【日時】 ①13:00〜14:00, ②15:00〜16:00 【会場】 東北大学川内北キャンパス講義棟 【対象】 ①小学生高学年以上〜大人、②小学生低学年〜大人 【定員】 各回30人(保護者は含む) 【費用】 無料 【申込】 事前申込制 (WEB事前予約受付はこちら) 【内容】 ①ブラックホールって何だろう ブラックホールという言葉を聞いた人は多くいると思います。ブラックホールというのは天体というよりは空間にできた亀裂、ほころびのようなものです。というのはブラックホールの中には何も詰まっていないからです。昔はブラックホールという言葉はなく、凍った星と呼ばれていた時期がありました。何が凍ると思いますか。それは時間です。ブラックホールというのは強烈な重力のために時間が凍りつくところなのです。時間が凍るというのは、どんなことかというお話をします。すると、ブラックホールというものの正体がよくわかります。 時間を凍らせるほどの強力な重力をもったブラックホールというのは決して想像の産物ではありません。天文学者はすでに多くのブラックホールを発見しています。その一つが私たちの銀河系の中心で発見されています。なんとその質量は太陽の約400万倍です。どのようにして、このブラックホールが発見されたのかというお話もします。 ②宇宙って何だろう 皆さん、宇宙と聞いて何を連想しますか?夜空、スペースシャトル、お月様。どれも宇宙には違いありませんが、ここでお話しするのはもっともっと想像できないほど大きな対象です。地球と太陽の距離は地球と月の距離の約400倍ですが、太陽から一番近い恒星までの距離は地球と太陽の距離の約27万倍もあります。とはいえこの距離は宇宙の中では針の先ほどの大きさもありません。私たちの太陽系は銀河系という地球と太陽の距離の60億倍程度もの大きな天体の中の端にいることが分かっています。この銀河系は1000億から2000億個の太陽のような星を含んでいます。そして私たちが現在観測できる限りの宇宙には銀河系のような星の大集団(銀河)が数百億も存在しているのです。現在、宇宙は約137億年前に生まれ、130億年前ころから銀河が生まれえたと考えられています。 今回は宇宙そのもの成り立ちの話を簡単にしてから、宇宙と生命の話をしたいと思います。皆さんはなぜ宇宙に人間が存在するのか不思議に思ったことはありませんか?この宇宙の中で生命は地球だけに存在するのでしょうか?それとも他の天体にも生命はあるのでしょうか?天文学の立場から生命はどのような条件のところに生まれ、そして銀河系の中でそのような条件を満たす場所がどのくらいあるのかというお話をします。