が頭に浮かんできましたが、それが間近で見られる機会が与えられたことは貴重な体験でした。私たちのブースでもロボットのライントレースを展示していたのですが、応用の利いたロボットたちでのライントレースはまた一味違いました。よって東北学院榴ケ岡物理部はこの賞を授与します。

★受賞者の声

 今回の受賞とても嬉しく思います。限られた製作環境で皆が精一杯作ったロボット達が評価されるのは誇らしいことです。今回のロボコン体験プログラムも初めての試みだったのでとても不安でした。しかし来場者の皆様にはとても楽しんでいただけたようでやってよかったと思います。賞を貰ったことでこれからもクオリティの高いロボットを作ろうという励みになりました。
(東北大学 T-semi 代表:曽根崇登)


「磁気記録って何?強力な磁石を使って読み書きしよう!」東北学院大学 工学総合研究所 ナノ材料工学研究部門

【賞名】 とってもわかりやすかったで賞(富谷町立成田中学校 1年生 野口宙)
【理由】 身近にある磁石が人間の手を通しても力が働くことなど意外な点をサンプルや大きな画面をつかってわかりやすく説明していて、おもしろかったからです。磁石に対する印象が変わりました。磁石というと、冷蔵庫にはる程度だと思っていましたが、ハードディスクに使っていると知っておどろきました。

★受賞者の声

 この度は「とってもわかりやすかったで賞」を富谷町立成田中学校1年生の野口宙君より頂き、出展者一同大変光栄に思います。ありがとうございました。当日はハードディスク(HD)、切符、クレジットカードに用いられている"磁気記録"の原理から、世界最強の"ネオジム磁石"の実演を行いましたが、これらには優れた性能を示す様々な種類の磁性材料が使われています。特にHDにはノーベル物理学賞を受賞した磁気抵抗が用いられる等ナノテクが駆使されており、コンピュータの情報記録として、また最近ではHDレコーダーとして高解像度・大容量の映像記録に用いられています。我々が所属している東北学院大学工学総合研究所のナノ材料工学研究部門では、ナノテク研究が行えるよう多くの最先端のナノテク機器を備えてあります。オープンキャンパス、大学祭等では一般の方にも紹介しておりますので、サイエンスへの興味を深めるためにも是非見学に来て下さい。


「新しい・珍しい野菜を発見!トマトでジャムを作ってみよう!」 宮城県農業・園芸総合研究所

【賞名】 にかにか賞 (宮城県仙台二華高等学校 地学部)
【理由】 「食」という,誰にも身近なことについて取り上げ、子供から大人まで体験することができて、楽しい企画だったから。

★受賞者の声

 この度は,"にかにか賞"をいただきありがとうございます。私たちは,農業関係の試験研究機関で,園芸作物の研究に取り組んでいます。サイエンスディでは,子供から大人まで多くの方々に,農業や野菜の魅力を感じていただければと思い参加し,このような賞をいただけたことを大変うれしく思っています。
 今回,珍しい野菜の紹介とトマトを材料に使い,野菜にも個性があり,利用の仕方でおいしさ等が異なってくることを体験してもらいました。その中で,トマトの嫌いな子供が,加工用トマトで作ったジャムやソースはおいしいと笑顔で話してくれたことが,特に印象として残っています。
 これからも,食を通じて,賞に選んでいただいた方や皆様が笑顔になれるよう取り組んでいきたいと思っています。本当にありがとうございました。


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