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【日時】 ① 13:00〜15:00
【会場】 東北大学川内北キャンパス講義棟
【対象】 小学高学年〜おとな
【定員】 各回30人(保護者は含む)
【費用】 無料
【申込】 事前申込制 (WEB事前予約受付はこちら)
【内容】
放射線は、物質の一階層の原子核が放出するエネルギーの塊で、宇宙に満ちあふれ又人工的にもつくられています。
私は40年近く放射線と自発的に放射線を出すラジオアイソトープ(RI)の研究・教育に携わってきました。
原子核が放出する核エネルギーの解放と実用化は20世紀の一大事業でありました。
核兵器の使用は風化させてはならない歴史の事実で、その保有は人類の負の遺産として残り、その廃絶は新たな世紀の課題となっています。
一方、原子炉は中性子源として放射性薬剤製造に不可欠のものであり、原子力発電はエネルギー供給源の重要な一翼を担っています。また、加速器利用による核エネルギーの利用は、加速器技術の発展に支えられその利用の進捗はめざましく、放射線発生器として日夜産業、医療・医学に使われています。
一方、核エネルギーについて社会の科学的な理解も十分でないことは、私たち核物理研究者の深く憂慮するところであり、また、その責任を重く感じています。社会的には、地球規模でのエネルギーや環境問題として核エネルギーの問題が捉えられていますが、私たちにとっては、未知への遭遇という人類共通のロマンを含むものです。一方で、3月11日東日本を襲った未曾有の大震災にともなって起きた福島第一原子力発電所の原発事故は、大量の放射能を環境に放出する事態を招き、3ヶ月たった今も・事故の収拾のめどが立っていない状況をつくりだしています。
「放射線つくって測り、知り使う」という観点から、改めて福島原発事故で何が起きているかを知り、個人、自治体、国、人類各々のレベルで、核エネルギーという自然の贈り物を真に人類の福祉のために役立てるためには、何をどうして行かなければならないかを、参加者の皆さんと一緒に考えてゆくきっかけを作れればと考えています。
※講座の詳細は、DOCファイル(15MB)をご覧ください。
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