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サイエンスデイAWARD2025

創設されたAWARD一覧

  • 仙台青陵 科学部賞

    賞設立者
    仙台市立仙台青陵中等教育学校・科学部
    審査基準
    私たち中高生の視点から、科学に対する興味・関心が湧き、「このような分野も科学の世界にあるのか」と私たちの心を釘付けにしてくれる内容であるかを審査基準とします。
    授 賞
    まじかるマグネット ~磁石(じしゃく)であそぼう~
    東北学院大学 工学総合研究所
    授賞理由
    磁石という身近な存在を分かりやすく,かつ詳しく教えてくれたので理解が深まったため。また,磁石の隠された使い道や魅力を熱心に説明してくれたことが良かったと感じた。

    日本化学会東北支部長賞

    賞設立者
    支部長 林 雄二郎
    審査基準
    化学と関連する現象に関して、その楽しさと背景に秘めるからくりをわかりやすく説明している出展を表彰します。
    副 賞
    ・周期表クリアファイル
    ・化学の日缶バッジ
    ・研究室見学
    授 賞
    化学ってキレイ!光る世界にいざチャレンジ!!
    宮城県多賀城高等学校 SS科学部
    授賞理由
    光を取り扱っている様々な取り組みの中で、化学反応から生み出される光について取り扱っているプログラムであり、他の光とも関連づけられれば、光の魅力の入り口になりうると感じました。具体的には、光が化学反応からも生み出せることを、身近な例や身近な製品と関連づけて説明し、実際にそれを体感させることで、興味を惹くものでした。子供たちも楽しそうに体験していることに加え、説明している高校生も楽しそう、かつ一所懸命であることが印象的でした。子供たちがうまくスプレーを扱えず、うまく発光が得られないこともありましたが、高校生が笑顔で励ましながら取り組んでいることにサイエンスデイに相応しいやりとりだったと感じました
    審査基準
    SRISではナノテラスを使って見えない物を見ることを目指しています。科学や技術、または身のまわりのものを見る、観察することに着目した展示を行った団体を受賞対象にいたします。
    副 賞
    東北大学SRISノベルティグッズなど
    授 賞
    ちっちゃな世界をのぞいてみよう!見えるかな?なにがあるかな?なにに使うのかな?
    宮城県工業高等学校 自然科学部
    授賞理由
    虫めがねや顕微鏡を使って肉眼では見ることのできない身のまわりのミクロの世界を見ることのできるプログラムです。顕微鏡で見せてくれた酵母菌が普段食べる食品に役立てられていることをポスターで説明する工夫が素晴らしいと思いました。また、ヤモリの粘着力や蓮の葉の撥水効果などミクロな構造によって機能が実現していることが分かりやすく伝えられており、それらを人工的に模倣した製品を実際に展示する工夫もありました。

    仙台歯科技工士専門学校 学校長賞

    賞設立者
    伊藤 多佳男
    審査基準
    科学技術発展の礎となるのは、自分の理解できないことを知ろうとする「知的好奇心」と自らの知的好奇心を満たすための「探究心」です。「教科書と違うことをやってみたい!」という遊び心や「まだ教科書に載っていないことを明らかにしてやろう!」「教科書の嘘を暴いてやろう!」という若い意欲と情熱を前面に出した出展で、こちらが思わず「なるほどね!」「面白い!」と笑顔で言いたくなるような取り組みを表彰させていただきます。
    副 賞
    ミニ義歯ストラップ
    出張授業体験(ご希望に応じて)
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    今年も電気!
    今回は、火力、原子力、再生可能エネルギーによる発電方式それぞれの特徴・利点・欠点について、とてもわかりやすく簡潔に説明を加えるだけでなく、「電車の模型に自分で発電した電気を送って走らせる」「自分が発電した電気を電磁誘導で送電対象に送る」「光の強さが太陽電池の発電量に与える影響を見る」といったことを、実際の体験を通して理解させようとする取り組みが素晴らしかったです。人間がよくわからないものを理解するためには、何と言っても「実際に見て」、「実際に手を動かす」ことが最善手ですね。個人的には太陽光発電ブースの「凝り過ぎずシンプル」に全振りした潔さがMVPですw

    発想が華丸で賞

    賞設立者
    仙台二華中学校 自然科学部
    審査基準
    対面を生かした発表や、中学生の視点から興味を惹かれるような演出をしたプログラムにこの賞を贈ります。その発表を見ることで「こんなこともできるんだ!」と科学の可能性を感じることができるような発表を期待しています。
    授 賞
    つくってみよう 小さな星空!
    仙台市立仙台高等学校天文地学部
    授賞理由
    星空を手作りするという斬新な発想が素晴らしいと考え、賞を贈らせていただきました。
    また、作り方も簡単なため、小さな子供が天文学に親しむきっかけとなる、非常に有意義な内容だと感じました。次回以降のサイエンスデイでも、地学のおもしろさを様々な人に伝えていって下さい。
    審査基準
    協働で取り組んだ成果のあとが見えるもの、私たちの暮らしや地域社会を豊かにすることにつながるもの、人々を笑顔にする力を持っているもの、まちづくりや建築につながるテーマ、ウィズ/アフターコロナ時代の暮らしを豊かにするテーマ、創造的なテーマ、未来のエスキースを描いているようなテーマ
    など
    副 賞
    建築学科オリジナルクッキーと大学オリジナルグッズの詰め合わせ
    授 賞
    五重塔を揺らしてみよう!木組み体験コーナーもあるよ!
    宮城県立大崎高等技術専門校
    授賞理由
    「建築」に関わる唯一の出展として、今年も多くの子どもたちの笑顔を届けてくれたことを評価いたします。木組み体験や、五重塔の揺れの体験を通して、過去が現在、そして未来につながることを伝えてくれました。建築の技術者不足は深刻です。未来のためにも、多くの子どもたちに建築やその技術に興味・関心を持ってもらえるように、このような活動や取り組みを継続されることを期待します。
    受賞者
    コメント
    この度は、名誉ある東北工大建築学部・建築学科賞を頂き大変光栄に存じます。1000年以上前に創造された五重塔が、木造の高層建築物であるにもかかわらず、倒壊した記録がないという事実に多くの方は驚嘆します。優れた耐震・制震性を有することは間違いないですが、そのメカニズムは現代の科学をもってしても不明な点が多いことにロマンを感じます。来場者の方々が熱心にクイズに答えてくださり、動く台座のハンドルを回し過ぎて、模型が倒壊寸前となって歓声があがるなど、余興としても楽しんでいただけたと思います。小さな家型の木組み体験には、子供たちが4~5人のチームとなって、骨組みを組み立ててもらいました。継手・仕口の複雑な形状を目でみて、組み上げてみて、屋根の上に登ってみて、という体験を通じて、大工が担う家づくりの一端を知ってもらえたのはうれしかったです。最後に、今回の出展が多くの方にとって伝統木造や技能の担い手について考えるきっかけとなっていましたら幸いです。
    審査基準
    創意工夫は無限にあり、自然現象の原理を見極めてこれを創造しながら、無限に応用することは科学技術の発達には重要な考え方です。
    科学技術の成り立ちと、その技術の応用事例などについて分かり易く説明している出展について評価します。
    副 賞
    日本無線「JRC」製オリジナルAM/FMラジオキット
    授 賞
    レーザーハープを演奏しよう!
    東北工業大学 工学部 情報通信工学課程 佐藤研究室
    授賞理由
    本展示では、日常で使われている、電波、光通信などの通信に使われる「レーザー」を使った技術を、音楽を奏でるしくみとして「ハープ」で楽しい演奏体験ができるように取り組んでいました。普段はあまり接することがないレーザーの性質ですが、その基本的な技術を実際の体験を通じて理解できるようにわかりやすく説明する工夫していました。
    具体的な展示内容では、「レーザーハープ」を使って、レーザー光の反射する性質について、ハープの弦の代わりに光ファイバーの代わりの、「水ファイバー」を弾く体験をしていました。さらに「レーザーハープ」の製作の工夫として、昨年までは音階が6種類でしたが、今年は音階を増やして12種類にして様々な難しい曲も演奏できるように工夫して多くの学生さんがサポートしていました。
    また学生さんの説明では、レーザーの技術の原理から動作と応用までの一連の内容も説明してあり、来場した多くの子供の他に親も含めて、通信の技術としての科学に興味を持つきっかけになっていたプログラムでした。この展示では通常は通信などに利用される影の技術となるレーザーですが、この基本技術を使用した「レーザーハープ」の演奏の仕組みが技術開発を考えた「創意工夫」でありますので、本賞を贈ります。

    心に鮮やかインプレッ賞

    賞設立者
    テラヘルツ光研究領域・理化学研究所
    審査基準
    わくわく感・はっとする気持ちなど、科学に関連する喜びや発見などを通じて、心を揺り動かす鮮やかな印象(インプレッション)を引き起こしてくれるテーマを選定したいと思います。既成概念や常識にとらわれない自由でオリジナルな発想を期待します!
    副 賞
    理研グッズ
    授 賞
    仙台一高Presents やってみたサイエンス
    宮城県仙台第一高等学校
    授賞理由
    環境問題、ジェンダー、職場環境、文化、物理・化学技術、情報技術など、現代社会の多様な課題に対し、独創的で柔軟な視点からアプローチした6つの研究について、それぞれのテーマは、社会的に重要かつ意義深いものであり、既成概念にとらわれることなく新たな解決策を模索していました。調査や考察が非常に深く、様々な方法や工夫による市場調査や文献調査も本格的で、結果を高い精度で裏付けていました。さらに、プレゼンテーションは、その成果を聴衆に伝える力強さと魅力を持ち、聞く者の心を引きつけていました。それらは、科学のわくわく感や発見の喜びをまさに体現したものであり、その独自性、創造性、そして努力が感じられました。

    東北大学大学院理学研究科長賞

    賞設立者
    都築暢夫・東北大学大学院理学研究科長
    審査基準
    皆さんの周りで起きている自然現象に「なぜだろう」と感じることはありませんか?「なぜだろう」を見つけ、もっと詳しく知りたいと思うことはありませんか。なぜ起きるのか仮説を立て、実験や観察を通して仮説が正しいか確かめ、「自然の理(ことわり)」を解明するのがサイエンス(理学)です。東北大学理学研究科は最先端研究を通じて「自然の理」を明らかにし、人類共通の知的財産を創造することで、人の心や生活を豊かにし、豊潤な社会の構築へとつなげています。東北大学理学研究科長賞は、皆さんの周りで起きている自然現象の中に見つけた「なぜだろう」を題材とした、サイエンスの楽しさあふれる出展プログラムに贈ります。
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    物理現象としての発電の仕組みと発電所から家庭や事業所に電気を送り届ける工学的または経済的な視点での解説まで、発電にまつわる科学技術について楽しく学ぶことができました。実際に手を動かし体験したり、作成する企画が盛り沢山で、科学部の皆さんが実験したり、調べたりしながら発電という物理現象の不思議の解明に挑んで掴んだ面白さが、来場者によく伝わっていました。サイエンスの楽しさが溢れた非常に優れたプログラムでした。

    電気学会東北支部長賞(電気はおもしろいっ賞)

    賞設立者
    一般社団法人電気学会 東北支部長 山田 利之
    審査基準
    電気に関する研究技術が「人」と結びつくプロセスを通じて知的好奇心を生み出し,心豊かな社会の創造に資するもの
    副 賞
    図書カード(10,000円分)
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    毎年テーマを変えて,今年は「発電」をテーマとしての出展。体験型の展示で発電をわかりやすく工夫しての発表・展示が,電気学会東北支部長賞の理念に沿い,授賞に相応しいものと評価しました。
    審査基準
    環境の視点から科学を「E」感じで表現したプログラムを表彰します。
    副 賞
    研究科グッズ(文房具セット)
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    火力、原子力に加えて太陽光発電等の再生可能エネルギーの原理、メリットデメリットの説明からはじまり、実際に手回し発電気での発電体験と送電の仕組みの説明、磁石や太陽光発電のデモンストレーション、圧電素子を用いたふりふり発電機の作成と、子供から大人まで非常に楽しめる上に、発電について学べるプログラムでした。また説明者の説明もわかりやすく、しっかりと質問にも答えてくれました。種々の発電技術を理解し、改善することや組み合わせることはエネルギー環境問題に取り組む社会において非常に重要であり、本プログラムを受賞対象としました。

    日本分光学会東北支部長賞

    賞設立者
    日本分光学会東北支部 支部長 藤井朱鳥
    審査基準
    分光学は様々な光による自然の観察を行う研究分野ですが、光による観察は非常に広く有力な手段として活躍しています。光を上手く使った研究、対象をよく観察し、工夫をこらした研究を評価します。
    副 賞
    クリスタルトロフィー
    授 賞
    化学ってキレイ!光る世界にいざチャレンジ!!
    宮城県多賀城高等学校 SS科学部
    授賞理由
    様々な化学発光をまさに目の前で体験できる面白い企画でした。演示の仕方が良く練られており、また安全管理が非常にしっかりしている点にも感心しました。そして、ルシフェリンの発光には「センス・オブ・ワンダー」が満ちていました。あの美しい光に魅了された参加者は多かったと思います。

    化学は楽しいで賞

    賞設立者
    東北工業大学工学部環境応用化学課程
    審査基準
    身近な生活のなかの現象や不思議、ちょっとした生活の工夫について、化学の知識や手法を通じて、出展者自らが楽しく説明をしてくれていること。そして、視聴した参加者のみなさんが、「へぇ~」「ほぅ」などと感嘆している様子がうかがえるプログラムを提供された出展者を表彰します。
    副 賞
    ・東北工業大学・環境応用化学課程名入り文具
    ・東北工業大学クッキー
    授 賞
    化学ってキレイ!光る世界にいざチャレンジ!!
    宮城県多賀城高等学校 SS科学部
    授賞理由
    化学実験を安全に手際よく実施するには、多くの事前準備と手順の確認が必要ですが、これを見事なチームワークにより完璧に進めている点に感心しました。限られた時間を有効にかつ安全に楽しく実験を進めており、また発光実験の美しさや不思議さに多くの参加者が歓喜の声を上げたていることが一番印象的でした。

    宮城県産業技術総合センター所長賞

    賞設立者
    宮城県産業技術総合センター所長賞 千代窪毅
    審査基準
    産業を支える科学技術について、わかりやすく、楽しく、感動できる内容で出展しているか、また、なぜそうなるのかわかりやすく解説しているかを重視します。
    副 賞
    宮城県産業技術総合センターによるデザイン力や加工技術を活用して作製したオリジナルのアクリル製の楯
    授 賞
    ドボクを体験 つよいぜ!!紙で橋をつくってみよう
    東北工業大学 工学部 都市工学課程
    授賞理由
    実際に手を動かして、紙で作った軽い箱桁橋が、ジュース1Lの重さに耐えられる驚きと感動を体験でき、子どもたちの知的好奇心を引き出していた取り組みでした。また、グルーガンを使った工作は、溶接の疑似体験にもなっており、ものづくりの楽しさを伝えるとともに、こうした技術が橋や道路の社会インフラを支えていることをわかりやすく説明していたことを評価し、この賞を贈ります。

    仙台三高わくわく賞

    賞設立者
    宮城県仙台第三高等学校 自然科学部
    審査基準
    「えっ、これどうなっているの??」と今まで見たことがない現象、装置、そしてその原理を知ったときの「その手があったか!」となる「科学って楽しいな」とわくわく感を感じさせてくれた団体を表彰します。
    副 賞
    高校につき、副賞はありません。すみません。
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    正12面体をはじめ、様々な多面体が展示されており、はじめてみる不思議できれいな形にわくわくしました。また、多面体は配られたシートから作成可能であるということで子どもたちがとても真剣に取り組んでいました。正12面体は3つのパーツだけなので一見簡単そうでしたが、実は難しく、だいぶ時間がかかりました(後ろの中学生は40分以上格闘していました!)。たくさんいた泉館山高校のスタッフが、来場者に声がけしてくれたり、できたときには驚いたり褒めてくれたりと一緒になって参加してくれました。複雑な多面体もこうなってできていくんだ!というプロセスが体感でき、できあがりのわくわく感もあり、この賞の受賞とします。
    審査基準
     このアワードは、私たちの身近な生活、とくに“衣・食・美”を豊かにしてくれるという観点から賞を差し上げたいと思います。
     たとえば、衣であれば繊維の科学、染色の科学、食であれば味の科学、栄養の科学、美であれば光学的自然科学、映像美学、自然学などの分野で、生活を豊かにするような興味深い現象や物を見つけて、それらの原理を解明して生活への応用を提案していただきたい。
    副 賞
    副賞  グラスアート『連』(れん)
    山口綾子先生(東北生活文化大学美術学部非常勤講師・本学出身)制作によるグラスアート作品
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    おとなもこどもも指先をじっと見つめ、多面体づくりに熱中する!そんな「場」を提供してくれたことと、完成まで優しく導いてくれた泉館山高校DXLabさんへ『TSBアワード』をお贈りします。サイエンスデイの賑やかな会場の中、多面体と対峙するこの一画だけは少し静かで、心地良い緊張感に包まれていました。見慣れない不思議な形を作る面白さ、これはまさしくサイエンスでありアートでもあるのです。

    東北大学大学院医工学研究科長賞

    賞設立者
    東北大学大学院医工学研究科長 西條 芳文
    審査基準
    東北大学大学院医工学研究科では、工学と医学のふたつの学問に立脚し生命の神秘に触れながら革新的な医療技術を生み出し人類の社会福祉に貢献する独創的な研究活動を行っています。そこで本研究科では、高校生以下の個人・団体を対象に、日々の生活に希望や喜びをもたらす独創的で優れたプログラムに賞を贈ります。
    副 賞
    アースクロック(時計)
    授 賞
    化学ってキレイ!光る世界にいざチャレンジ!!
    宮城県多賀城高等学校 SS科学部
    授賞理由
    暗くした教室に浮かび上がるルミノール反応の美しい発光がとても印象的で、参加した子どもたちに科学への興味や好奇心を抱かせる素晴らしい内容でした。子どもたちが説明を聞きながら自分の手で実験に取り組めるように、教室のレイアウト・実験の準備・説明の仕方がとてもよく工夫されていると感じました。
    審査基準
    電気電子に関する科学技術を、見ている人が楽しむことができ、分かり易くその可能性を感じることができる企画を実施できているかを評価して賞を決めたいと思います。また、出展者自身たちが楽しめているかどうかも評価したいと思います。
    副 賞
    ロボット工作キット
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    「電気」をテーマにした展示は、私たちの身近にありながら不思議な存在である電気について理解を深め、感じ取ることができる内容でした。生徒たちが主体となって電気の「なぜ」を探求する様々な展示を行い、その過程で来場者が楽しみながら学ぶ姿は非常に印象的でした。また、これらの展示が我々の電気電子工学課程が対象としている電気を扱っていた点も本賞の目的に合致していました。昨年度からさらに進化している点もよかったです。以上の点について高く評価し、賞を贈らせていただきます。

    東北工大情報通信工学課程賞

    賞設立者
    東北工業大学工学部情報通信工学科課程長 佐藤 篤
    審査基準
    情報通信に関連する技術について,わかりやすく解説している企画や,楽しい企画であって,情報通信工学の専門家の目から見てすばらしいと思える企画に与えます.
    副 賞
    アラームクロックと情報通信工学課程オリジナルクリアファイル
    授 賞
    サイバー攻撃被害からの脱出! - 謎解きで学ぶ情報セキュリティ -
    仙台高等専門学校 和泉研究室
    授賞理由
    仙台高等専門学校 和泉研究室の「サイバー攻撃被害からの脱出! - 謎解きで学ぶ情報セキュリティ -」は、情報通信技術の急速な普及・発展に伴い利用者側にとっても重要となってくる情報セキュリティについて、とてもわかりやすく伝えていました。特に、セキュリティインシデント防止のための情報システムの利用方法や暗号化のしくみについて、クイズやパズルを効果的に活用し楽しみながら学べる工夫をされていた点が素晴らしかったです。

    東北大学電気通信研究所所長賞

    賞設立者
    東北大学電気通信研究所 所長 石山 和志
    審査基準
    自分が感動したことを他の人にも伝えられたら、感動の輪が広がっていきます。新しい科学技術の感動の輪を楽しく広げているひとにこの賞を差し上げます。
    副 賞
    2025年10月11日(土)に開催される片平まつりにおいて「所長が案内する電気通信研究所一般公開見学ツアー」にご招待します。
    授 賞
    算数&理科好きな子この指とまれ!勉強嫌いな子この指とーまれ!
    泉館山高等学校総合科学部
    授賞理由
    科学の感動をまず自分が楽しんで、そしてその感動を来場者と共有している様子がとても印象的でした。会場が笑顔と驚きにあふれていたのでこの賞を送ります。

    サイエンス・デイ TU賞

    賞設立者
    東北大学名誉教授 内田龍男
    審査基準
    科学や技術の発展は、人をわくわくさせるような発見や創意工夫から出発しています。この賞は、そのような夢や希望あふれるものに贈りたいと思います。
    副 賞
    Plaque楯
    授 賞
    ヒトの体を測る・診る・治す「医工学」の技術を体験してみよう!
    東北大学大学院医工学研究科
    授賞理由
    東北大学で、医学部と工学部が連携して2008年に日本で初めて医工学研究科が構成されました。これによって病気の診断や治療に関して、医学の方式と工学の方式が組み合わされて大変有効な方法が始まったようです。サイエンス・デイでこの内容を詳しく説明され、今後、人々の病気の治療などが有効に行われ、幸せな社会が発展すると期待されます。多くの参加者に大変ていねいに説明されまして、今回の賞とさせていただきます。

    バリューデザイン未来共創賞

    賞設立者
    東北大学 バリューデザイン教育センター長 森谷祐一
    審査基準
    本賞では、科学を通じた取り組みが「新たな価値を生み出す力(バリューデザイン)」や「自ら課題を見つけて行動する力(アントレプレナーシップ)」につながっているかどうかを評価の基準とします。特に、制作物に新しい視点や機能が取り入れられていること、身近な課題に対して自ら気づき、工夫しながら挑戦している姿勢、さらに来場者が「自分もやってみたい」と感じられる魅力的な内容であることを重視します。加えて、図や模型、実演などを活用したわかりやすい説明、身近な素材を活かした独創的なアイデア、そして探究心や知的好奇心が伝わってくる展示も評価対象となります。科学の力によって未来に新しい価値を創出しようとする意欲と姿勢を、何よりも大切にします。
    副 賞
    バリューデザイン便利グッズ
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    仙台青陵中等教育学校 科学部の展示「身近な疑問がいーっぱい!『発電』って面白いを感じてね」は、科学を通じた価値創造と探究の優れた実践でした。「発電」という高度な概念を、子どもから大人まで楽しめる体験型ブースで提示し、来場者を「疑問」から「体験」、そして「発見」へと導く工夫が凝らされていました。この展示は、日常の電力・エネルギー課題に対する問いから試行錯誤を重ねて構築されており、まさに「課題発見から価値創造へ」というバリューデザインの模範例です。また、来場者の好奇心を引き出す構成と、対話的な説明スタイルは、科学への共感と「自分もやってみたい」という意欲を促進していました。今後も「未来を共に創る」科学展示としてのさらなる発展が期待されます。

    「NanoTerasu」賞

    賞設立者
    川上伸昭・NanoTerasu総括事務局長
    審査基準
    最先端の科学技術を活用して、さまざまなことを解き明かす放射光施設「NanoTerasu」。そのしくみや魅力をこどもたちに伝えるためには、難しい科学をやさしく、わかりやすく伝える工夫が必要です。そこで本賞では、科学技術を創造的かつ親しみやすい方法で表現し、こどもたちの理解や興味を引き出した団体を表彰します。
    副 賞
    NanoTerasu特製クリアファイル
    NanoTerasuTシャツ
    NanoTerasu加速器特別見学権
    授 賞
    光をわけて普段と違う世界を見てみよう!
    宮城県仙台第三高等学校自然科学部
    授賞理由
    「光」や「色」といった身近なテーマを、偏光板や偏光顕微鏡などの本格的な科学的手法を用いて、わかりやすく美しく紹介していました。特に偏光板の説明では、光とスリットの関係を段ボールを使って視覚的に示すなど、工夫が凝らされていました。参加者の反応を見ながら丁寧に説明を進め、偏光を自ら理解し、伝えようとする姿勢にも好感が持てました。「NanoTerasu」賞は、科学技術を創造的かつ親しみやすく表現し、こどもたちの理解や興味を引き出した団体を表彰するものであり、宮城県仙台第三高等学校自然科学部に本賞を授与します。
    受賞者
    コメント
    素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います。私達は偏光板、偏光顕微鏡をつかって光の見え方を表しました。段ボールを使って原理を説明したり、プラスチックを曲げて変化を見せたりと工夫しました。ビタミンCを偏光顕微鏡で見ると幾何学的でとてもきれいです。多くの人に見てもらいたいという思いで準備しました。また、偏光顕微鏡の工作も大好評で120人分を準備しましたが午前中でなくなってしましました。来年はもっともっと準備をして多くの人に作ってもらいたいと思います。改めまして、私達のところに足を運んでいただき、また、1団体に1つしかない賞に選んでいただき感謝の気持ちで一杯です。大切にしていきたいと思います。

    宮城大学 Wow‼ Award

    賞設立者
    宮城大学学長 佐々木啓一
    審査基準
    私たちは気候変動やエネルギー問題などのグローバルな課題や、人口減少や過疎化などのローカルな課題を数多く抱えています。このような時にこそ、課題の本質を見極め、その解決を図ること、すなわちサイエンスが必要です。宮城大学は、身近な社会課題を探求・解決するサイエンスを基盤とする教育研究により、社会変革を先導することを信条としています。このような視点で、Wow‼と驚く提案を見つけたいと思います。
    副 賞
    宮城大学公式ノベルティ「MYU CANDY」(PAPABUBBLE)を贈賞式にてお渡しします。
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    果物を使った円の面積の求め方、水圧を用いた浮沈子の体験コーナー、努力の結晶により作り上げたテンセグリティ構造模型など、子どもたちがあっ!と驚くような展示が魅力的でした。そして等面体のクラフト制作のコーナーはたくさんの子どもたちが集まって、一生懸命作っていたところもとても印象的です。泉館山高校DXLabの皆さん、総合科学部の皆さんのチームワークによる一つの空間づくりに「Wow!!」となりましたので、本賞を贈りたいと思います。

    東北大学工学研究科創造工学センター賞

    賞設立者
    東北大学工学研究科創造工学センター長 山口 健
    審査基準
    科学技術や工学の次世代への理解促進を目的に、地域に根ざして実践されている取り組みを対象とします。
    特に、工学が社会の発展を支えていることや工学研究が自分たちの夢を実現するワクワクする営みであることを伝えている取り組みを高く評価します。
    副 賞
    東北大学工学研究科・工学部 創造工学センター及び関連研究室ツアー 招待券
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    泉館山高等学校にあるレーザーカッターを使ってパーツを作成し、「等面体」と呼ばれる、すべての面が同じ形をした多面体を参加者に組み立てさせていました。
    参加者の理解度や経験に応じてパーツを調整し、説明方法も工夫することで、非常に分かりやすい内容となっていました。
    審査基準
    科学や技術を、小学生、中学生に、最もわかりやすく説明あるいは体験させた団体に贈ります。子どもの時から科学や技術に興味をもつことはとても大切です。それ以上に、興味をもってもらう努力をすることの方が大切です。そうした先進の取り組みをした団体を表彰したいと思います。
    副 賞
    1. 東北大学 多元物質科学研究所 概要
    2. 東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS) 概要
    3. リーフレット「Science Adventure」
    4. 名入れエコバッグ
    5. 名入れ付箋
    6. 名入れボールペン
    7. 形状記録合金
    授 賞
    二華中水世界
    仙台ニ華中学校 自然科学部
    授賞理由
    梅雨明けの猛暑日に思わず「水世界」に惹きつけられて会場に足を運びました。部屋に入るとまず「つかめる水」のコーナーです。容器に入った無色透明の水に指を入れると確かに水がつかめます。これは、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシムの反応によってゲル化したものとのことでした。ディズニー映画「アナ雪」に登場する不思議な雪だるまオラフを題材とした「塩析」の実験も分かりやすくて良かったです。サイフォンの原理や蒸留の実験も工夫されていましたが、私にとって不思議な魅力だったのは高温の水が低温の水よりも短い時間で凍結する現象「ムペンバ効果」のコーナーでした。頭の中で理由を考えてみました。まさに暑さを忘れる「水世界」への誘いでした。

    HOKUSHU仙台市科学館長賞

    賞設立者
    HOKUSHU仙台市科学館長 加藤 民夫
    審査基準
    仙台市科学館の基本方針である「見て・触れて・ためす」科学に近いプログラムであるか、チャレンジ性があるかをポイントに審査します。     
    ①「見て・触れて・ためす」科学・・・・参加者が実際に触れたり・製作したり・体験したり・観察したりする体験を通し、様々な要素について考えながら取り組めるプログラムであるか。
    ②チャレンジ性・・・・失敗を改善しながら,成功までのプロセスを楽しめるプログラムであるか。
    副 賞
    科学館を会場にしてのイベントプログラム(展示発表やワークショップ等)開催の権利を授与します。(令和7年度内に実施)
    授 賞
    電気の魔法で物質を分解!電気分解の冒険
    宮城県工業高等学校化工部
    授賞理由
    電気分解を題材にして様々な溶液を使い実験を行っていました。小学生には、イオン化傾向など少し専門的で難しい内容ですが、丁寧にこどもたちの素朴な疑問や質問に答えながら実験を進めて行く過程がとても素晴らしかったです。こどもたちは実際に研究者になったつもりで実験に参加している姿が見られました。その探求心あふれる姿は当館のコンセプトでもある「見て、触れて、試す科学」の審査基準を満たしたプログラム内容でした。

    仙台管区気象台長賞

    賞設立者
    仙台管区気象台 台長 鎌谷紀子
    審査基準
    ジャンルを問わず、科学への強い探求心や将来性を感じるプログラムを表彰します。
    副 賞
    はれるんグッズ
    授 賞
    算数&理科好きな子この指とまれ!勉強嫌いな子この指とーまれ!
    泉館山高等学校総合科学部
    授賞理由
    日常の中の不思議な現象や「なぜだろう?」と思うことに目を向け、その裏にある科学を解説するだけでなく、来場者にも「そうだったのか!」と感じてもらえるような分かりやすい説明で、科学の楽しさをしっかりと伝えていました。科学への強い興味と伝える力をあわせ持ち、未来の科学者としての大きな可能性が感じられる魅力的な展示でした。

    日本光学会東北支部賞

    賞設立者
    縄田耕二・日本光学会東北支部委員
    審査基準
    一般社団法人日本光学会は、光学に関する研究の推進および技術の向上を目的としています。サイエンスデイでは、光に関する現象・原理・技術などを使って来場者の知的好奇心を刺激する出展に賞を贈ります。
    副 賞
    日本光学会ピンバッジ1個・日本光学会クリアファイル10部
    授 賞
    光をわけて普段と違う世界を見てみよう!
    宮城県仙台第三高等学校自然科学部
    授賞理由
    光は電磁波であり、波としての特性があることは知られています。しかしながら、目で見ることのできない光の波を如何に「見える化」するかは専門家でも頭を悩ます課題です。今回の出典では偏光を利用して、色として可視化する工夫を凝らした展示でだったと感じました。実験では、偏光板を回転させて色が変わる様子を見ることが小さい子供でも出来、身近な鉱石の違いを見せてくれました。紹介動画の作成を含めた創意工夫に賞を贈ります。
    受賞者
    コメント
    素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います。私達は偏光板、偏光顕微鏡をつかって光の見え方を表しました。段ボールを使って原理を説明したり、プラスチックを曲げて変化を見せたりと工夫しました。ビタミンCを偏光顕微鏡で見ると幾何学的でとてもきれいです。多くの人に見てもらいたいという思いで準備しました。また、偏光顕微鏡の工作も大好評で120人分を準備しましたが午前中でなくなってしましました。来年はもっともっと準備をして多くの人に作ってもらいたいと思います。改めまして、私達のところに足を運んでいただき、また、1団体に1つしかない賞に選んでいただき感謝の気持ちで一杯です。大切にしていきたいと思います。

    東北大学大学院農学研究科長賞

    賞設立者
    北澤 春樹・東北大学大学院農学研究科長
    審査基準
    農学は食料生産や食品加工を含む社会や環境との関わり合いを研究する生物産業科学という幅広い学問です。将来、科学技術の発展に貢献してくれるきっかけとなる取組みを評価します。
    副 賞
    東北大学グッズ
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    子どもたちの興味を引きやすい電車の模型を使って発電のしくみを伝えるというアイデアが、とても魅力的でした。発電機で実際に動く電車の模型は細部まで精巧に作られており、学生の皆さんの高い技術力と、準備にかけた努力が伝わってきました。また、火力発電や原子力発電など、さまざまな発電方法について紙芝居を使って丁寧に説明する姿も印象的でした。それぞれのしくみだけでなく、社会的な課題にも触れながら分かりやすく伝えようとする姿勢には、科学を伝える喜びと責任が感じられ、将来の科学技術の担い手としての成長と活躍が大いに期待されます。これらの点を高く評価し、本賞を贈呈いたします。

    国立仙台高等専門学校 校長賞

    賞設立者
    国立仙台高等専門学校 校長 橋爪秀利
    審査基準
    自然の神秘に感動する企画や、科学や工学の魅力にワクワクする企画など、サイエンスへの関心を高める素晴らしい企画を表彰いたします。
    副 賞
    特製の盾
    授 賞
    算数&理科好きな子この指とまれ!勉強嫌いな子この指とーまれ!
    泉館山高等学校総合科学部
    授賞理由
    金魚の中の空気の体積が変化しているのが見えるように工夫されており、浮力の原理を、目で見て実感でき、子どもたちも目を輝かせて金魚を浮かべたり沈めたりしていました。小さい子どもたちが科学への関心を高めるきっかけになる素晴らしい企画と考え、選ばせて頂きました。

    国立仙台高等専門学校名取キャンパス賞

    賞設立者
    国立仙台高等専門学校 名取キャンパス副校長 伊藤 昌彦
    審査基準
    身近なものに潜んでいる科学に気づいたり、何かを発見したりしてワクワクした喜びを表現し伝えてくれる企画へ贈りたいと思います。
    副 賞
    特製の盾
    授 賞
    二華中水世界
    仙台ニ華中学校 自然科学部
    授賞理由
    「水が織りなす、美しい科学の世界」と題して、”つかめる水について”、”サイフォンの原理について”、”蒸留をいっぱいやってみたい”、”ムペンバ効果で熱湯が急凍”などを採り上げ、現象について情報を集め深く理解し、自分たちで再現実験を何度も行い、得られた結果について考察し、生き生きと発表している姿は、この賞の主旨に合致しており、授与するにふさわしいと考えました。

    国立仙台高等専門学校広瀬キャンパス賞

    賞設立者
    国立仙台高等専門学校 広瀬キャンパス副校長 白根 崇
    審査基準
    小学生や中学生が、科学や技術を学びたい!と、目を輝かせるようなものに贈ります。
    副 賞
    特製の盾
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    多面体の面白さは、その物だけではなく、その展開図にもあると思います。3Dプリンタなどでは味わえない手作業の面白さに好感を持ちました。熱心に多面体作成に集中する子供たちと親切に指導している生徒さんたちの姿が印象的で、感銘を受けました。
    審査基準
    ソニーグループでは、新教育プログラム「CurioStep(キュリオステップ)」を通し、あらゆる子どもたちの好奇心を拡げ、創造性や問題解決力、多様性を受け入れる力の向上をサポートするブログラムを全国で開催中です。このコンセプトに沿い子どもたちが創意工夫しながら主体的に取り組み、未来への夢や希望、また好奇心を掻き立てられるような演示を行った学校・団体様に対して贈呈させていただきます。
    副 賞
    ソニー製品
    ※テレビ、ビデオカメラ、ブルーレイプレーヤー、ワイヤレススピーカーなど、リストの中から受賞者のご希望のソニー製品を贈呈します。
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    いろいろな発電方式を楽しく体感できる多彩なブースにより、参加者自身が学びを得られる場を創出した点を評価しました。磁石から出る磁力線を可視化したりして従来の電磁誘導式の発電機の原理説明を行い、実際にダイナモで自動車や電車の模型を動かすことで発電の効果を可視化するなど工夫を凝らした実演や、再生可能発電方式の体験型演示など、好奇心を刺激するアプローチで、子供たちがそれぞれの発電方式の原理とおもしろさを知る良い機会になっていました。子どもたちに さらに深い学びの場を提供してくれることに期待をしてこの賞を贈ります。

    東北公益文科大学ジュニアドクター鳥海塾賞

    賞設立者
    東北公益文科大学 ジュニアドクター鳥海塾
    審査基準
    東北公益文科大学ジュニアドクター鳥海塾で学ぶ小中学生40名ほどが
    当日、会場内の各ブースを体験させていただきます。
    塾生たちの目線から、次の3つの観点で総合的に評価して表彰いたします。
    ①公益的な要素(地域のため・誰かのため・未来のため)が感じられるもの
    ②楽しめたもの
    ③学びを得られたもの
    授 賞
    攻撃者から身を守れ! ~情報セキュリティの基本を楽しく学ぼう~
    東北工業大学 工学部 情報通信工学科 角田研究室
    授賞理由
    身近なところにひそむ危険として情報セキュリティ問題はとても重要な位置付けです。しかし、その根本的理解には数学的背景の知識が不可欠であるため、なかなか身につけることが難しいのが現状です。本展示はこれをゲーム形式とすることで、子どもを含めた多くの人がインターネットに潜む危険性やその事例について楽しく学ぶことができるようになっており、見学した小中学生はいずれも今後の心掛けを新たにすることができました。以上のように、公益的かつ教育性豊かな展示であることから東北公益文科大学ジュニアドクター鳥海塾賞を贈ります。

    こども未来賞

    賞設立者
    仙台市教育委員会
    審査基準
    ①子どもたちが自然の不思議さやすばらしさ、科学の有用性を再発見する内容であるか。
    ②子どもたちがチャレンジすることの価値を実感できる内容であるか。
    ③子どもたちが学んだことを活かすことにつながる内容であるか。
    ④子どもが大人(親子)と一緒に関わり合いながら学ぶことができる内容であるか。
    副 賞
    仙台市天文台招待券20枚
    授 賞
    二華中水世界
    仙台ニ華中学校 自然科学部
    授賞理由
     身近にある水の不思議を題材とし、仮設・実験・考察のプロセスでこどもたちの探求心を深めるすばらしい講座プログラムでした。サイフォンの原理や蒸留、水温の高い水の方が低い水よりも早く凍るムペンバ効果、シリカゲルの効果によるつかめる水、水圧砲など、水の特性に応じた様々な現象を扱い、日常生活とかかわりのある内容について、こどもの目線で丁寧に説明していました。空想世界での事象を科学で説明するユニークな試みや、参加者みんなで楽しむサイエンスショーも行われていました。
     目を輝かせながら学ぶこどもたちの姿が見られ、未来で活躍する科学者になるきっかけにつながると思いました。(280字)
    審査基準
    地学と人の生活がどのように関係しているかを興味深く、わかりやすく解説している出展者に贈呈いたします。
    副 賞
    副賞として、当法人で出版した書籍「自然災害へのそなえ~マイマップづくりのススメ~」と「自然災害についての 防災Q&A 100」を各1冊と当法人の出身母体の公益社団法人日本技術士会東北本部応用理学部会の技術サロンでの講演権を贈呈いたします。
    授 賞
    仙台・東北のお祭りをビッグデータで見てみよう!
    公立大学法人宮城大学 太田研究室
    授賞理由
    「お祭り」という心躍るテーマを切り口に、難解なビッグデータ解析を、誰もが楽しめる身近な研究として提示された着眼点は、サイエンスの魅力を伝える上で大変素晴らしいものです。
    この研究の本質は、楽しさだけに留まらず「人の暮らしと災害」という、防災・減災の根源的な視点を示唆しています。平時の人々の動きを詳細に捉えるアプローチは、万が一の災害時における安全な避難誘導や都市計画に直結する、まさにこれからの「役に立つ地学」に欠かせない分野だと気付かされました。人流ビッグデータの活用は、私たちの安全・安心な暮らしに不可欠です。その探究心と着眼点に敬意を表し、今後のさらなるご活躍を期待しております。
    受賞者
    コメント
    この度は「役に立つ地学賞2025」をいただき、誠にありがとうございます。私たちの出展では、仙台・東北のお祭りをテーマに、携帯電話ネットワークから得られる人流ビッグデータの可能性を小中学生から大人まで幅広い世代にお伝えしました。人手不足や資金不足に直面している地域のお祭りについて、クイズやAIを活用した未来のお祭りアイデア創出コーナーを通じて参加者の応援や関心を高めることができました。また、人流ビッグデータの活用事例として防災計画をはじめ、まちづくり、観光振興などを紹介し、データサイエンスが私たちの暮らしを支え、地域の課題解決に活用できることへの理解を深めていただけたと思います。今後も継続的な探究活動と情報発信(https://matsuri-design.notion.site/)に注力し、地域社会の安全と発展に貢献してまいります。
    審査基準
    この賞は、自らの好奇心や想いを起点として、「科学って楽しい!」「もっともっと探究したい!」という想いが溢れて伝わってくる皆さんに贈ります。また、探究してきたプロセスにおいて、研究チームの一人一人が主役となって科学を楽しんでこれたことが伝わってきた方々にお贈りしたいです。
    授 賞
    二華中水世界
    仙台ニ華中学校 自然科学部
    授賞理由
    仙台二華中学校の自然科学部の皆さん、まずは本当に素敵な研究発表をありがとうございました。
    水、というテーマに基づいて、各チーム、様々な切り口からの研究を見させていただきました。
    アナと雪の女王のオラフが主題になっていたり、理科の授業で習う「蒸留」について深めてみたりと、その好奇心は大変多様で、興味深く発表を聴かせていただきました。
    また、「ムペンバ効果」について着目し実験を行ったチームも大変印象的でした。身近な「気になる!」から、じゃあ自分たちで検証してみよう、という素朴でありながら本来の学びの本質とも言えるプロセス全体を聴かせていただき、学生さんたちのわくわくが伝わってきて、聴いている方も楽しく科学に触れられた時間でした。

    そして、一つの教室を貸し切って発表を行っていた自然科学部のみなさんでしたが、教室のどのブースを見ても、チームの一人だけが研究について話しているという状況はなく、チームの一人一人がとても良い表情で研究について語っていた姿が何よりも印象的でした。

    それぞれのチームで、皆さん自身の好奇心を起点とした研究がなされており、また、一人一人が、自分の言葉でいきいきと語っている姿に、私たちから「ベストオーナ-シップ賞」をお贈りしたいと思います。

    是非今後も、ワクワクする気持ちを大切に、楽しんで探究していって欲しいなと思います。

    この度は本当に素敵な発表を、ありがとうございました!

    応用物理学会東北支部長賞(しぶいで賞)

    賞設立者
    宮﨑讓・応用物理学会東北支部長
    審査基準
    1.一見地味なように見えるが味があり、光るものをもっている。
    2.使われている技術は世の中のためになる(応用できる)ものであること。
    副 賞
    1. しぶ茶(深蒸し茶)
    2. 応用物理学会東北支部オリジナル実験キット
    3. 応用物理学会に所属する大学の研究室見学(ご希望内容によっては,調整をお願いする場合がございます)
    授 賞
    ~ 電波って ナーニ?? ~ 電波を使うと遠くの人とお話ができます!?
    一般社団法人日本アマチュア無線連盟宮城県支部
    授賞理由
    アマチュア無線の交信やモールス符号の体験コーナーをはじめ、航空・船舶無線の傍受によるリアルタイム位置表示、最新の無線通信技術の展示など、見えない相手と通信する手段としての電波の魅力を、様々な角度から伝える興味深い展示で、小中学生から大人まで幅広く楽しめる内容でした。また、発明から100年を経てもなお、短波通信において使用されている八木・宇田アンテナの指向性を一目で理解できる展示では、当該アンテナの性能を改めて実感しました。以上より審査基準に照らし、最も本賞に相応しい展示であると判断しました。
    審査基準
    金属を含む材料、素材に関して、身近なものに対して奇想天外な着想をもって挑戦的かつ意欲的に取り組んだオリジナリティー溢れる企画・展示を対象とします。未来の金属博士を称えて表彰します。
    副 賞
    表彰盾 
    日本金属学会 コースター
    授 賞
    まじかるマグネット ~磁石(じしゃく)であそぼう~
    東北学院大学 工学総合研究所
    授賞理由
    子どもの頃からずっと磁石は魔法の石です。見えない何かによって、くっ付いたり、はなれたり。いろいろな工夫を凝らし、私たちはこれを遊びの道具にしました。大人になって、この魔法の磁石は、生活を常に新しく、豊かにする暮らしの道具になりました。金属学会でも、KS磁石鋼で知られる本多光太郎・初代会長の頃から今日に至るまで、磁石の基礎・応用研究が討論されています。この展示では、磁石が持つ実に多彩な特殊能力が、工夫を凝らした方法で、直感的に分かりやすく示されていました。魔法にかかった子どもたちが楽しんで、驚く姿が印象的でした。ネオジム磁石に多数の鉄球がくっ付く宣伝写真も豪快で、既に心奪われてしまいます。
    審査基準
    産総研では「ともに挑む。つぎを創る。」というビジョンのもと、イノベーション創出による社会課題解決を目指しています。この取り組みを踏まえ、科学技術から生まれる夢を表現している出展を評価します。
    副 賞
    選べる産総研体験チケット
    ①産総研東北センター見学
    ②アザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」1日出張
    ※①②のどちらかひとつを選択
    授 賞
    二華中水世界
    仙台ニ華中学校 自然科学部
    授賞理由
    暑い中、「水」に着目して、さまざまな研究を発表していました。一生懸命に説明している姿に科学に対しての熱意を感じました。科学に対しての熱意は何よりも大切にして今後も研究を進めてください。

    IEEE Sendai WIE 活躍賞

    賞設立者
    IEEE Sendai WIE
    審査基準
    科学や技術、またそれらの教育に対して自由な発想で活動しており、かつ男女共同参画の観点から、女性研究者の活動促進・支援の観点からも評価できる団体に対し授与する。
    副 賞
    IEEE Sendai WIE グッズ
    IEEE Sendai WIE Webページへの活動紹介掲載
    授 賞
    仙台一高Presents やってみたサイエンス
    宮城県仙台第一高等学校
    授賞理由
    IEEE Sendai WIEでは女性の技術者や研究者への支援を目的として活動しております。仙台一高さんの出展では、ジェンダー平等に関する発表題材が複数あり、積極的に説明をしてくれました。非常に高い意識をもって授業の課題に取り組んでいることが伝わり、感銘を受けました。今後、分野にかかわらず女性が活躍する社会を牽引する人材に成長し、活躍しほしいという期待を込めて選ばせていただきました。ぜひ、これからの子供たちのロールモデルとなっていただきたいです。
    審査基準
    ヒトの身体(からだ)仕組みは複雑ですが、その仕組みをわかりやすく説明している出典について、将来の医療にどのように役立つかという視点で評価し、表彰します。
    副 賞
    東北医科薬科大学 オリジナルグッズ
    授 賞
    食虫植物の世界 食品とPHの関係を調べてみよう!
    宮城県仙台向山高等学校 自然科学部
    授賞理由
    「食べ物が腐ると酸っぱくなる」という身近な気づきを出発点に、実際に食べ物が腐敗するとpHがどう変化するかを調べた研究は、とても身近で面白いテーマだと思いました。特に、実験結果から導かれた考察がとてもユニークで、聞いていて面白かったです。食品のpHの変化は食中毒などにも関わるため,こうした視点は将来の医療や健康にも繋がる可能性を感じました。身近な疑問から丁寧に科学を探っていた姿勢がとても好印象であると感じました。

    映像情報メディア学会東北支部賞

    賞設立者
    映像情報メディア学会東北支部 支部長 工藤 栄亮
    審査基準
    映像情報メディア学会は、映像情報メディアに関する学理ならびに技術の進歩向上、普及をはかることを目的に活動を行っています。映像情報メディアに関連した内容で、魅力的でわかりやすい展示を評価します。
    副 賞
    会員企業からのノベルティグッズ詰め合わせ
    授 賞
    いつでも・どこでも・だれでも天体観測 ~インターネット望遠鏡とVRプラネタリウムの体験~
    インターネット望遠鏡プロジェクト
    授賞理由
    本格的な天体観測をインターネット望遠鏡を利用して気軽に体験できるプログラムでした。また、VRプラネタリウムはインターネット望遠鏡で作成した星座の映像を利用してプラネタリウムの疑似体験ができ、興味津々にVRゴーグルを覗き込んでいるお子さん達が科学に触れ合う貴重な機会を提供していました。我々の学会が対象としている映像情報を扱っていることも本賞の目的に合致しており、科学の発展への皆さんの地道な取り組みに敬意を評して表彰させていただきます。

    トヨタバッテリー賞

    賞設立者
    トヨタバッテリー株式会社
    審査基準
    トヨタバッテリーでは「常にシンカする」「新たな道に挑む」という価値観を大切にしております。失敗をしても常に改善をしシンカ(進化/深化)を感じられる内容や、新たな視点でチャレンジされた出展団体様を表彰いたします。
    副 賞
    1,トヨタバッテリー オリジナルグッズ
    2,(ご希望があれば)宮城工場の工場見学へご招待
    授 賞
    仙台一高Presents やってみたサイエンス
    宮城県仙台第一高等学校
    授賞理由
    6つの研究発表は、新鮮な目線で日常生活における疑問や課題を認識し、チャレンジングなテーマ設定をされておられました。また難しいテーマに対して丁寧に情報を集めて分析し、地道な試行錯誤を通じて 課題解決の方向性を絞り込み明確な解を提示されていました。果敢にチャレンジしていく姿勢と、的確な課題解決のアプローチができている点をたたえるとともに、若い皆さんの未来の可能性に期待し表彰いたします。

    ファミリーでワクワク!科学を楽しめるで賞

    賞設立者
    ララガーデン長町オペレーションセンター所長 桑田 泰博
    審査基準
    ララガーデン長町は仙台市太白区にファミリー向けの商業施設として誕生し、16年目を迎えます。これからも「家族の時間をワクワクさせる、ゆたかにするデイリーコミュニティモール」を目指してまいりますので、施設方針に沿って、小さなお子さまも含めた家族みんなで学べる・楽しめる発表・出展を表彰いたします
    副 賞
    ララガーデン長町で使える「ライフスタイルパーク共通お買い物・お食事券 10,000円分」
    ※部活動で使用する消耗品や備品などの購入にお役立てください。
    授 賞
    算数&理科好きな子この指とまれ!勉強嫌いな子この指とーまれ!
    泉館山高等学校総合科学部
    授賞理由
    「オレンジでもとめよう!円の面積」は、円に関する公式の原理を、果物を使ったパズル形式で視覚的に学べる仕組みとなっており、小さなお子さまでも楽しく取り組めるような工夫が見られました。浮沈子のワークショップについても、高校生レベルの原理をかみ砕いてわかりやすく解説しており、お子さまの「疑問」や「不思議」が「知識」に変わる瞬間を目にすることができました。どちらも、大人も一緒に参加でき、お子さまにとっても「ちょっと背伸びした学びの機会」の場として、今後の興味関心につながるプログラムになっていたため、選出させていただきます。

    東北大学工学研究科 未来への挑戦賞

    賞設立者
    東北大学大学院工学研究科長  伊藤彰則
    審査基準
    東北大学大学院工学研究科は、知的創造の国際的拠点として、真理の探究を通して将来の問題を先見するとともに現在の社会的要請に応え、人類にとって豊かな社会と自然環境を実現するための科学技術の創成と発展に貢献することを研究目的としております。この趣旨に基づき、東北大学工学研究科未来への挑戦賞は、サイエンスデイに出展されたものの中から、特に独創性に優れ、未来社会の創造に資するアイデアを持った発表に対して贈られます。
    副 賞
    東北大学マグカップ
    授 賞
    仙台一高Presents やってみたサイエンス
    宮城県仙台第一高等学校
    授賞理由
    社会課題から科学・工学・情報科学まで、幅広い分野で面白くレベルの高い研究を繰り広げていました。

    東北大学サイエンス・アンバサダー賞

    賞設立者
    東北大学サイエンス・アンバサダー
    審査基準
    サイエンス・アンバサダー (SA) は、次世代の研究者を目指す小中高校生にセミナーや実験教室などを通して科学の楽しさ・面白さを伝えつつ、身近なロールモデルとなることを目指し結集した大学院生です。身近にある科学を出展者自身が楽しく伝え、聴衆が科学って面白い、自分もやってみたいと心を動かされている様子が見られた取り組みを本賞にて表彰します。
    副 賞
    サイエンス・アンバサダーのマスコット「たまか」のこけし
    授 賞
    光をわけて普段と違う世界を見てみよう!
    宮城県仙台第三高等学校自然科学部
    授賞理由
    本展示では、偏光板の仕組みを段階的に説明することで、来場者が徐々に理解を深めていく様子が印象的でした。また、実際にミニ偏光板顕微鏡を作製できる体験ブースも設けられており、科学の原理を「見て・触れて・試せる」工夫を高く評価しました。各説明ブースには担当者が配置されており、来場者一人ひとりと丁寧にコミュニケーションを取りながら、テンポよく進行していた点も好印象でした。小中高生を中心とした聴衆が楽しそうに参加している様子が多く見られ、科学の面白さがしっかりと伝わっていると感じたことから、本賞にふさわしい取り組みであると評価しました。
    受賞者
    コメント
    素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います。私達は偏光板、偏光顕微鏡をつかって光の見え方を表しました。段ボールを使って原理を説明したり、プラスチックを曲げて変化を見せたりと工夫しました。ビタミンCを偏光顕微鏡で見ると幾何学的でとてもきれいです。多くの人に見てもらいたいという思いで準備しました。また、偏光顕微鏡の工作も大好評で120人分を準備しましたが午前中でなくなってしましました。来年はもっともっと準備をして多くの人に作ってもらいたいと思います。改めまして、私達のところに足を運んでいただき、また、1団体に1つしかない賞に選んでいただき感謝の気持ちで一杯です。大切にしていきたいと思います。

    日本物理学会東北支部長賞

    賞設立者
    日本物理学会東北支部長 木村憲彰
    審査基準
    高校生以下の方の出展を対象として、物理現象の面白さを上手にアピールすると同時に、その現象の根本にある原理をわかりやすく伝えているかどうかを重視して選定したいと思います。身の周りにある面白い現象、不思議な現象に対する好奇心を刺激するような発表を楽しみにしています。
    副 賞
    電気の源の電子について書かれた本「電子を知れば科学がわかる」江馬一弘(著)を贈呈します。
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    私たちの生活に欠かせない電気がどのようして作られているか、またその電気がどのように届けられているかをわかりやすく伝えていました。また、圧電素子を使った発電機など、おもちゃを手作りしてもらって実際に電気が発生する様子を体験させるなど、工夫を凝らしたアイディアが素晴らしかったです。

    科学指導者賞(日本物理学会東北支部長賞)

    賞設立者
    日本物理学会東北支部長 木村憲彰
    審査基準
    高校生以下の出展の指導者を表彰します。科学好きになるような学生は、科学を愛する指導者がいるからこそ育ちます。指導者の熱意が見えるような出展を選定したいと思います。
    副 賞
    多面体と対称性について解説した「美しい幾何学」谷克彦(著)を贈呈します。併せて、ご希望に応じて物理学会東北支部から研究者が出前授業を行います。(出前授業は受賞されなくても申し込み可能です)
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    平面から立体を作るという題材で科学の魅力と楽しさを伝えていました。また、教える方の高校生の皆さんにとっても楽しめたのではないかと思います。生徒さんたちも素晴らしかったのですが、指導する先生が日ごろから科学に対する興味を駆り立てる努力を続けていらっしゃることがよくわかりました。これからも科学が好きになる生徒さんをたくさん育てていただきたく、この賞を贈らせていただきます。

    東北大学生命科学研究科長賞

    賞設立者
    東北大学大学院生命科学研究科 研究科長 彦坂幸毅
    審査基準
    生命科学分野でもっとも意表を突いた発表に与える (東北大学の問題解決型授業受講学生による審査)
    副 賞
    生命科学研究科オリジナル絵はがきとクリアファイルのセット
    授 賞
    食虫植物の世界 食品とPHの関係を調べてみよう!
    宮城県仙台向山高等学校 自然科学部
    授賞理由
    食虫植物の発表では、なかなか目にすることのできない様々な種類の食虫植物が実際に展示されており、非常に価値のある内容だったと思います。実物を通して観察できたことで、食虫植物に対する関心を自然に引き出すきっかけとなっていました。一方、食品とpHに関する発表では、身近な現象を取り上げつつも、実験によって予想に反する結果が得られることがあるという科学的な気づきを丁寧に示しており、印象的でした。さらに、得られた結果に対して類似する食品を取り上げ、追加の実験を行って検証を重ねている点も非常に良かったです。今後は実験環境や条件をより明示することで、科学的な信頼性が一層高まると思います。実体験に基づく探究が行われており、科学への関心を高める良い機会となっていました。
    審査基準
    考え方、チームワーク、展示内容、発表の仕方がきれいであるかを基準とする。
    副 賞
    世界の著名な鉱物コレクションより設定する
    授 賞
    サイバー攻撃被害からの脱出! - 謎解きで学ぶ情報セキュリティ -
    仙台高等専門学校 和泉研究室
    授賞理由
    最近では、インターネット上の犯罪が、私たちの身近な生活にも深く関わるようになってきました。パスワードを盗まれたり、他人になりすまして銀行口座に不正アクセスされたりするなど、深刻なサイバー犯罪が急増しています。こうした攻撃に対抗するには、日ごろからその背後にある基本的な仕組みを理解しておくことが重要です。一見複雑に思える犯罪も、最新のセキュリティ技術には、シンプルで美しい論理構造が隠されています。今回の発表では、その仕組みを誰にでもわかりやすく伝えようとする工夫と地道な努力が見られました。まさにその点に「美しさ」を感じ、「きれいで賞」を授与する大きな理由となりました。

    中高生最優秀発表賞

    賞設立者
    東北大学生命科学研究科・酒井 聡樹
    審査基準
    中高生の、独創性の高い発表をしたものに贈る。
    授 賞
    仙台一高Presents やってみたサイエンス
    宮城県仙台第一高等学校
    授賞理由
    独自の視点に基づき、しっかりとした研究発表を行っていた。
    審査基準
    科学の⾯⽩さを伝えるときに⽋かせないのは、⾃分⾃⾝がその取り組みを楽しんでいるかどうかだと思います。審査基準・対象は、得られた結果をじっくり考察し、研究のオリジナリティが発揮されているかに加え、ここが⾯⽩い!と精⼀杯伝えようとしている中⾼⽣・⼤学⽣です。出展者のワクワクが最も伝わってくる団体を表彰します。
    副 賞
    東北⼤学⾦属材料研究所のオリジナルグッズ
    授 賞
    同じ形のピースだけで不思議な立体が作れるって本当?Let’s Play with Symmetry!
    宮城県泉館山高等学校DXLab
    授賞理由
    今回の授賞となった泉館山高校DXLabの皆さんは,多くの参加者の方々と1対1で丁寧に1枚の平面の紙から多面体に折り曲げて組み立てる方法を説明していました.一見単純な作業のようですが,1個がきれいに出来上がり,複数がぴたりと組み合わさるときの感動は,「ものを作る」ことの楽しさの初めの一歩になるものです.金属材料研究所賞は,出展者自身が楽しんでいること,ここが面白いと精一杯伝える姿勢を評価します.参加者に手を動かしてもらうこと,一見単純で単調な作業のようで正確性が組み立てには必要なこと,そして丁寧,熱心に出展者自身も面白いと思いながら説明していたこと,いずれも「ものづくり」の原点として本賞の授賞にふさわしいものです.
    審査基準
    科学的な探究を通じて、未来の社会課題を見出し、その解決に向けた創造的なアイデアや試行がなされているかを評価します。特に、地域社会や持続可能な未来に貢献しうるテーマ設定、課題発見力、そして協働による実行プロセスを重視します。
    その上で、「実際の社会の中で活かしてみたい」と感じさせるような、夢のあるアイデアやコンテンツに賞を贈ります。
    副 賞
    アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台オフィスツアー
    科学(特にITテクノロジー)がどのように実ビジネスの中で利用されているか事例をご紹介しつつ、弊社オフィスをご案内します。また、これから社会人となる学生の皆様へは弊社の先輩社員がお悩みに答えるQAセッションも希望に応じて実施を致します。
    授 賞
    自然のチカラで涼しくなる クールエアドーム体験
    宮城教育大学菅原正則研究室
    授賞理由
    最近の異常気象の中、実施当日も非常に暑い気候でしたが、複雑な装置を使わず、科学の原理と身近な材料を活用することで、より親しみやすく「科学」と「涼しさ」を体験できるプログラムになっていたと思います。多くの子どもたちがクールエアドームに入って楽しんでおり、私自身も予想以上の涼しさを体感させていただきました。
    高度化・複雑化された技術に触れる機会が多い中で、シンプルかつダイレクトに科学を体験できる本プログラムは非常に素晴らしいと感じました。今後も多くの方々にこのプログラムを提供し、科学の楽しさを広めていただければと思います。
    受賞者
    コメント
    この度は、栄えある「サイエンスデイAWARD2025 アクセンチュア未来創造賞」を賜り、ありがとうございました。気化熱の効果で涼しさを得る体験を、「シンプルかつダイレクトに科学を体験」できるプログラムと評価して頂き、大変うれしく思います。幅広い年齢の参加者が多く集まるサイエンスデイにおいて、低年齢の子どもたちに楽しんでもらえるようにと出展しておりますが、案外大人の皆さんにも興味を持って頂くことも多いです。当日は、300人超の方々にクールエアドームを体験して頂くことができました。付き添いでご覧頂いた皆さんも含め、多くの方々に体験ブースへお立ち寄り頂き、感謝申し上げます。例年このような貴重な場を用意して下さっているサイエンスデイ、そしてその運営スタッフの皆さまににお礼申し上げます。

    日本機械学会東北支部長賞

    賞設立者
    日本機械学会東北支部支部長 川田達也
    審査基準
    日本機械学会東北支部は、日本の産業をささえる乗りものやロボットなどのものづくりに貢献する東北地区学会員の集まりです。
    将来の機械工学を担ってくれる若者を発掘するために賞を設けました。機械工学に関連する才能あふれた内容を表彰します。
    副 賞
    こらからも楽しいモノ作りに挑戦していただきたいという思いを込めて工作工具セット
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    電磁誘導,光起電力,圧電効果といった,いろいろな仕組みで電気が作り出されることを,手作りのおもちゃで体験させてくれる,楽しい展示でした。さらに,発電所や変電所の手作り模型を置いたり,手回し発電機で電車のおもちゃを走らせたりして,社会の中で電気がどう作られてどう使われているのかをメージできるようにしていたところもグッドでした。
    審査基準
    弊社はX線から赤外線までの光波長を駆使して人間の五感機能に迫るセンサーの開発・商品化を行っている会社です。日本の将来を担う子供たちが理科離れしないよう興味あるテーマで実演解説していただいている方に賞を贈呈したいと思います。
    副 賞
    太陽光熱複合発電システム模型 ソーラーツインザラス  1台
    授 賞
    つくってみよう 小さな星空!
    仙台市立仙台高等学校天文地学部
    授賞理由
    手のひらサイズに乗る星空を、シンプルな材料で創作が出来てアイディアが面白いと  思いました。個々の光には未知のエネルギーが存在します。これからも宇宙に興味を持って勉強頑張ってください。

    テクノロジー&コミュニケーション 賞

    賞設立者
    株式会社東栄科学産業 代表取締役 山城 智万
    審査基準
    近年、理化学離れが進む子供たちへ、理化・科学について「楽しく」かつ  「追求心」もってもらうような展示をされたチームへの表彰と致します。
    授 賞
    ブロックで街を守ろう!マイクラで学ぶ大雨と洪水(Minecraft非公式)
    東北工業大学/東北学院大学/株式会社建設技術研究所
    授賞理由
    近年、異常気象などの原因で起こる洪水対策をマインクラフトを利用し、子供に限らず大人も視覚的分かりやすく説明されていたことに感銘をうけました。また今では当たり前となりつつある、小学生のITやプログラミング等の習得について、このツールを活用して楽しく学べることが新しい発見と感じ、この度の受賞理由と致します。
    審査基準
    困難な課題に挑戦し、チャレンジ精神を持って研究に取り組んだ中高生の皆さんの展示を表彰します。挑戦する精神とその実行力を高く評価します。
    副 賞
    ・東北大学 普通カレー×15個
    ・研一 アクリルスタンドキーホルダー×15個
    授 賞
    仙台一高Presents やってみたサイエンス
    宮城県仙台第一高等学校
    授賞理由
    各研究テーマにおいて、身近な社会課題を科学的アプローチで解決しようとする強いチャレンジ精神と実行力が高く評価されます。高校生が手にできるリソースを最大限活用しながら、データに基づいた客観的な分析と実用的な成果創出を両立させています。特に、複雑な現象を数値化可能な形に置き換え、協力者との連携も含めて現実的な解決策を模索する姿勢は、真のチャレンジング精神の体現として称賛に値します。
    これらの取り組みは、科学技術を通じた社会貢献への道筋を示す優れた実践例です。
    審査基準
    情報科学に関係する科学技術及びIT社会に関係する社会科学に関連し、「科学への愛にあふれた」自由な発想で情報社会を豊かに使いやすくして、人間生活を幸せにする可能性を感じるテーマに対して表彰する。
    副 賞
    情報科学研究科オリジナルグッズ等
    授 賞
    AI搭載のアザラシ型セラピーロボット「パロ」とふれあおう!
    国立研究開発法人産業技術総合研究所 東北センター
    授賞理由
    「パロ」は本物の動物を飼うことが困難な人のために、セラピーを目的として開発されたアザラシ型のロボットです。「パロ」のつぶらな瞳、瞬きや尻尾を振るなどのアクション、ふわふわとした触り心地、愛らしい鳴き声など、五感に訴える技術が人を癒す効果を実感できました。さらに産総研の職員の方の対応がとても丁寧で、学校で習ったことと関連付けて子どもたちにわかりやすく説明し、「パロ」との記念撮影まで対応が親切だった点も印象的でした。このように、「パロ」の愛くるしさというインパクトにはじまり、そこに科学技術がどのように社会に活かされ、人々を幸せにするかが最も丁寧に伝わってくる内容だったことから、I-SCIENCE賞を贈呈いたします。

    電子情報通信学会東北支部長賞

    賞設立者
    電子情報通信学会東北支部 2025年度支部長 松浦祐司
    審査基準
    電子情報通信学会は、創設以来100年を超える歴史ある学会です。「輝かせたいコミュニケーションの夢・未来」をキャッチフレーズに、電子・情報・通信分野を支える技術によって拓かれる豊かな未来社会に向けて挑戦する学会を目指しています。今回のサイエンスデイでは、コミュニケーションによって「ひと」と「ひと」、「ひと」と「もの」、「もの」と「もの」をつなぎ、地球環境と安全を守り持続可能な社会の実現に貢献する、豊かな文化と新たな価値を創造する、そのような精神にあふれた展示に本表彰を授与します。
    副 賞
    ジュニアドクター鳥海塾様と電子情報通信学会東北支部のコラボグッズ
    (ファイルケース100個・うちわ100個・不織布トートバッグ50個のうちから1つ選択)
    授 賞
    未来の科学者ブース:小中学生の研究発表を見て!聞いて!オリジナルのゲームで遊ぼう!
    東北公益文科大学公益ジュニアドクターセンター
    授賞理由
    次世代を担う小中高生が独自の観点で取り組んできたプロジェクトの成果を発表した点を高く評価しました。発表された成果は交通支援、子どもの心理状態の可視化、防災マップ、地域の歴史など、地域の社会問題の解決に資すると判断しました。明確な目標を設定し、理論的に開発と実証実験を行なっていました。特に印象的だったのが、発表者のイキイキとした表情です。プロジェクトに対する熱意がひしひしと伝わってきました。まさに「持続可能な社会の実現に貢献し、豊かな文化と新たな価値創造の精神にあふれた」展示として本賞に相応しいと評価しました。
    受賞者
    コメント
    この度は、名誉ある「電子情報通信学会東北支部長賞」をいただき、ありがとうございました。
    小中高生の成果発表について高く評価いただき大変嬉しく思います。

    ジュニアドクター鳥海塾では、「地域活性化」「システムの開発」「事故を減らす研究」など、
    一人ひとりの興味のあるテーマで小中高生が研究を行っており、ポスター発表を行いました。
    また、小中学生がプログラムを作成したオリジナルゲームの体験会を行いました。
    多くの方がブースにご来場くださり、感謝しております。

    この賞をきっかけに参加した小中高生が、次世代を託され、守り、育てるための
    創造性をさらに高めてもらえることと確信しております。

    このような貴重な場を提供してくださった主催者の皆様、本当にありがとうございました。
    審査基準
    科学をわかりやすく伝える実験であるか
    参加した人が楽しんで参加できる実験であるか
    副 賞
    ミヤテレイベントグッズ
    授 賞
    ドボクを体験 つよいぜ!!紙で橋をつくってみよう
    東北工業大学 工学部 都市工学課程
    授賞理由
    *数キログラムの重さに耐える工作の橋が「1枚の紙」だけでできるという意外性
    *使う道具は、ハサミ、カッター、グルーガンなど普段から子どもが使用するもの
    *「1枚の紙」に詰まった工夫や試行錯誤
    ・20㎝×30㎝の紙に橋の構造部位を格納したこと
    ・短時間で強度を出すため、部位数や大きさをこのイベントに参加しながらアプデしてきた
    *完成した橋に2ℓペットボトルのジュース(重り)を乗せて、耐えられれば成功となるがその際の演出(盛り上げ)が良かった
     ・ジュース(重り))を乗せる子どもは、現場用のヘルメットをかぶる
     ・成功すると、教授や学生、橋梁建設協会のみなさんが「やったー!」と
    大きな拍手を贈った

    【まとめ】
    「土木」を学ぶ学生や、就職で業界を目指す学生は、建築と比べて少ないという理由は、業界イメージのほか、生活者との接点が建築よりも希薄なのだという簡単な工作で「成功」を体験する、これを周りのスタッフみんなで盛り上げていたこのブースは、楽しさや明るさにあふれていた。

    仙台市天文台 台長賞

    賞設立者
    仙台市天文台 台長 小野寺 正己
    審査基準
    自然の理解が深まり、科学が好きになるようなプログラムを選びます。
    副 賞
    仙台市天文台 オリジナルグッズセット
    授 賞
    光をわけて普段と違う世界を見てみよう!
    宮城県仙台第三高等学校自然科学部
    授賞理由
    偏光にテーマを絞り、いくつかの視点で偏光をわかりやすく見せていたことが素晴らしいと思いました。また。モノづくりも行った上で、それを用いた観察を参加者に体験させていることも、とても素晴らしいと思いました。
    受賞者
    コメント
    素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います。私達は偏光板、偏光顕微鏡をつかって光の見え方を表しました。段ボールを使って原理を説明したり、プラスチックを曲げて変化を見せたりと工夫しました。ビタミンCを偏光顕微鏡で見ると幾何学的でとてもきれいです。多くの人に見てもらいたいという思いで準備しました。また、偏光顕微鏡の工作も大好評で120人分を準備しましたが午前中でなくなってしましました。来年はもっともっと準備をして多くの人に作ってもらいたいと思います。改めまして、私達のところに足を運んでいただき、また、1団体に1つしかない賞に選んでいただき感謝の気持ちで一杯です。大切にしていきたいと思います。

    情報処理学会東北支部賞

    賞設立者
    情報処理学会東北支部 支部長 羽生 貴弘
    審査基準
    情報処理学会は,コンピュータとコミュニケーションを中心とした情報処理に関する学術,技術の進歩発展と普及啓蒙を図り,学術,文化ならびに産業の発展に寄与することを目的に活動しています.コンピュータやコミュニケーションの仕組みや,科学技術全般についてわかりやすく説明し,興味を持ってもらえるような魅力的な展示を評価します.
    副 賞
    情報処理学会東北支部が厳選した頭の体操パズル
    授 賞
    サイバー攻撃被害からの脱出! - 謎解きで学ぶ情報セキュリティ -
    仙台高等専門学校 和泉研究室
    授賞理由
    ウイルス感染時の「どんな症状が出るか」を、画面上の異常な表示や動作の変化を自分で見つけながら学べる点を評価します。観察→異常だと思う→手がかりで確かめる、という基本的な分析の流れを無理なく体験でき、専門知識が少なくても理解しやすい構成でした。

    いろいろな科学技術があって勉強になったで賞

    賞設立者
    仙台城南高等学校
    審査基準
    今日の科学技術の知識と技術の発展を子供達に分かりやすく伝え、日本の今後の科学技術の発展に貢献した団体
    副 賞
    生徒が設立した賞のため副賞はありません。
    授 賞
    銅ってすごい! 活躍する金属:銅となかまたち
    東北大学多元物質科学研究所非鉄金属製錬環境科学共同研究部門
    授賞理由
    銅を中心としたさまざまな金属について紹介されており、普段見ることのできない金属にも見たり、触れたりすることができて大変勉強になりました。また、そのような色々な金属が加工され、私達の日常生活を支えていることを改めて知ることができたことも大変よい経験でした。これからも金属のすごさやすばらしさを子供から大人まで幅広く伝えていって下さい。
    受賞者
    コメント
    私たちは、身近な銅の作り方とどのように使われるのか、また、金属ごとに様々な性質を持つことを伝える展示をしました。今、SDGsが話題です。金属のリサイクルも大事です。展示をご覧いただいたお子さんの中から1人でも私たちと一緒に持続可能な社会づくりに関わってもらえたらと思っています。保護者の方のご理解とご協力も大事なので、子どもから大人まで楽しく勉強してもらえるように展示を工夫しました。その結果、高校生の皆さんに評価してもらえたのは大変嬉しく思います。城南高校さんから頂いた「いろいろな科学技術があって勉強になったで賞」を励みに今後も展示を継続していきたいと考えております。ありがとうございました。

    科学はアートだ!賞

    賞設立者
    ODA(おだ)プレーン愛好会
    審査基準
    美しい!と感じられる展示や発表に賞を差し上げます。よく飛ぶ紙飛行機は機能的で美しい形をしています。そして飛ばした紙飛行機は青空に美しい曲線を描きます。科学とアートは仲良しです。そのような展示や発表に賞を差し上げます。
    副 賞
    希望により,紙飛行機教室を出前いたします。
    授 賞
    STEAM教育って何?君も未来のイノベーター!
    宮城教育大学ZERO-Step STEAM プログラム事務局
    授賞理由
    宮城教育大学のZERO-Step STEAMプログラムは宮城県内の理系分野に興味関心を持つ子供たちに探究活動への支援や特別講座を行なっています。発表はZERO-Step STEAMプログラムに参加した子どもたちに行ってもらうという仕組みが良いと思いました。私たちの紙飛行機教室の設計,製作,評価という一連の活動もSTEAM教育の考えで見直したいと思いました。科学とアートが共通するすばらしい活動として科学はアートだ賞を贈呈します。

    東北大学電気通信研究所所長賞

    賞設立者
    東北大学電気通信研究所 所長 石山和志
    審査基準
    自分が感動したことを他の人にも伝えられたら、感動の輪が広がっていきます。新しい科学技術の感動の輪を楽しく広げているひとにこの賞を差し上げます。
    副 賞
    2025年10月11日(土)に開催される片平まつりにおいて「所長が案内する電気通信研究所一般公開見学ツアー」にご招待します。
    授 賞
    身近な疑問がいーっぱい!「発電」って面白いを感じてね
    仙台青陵中等教育学校 科学部
    授賞理由
    科学の感動をまず自分が楽しんで、そしてその感動を来場者と共有している様子がとても印象的でした。会場が笑顔と驚きにあふれていたのでこの賞を送ります。

    宮城大学 Wow‼ Award

    賞設立者
    宮城大学学長 佐々木啓一
    審査基準
    私たちは気候変動やエネルギー問題などのグローバルな課題や、人口減少や過疎化などのローカルな課題を数多く抱えています。このような時にこそ、課題の本質を見極め、その解決を図ること、すなわちサイエンスが必要です。宮城大学は、身近な社会課題を探求・解決するサイエンスを基盤とする教育研究により、社会変革を先導することを信条としています。このような視点で、Wow‼と驚く提案を見つけたいと思います。
    副 賞
    宮城大学公式ノベルティ「MYU CANDY」(PAPABUBBLE)を贈賞式にてお渡しします。
    授 賞
    算数&理科好きな子この指とまれ!勉強嫌いな子この指とーまれ!
    泉館山高等学校総合科学部
    授賞理由
    果物を使った円の面積の求め方、水圧を用いた浮沈子の体験コーナー、努力の結晶により作り上げたテンセグリティ構造模型など、子どもたちがあっ!と驚くような展示が魅力的でした。そして等面体のクラフト制作のコーナーはたくさんの子どもたちが集まって、一生懸命作っていたところもとても印象的です。泉館山高校DXLabの皆さん、総合科学部の皆さんのチームワークによる一つの空間づくりに「Wow!!」となりましたので、本賞を贈りたいと思います。

    好奇心を育むで賞

    賞設立者
    石井 智仁(仙台市立第一中学校3年)
    審査基準
    サイエンス・デイの目的である「科学や技術の"プロセス"を子どもから大人まで五感で感じられる場づくり」を踏まえ、一中学生として参加者目線で、"プロセス" の最初の一歩になる好奇心に着目しました。参加者が身近な事象にも「なぜだろう」と好奇心を持ったり、科学への興味を深めたりするきっかけとなっているか。理科離れとも言われている今日、子ども達が科学を楽しいもの、自分の頭で考えることを面白いと感じられる内容か。この2点を基準にしました。
    授 賞
    大道仮説実験講座〈しゅぽしゅぽ〉
    楽知ん研究所・仙台
    授賞理由
    講座名のとおり、真空に関する実験とクイズが大道芸のように次々と行われました。身近なものでの実験であったこと、“パチパチパンチ”と呼ぶ分子の動きは大きな袋の中にビーズを入れて振って歩いて見せたことなど、とても面白く感じました。幅広い年齢層の参加者は見ているだけでなく3択に挙手したり意見を述べたりと、一緒になって頭を使います。付添いのつもりだったであろう大人が予想外の実験結果に思わず上げる歓声、子どもだけが正解してお父さんに得意げにVサインする姿など共に楽しみながら学ぶ様子に、サイエンスが生まれる最初の一歩である「不思議だね、面白いね」とわくわくする気持ちをたくさん見ることができました。

    仮説はおもしろいで賞

    賞設立者
    佐藤 龍 (宮城教育大学付属小学校5年)
    審査基準
    時間内にどれだけみんなが楽しめるか、濃い内容になるか
    授 賞
    大道仮説実験講座〈しゅぽしゅぽ〉
    楽知ん研究所・仙台
    授賞理由
    仮説(予想)から実験まで充実した濃い内容でこどもからおとなまで楽しめる内容だったから

    わかりやすかったで賞

    賞設立者
    染谷 勇希(片平丁小学校5年)
    審査基準
    当日創設
    授 賞
    「電波」って何だ? ワイドFM対応AM/FMラジオを作ろう!
    日本無線株式会社
    授賞理由
    はんだづけをするときにうまくいくコツを教えてくれたり、部品の配置場所などを教えてくれてわかりやすかった。ラジオづくり以外にも体験コーナーがあって楽しかった。
    審査基準
    文系と理系の区別はよく考えるとわからないもの。数学を使うのが理系というなら経済学は理系でしょうか。人間を扱うのが文系というなら医学は文系になります。サイエンスは理系のもの、という考えをちょっと捨て、文系テーマをサイエンスしてみませんか?理系テーマを文系のセンスで考えてみませんか?そんな文と理の垣根をちょっとでも超えようとした発表を褒め称えたいと思います。
    副 賞
    みんなで「おかき」を食べて、これからも文系と理系の「かきね」を取り除いてください。
    授 賞
    古代人が顔を映した? あなたなら銅鏡をどう調べる?
    東北大学金属材料研究所 新知創造学際ハブ推進室
    授賞理由
    古代人が顔を映したと言われる銅鏡が一体どんな金属で出来ているか、その謎を考古学者と材料科学者が一緒になって謎を解明する、そんな「科学」の方法論を追体験する企画でした。まずは来場者に実際に銅鏡を手に持ってもらい、顔が映るか試したり、重さを感じてもらったりしながら古代へのロマンを搔き立て、そして次第に、本当に鏡として使えたの?
    どうやって磨いたの? どうして黒っぽい金属で作ったの? 銅なのに赤くないのはなぜ? どんな成分でできてるの?
    といった科学の質問へと参加者を誘うプログラムは、まさに文理融合のサイエンスでした。次は実験コーナー。銅鏡は一つしかないので予め謎の試料が21種類用意されており、銅鏡を調べるつもりで材料研究のプロセスを体験します。参加者は机の上に並んだ試料の中から好きな試料を1つ手に取り、自分だけの実験を考えます。机の上には長さを測る定規ノギス、ルーペ顕微鏡、電気が流れるかどうかを試すテスター、磁石、質量を測る電子天秤などが置かれてあり、「自分は何を知りたいか」、「そのためには何を測りたいか」を「実験計画書」に書くのです。これまたサイエンス。一番パワフルなのが密度測定器でした。浮力を使って密度を調べ、密度が分かると含まれている元素が大体わかるとか。一番人気のキラキラ光る試料No.23をジルコニウム(Zr)と当てた人はさぞ嬉しかったことでしょう。「教科書では模様がある面しか見ることができないので鏡の面を見られてよかった」という感想があったということですが、ひょっとしたら考古学者は模様がある面を眺め、材料科学者は鏡の面を眺めているのかも知れませんね。
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