HOME > 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2026の受賞結果

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2026

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2026の受賞結果

百華繚乱 科学の五重奏
仙台ニ華中学校 自然科学部
受賞者コメント
この度は、7つもの素晴らしい賞をくださり、ありがとうございました。今年度は、「科学」という多岐にわたるテーマのもと、研究を進めて参りました。私たちにとって、かなりチャレンジングなテーマでしたが、このように多くの方に高く評価していただけたことを光栄に思います。研究では、はずれ値に悩まされたり、はたまた値が小さすぎて測定できなかったり、ハプニングに見舞われることもありましたが、なんとか完遂することができました。
サイエンスショーも大変好評でした。老若男女を問わず、誰もが目の前の科学の不思議な現象に釘付けになっており、その様子が印象に残っています。私たちが活動に取り組む上で大切にしてきたのは「向上心」です。従来の実験をして満足するのではなく、自分の好奇心に向き合い、深めたことが、今回の出展を成功に導いたのでしょう。
改めて、このような素晴らしい機会を設けてくださったnatural scienceさま、賞をくださった7つの団体のみなさまに、心より感謝申し上げます。今後、さらに科学への探究心と熱量を高め、取り組んで参りますので、来年以降の活動に、ぜひご期待ください!
賞名日本化学会東北支部長賞(公益社団法人日本化学会東北支部 支部長 壹岐伸彦 )
理由「百華繚乱 科学の五重奏」の展示において,コロイド,吸熱反応,非常食保存,金属樹,塩析という5種類の多様な化学現象について,研究成果を楽しく展示していた点を高く評価しました.単に現象の面白さを伝えるだけでなく,実験結果に対する深い考察がなされており,化学の専門家ではない見学者にもわかりやすく説明する工夫が随所に見られ,大変感心いたしました.さらに,サイエンスショーの実施や黒板に描かれたイラストなど,来場者を楽しませる工夫も素晴らしく,大いに楽しませていただきました.
副賞・周期表クリアファイル
・化学の日缶バッジ
・研究室見学
賞名トヨタバッテリー賞(トヨタバッテリー株式会社)
理由5つの班それぞれが化学の基礎となるテーマを選定し、不思議に思うことをチームで丁寧に調べ、そして自らが発見したことを来場者に自分たちの言葉で伝えていました。これは当社の大事にしている4つの価値観「多様性、互いに尊重、原点、ベンチャー」に合致しています。特に電池をテーマにした班は、電圧だけではなく抵抗に着目した点が良かったです。電池は高い電圧、高い電流が性能のポイントとなりますが、その点をしっかり検討できていると思いました。化学は探求の連続です。知りたいという気持ちを大事にして、今後も新たな発見を続けてください。
副賞トヨタバッテリー ノベルティ(タオル・トートバッグ) 20枚ずつ
賞名未来の金属博士賞(公益社団法人日本金属学会 東北支部 東北支部長 加藤秀実)
理由仙台二華中学校自然科学部の出展「百花繚乱 科学の五重奏」は、水溶液での化学反応をテーマに幅広い年齢層の興味を引き、分かりやすく説明できていた点が高く評価されます。特に、イオン化傾向から金属樹(デンドライト)の相が形成される仕組みを説明し、理論通りにならない鉄やアルミについても理由や今後の展開まで言及していました。樹木状になる理由については、難しい内容ながらも、ある程度、説明してくれました。総じて非常によく練られた内容です。今後も生活に欠かせない金属材料への理解を深め、出展を通じて参加者に楽しく科学を共有してくれることを期待しています。
副賞表彰盾
日本金属学会 コースター
賞名東北大学・チャレンジング-クエスト賞(理事・副学長(サイエンスパーク・ナノテラス共創・共創教育担当) 湯上 浩雄)
理由コロイド、吸熱反応、金属樹、電池、そして塩析という多角的な化学実験を通じ、科学の魅力を活き活きと伝える優れた展示でした。特に、概念の視覚化や説明が難しい「塩析」という化学プロセスに対し、いかに分かりやすく表現するか創意工夫を凝らして実験して見せた点について、同校の挑戦心と実行力を高く評価いたします。また、展示全体から溢れ出る科学への情熱もさることながら、訪れた子どもたちへの丁寧な対応に加え、同世代の中高生とも活発な議論を交わす姿勢は、今後の科学探究への道を期待させるものでした。その熱意と挑戦する姿を称え、ここに「東北大学・チャレンジング-クエスト賞」を授与いたします。
副賞・東北大学 研一 ぬいぐるみ
・東北大学 研一 ふせん
・東北大学 記念クリアファイル
賞名応用物理学会東北支部長賞(しぶいで賞)(深見俊輔・応用物理学会東北支部長)
理由常時お話を聞けるポスターやデモと、数時間おきに開催される「サイエンスショー」で構成され、このようなイベントで多くの来場者を惹きつけるこのとのできる編成になっていました。サイエンスショーでは、「電池」と「塩析」のショーを拝見しましたが、まずショーの内容自体が面白く、加えてその原理の説明も自分の言葉で明快になされており、出展者自身がサイエンスに興味を持ち、この日のために頑張って準備をしてきたことがよく分かりました。来場者が心の底から楽しんでいる様子に感銘を受けました。将来、出展社の皆さんが世界を変えるサイエンティストになられることを期待しています!
副賞1. しぶ茶(深蒸し茶)、お菓子
2. 応用物理学会東北支部オリジナル実験キット
3. 応用物理学会に所属する大学の研究室見学(ご希望内容によっては,調整をお願いする場合がございます)
賞名国立仙台高等専門学校 広瀬キャンパス賞(国立仙台高等専門学校 副校長(総務担当)(広瀬) 矢島 邦昭 )
理由本発表は、身近な生活の中にある小さな「なぜ?」に目を向け、その疑問を科学的に探究し、分かりやすく伝えた点を高く評価します。特別なテーマではなく、日常に潜む不思議を発見し、自ら考え、確かめる姿勢は、まさに科学の原点です。また、発表やサイエンスショーを通して、多くの人に科学の面白さや発見する喜びを届け、「自分もやってみたい」と思わせるわくわく感を生み出しました。科学への夢と好奇心を育む素晴らしい取り組みとして、その努力と創意工夫を称えます。
副賞特製の盾
賞名アクセンチュア未来創造賞(アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台 センター長 菊地文人)
理由サイエンスには様々な形や活用の仕方がありますが、AIをはじめとするITテクノロジーは、その内部的な仕組みや振る舞いを直接目にする機会が少ないのが実情です。百花繚乱 科学の五重奏(仙台二華中学校 自然科学部)」については、生徒の皆さんによる熱量あふれるプレゼンテーションに感銘を受けた点に加え、ビーカーで冷却された物質に実際に触れる体験や、イオン化傾向の違いによって生成される金属樹の変化を実験結果として目の当たりにするなど、リアルな科学体験として大変充実した内容でした。その探究心と発表の質の高さを評価し、選出いたしました。このたびはすばらしい展示・発表をありがとうございました。
副賞アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台オフィスツアー
科学(特にITテクノロジー)がどのように実ビジネスの中で利用されているか事例をご紹介しつつ、弊社オフィスをご案内します。また、これから社会人となる学生の皆様へは弊社の先輩社員がお悩みに答えるQAセッションも希望に応じて実施を致します。
なんでふくらむの!?~叩くとふくらむ風船実験・探そういろんな粉の秘密~
仙台市立仙台大志高等学校 大志Lab
受賞者コメント
この度は7つの名誉ある賞を頂きありがとうございます。私たちは重曹とお酢の反応で風船を膨らませる実験を軸に、5つの身近な粉から重曹を探し出す講座を企画しました。子ども達にも分かりやすいよう粉を触る、顕微鏡観察、BTB溶液の変色、加熱など、五感で楽しく粉の性質を学べる実験や寸劇を交え、参加した子ども達や保護者の皆様、そして私たちも一体となって科学を心から楽しめたことが何よりの喜びです。試行錯誤した準備も含め、私たち自身も科学への興味を深める素敵な経験となりました。また構成や雰囲気をお褒め頂いたことが凄く嬉しかったです。最後になりましたが、サイエンスデイに関わる全ての皆様に心より感謝申し上げます。
賞名東北大SRIS賞(東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS) センター長 千葉大地)
理由身の回りにある5種類の白い粉から、様々な方法を用いて重曹を見分け、最後にそれを風船に入れて化学反応によって膨らませる企画です。物質は目に見える色や形が似ていても、顕微鏡で観察したり、加熱したり、試薬と混ぜ合わせたりすることで様々な違いが見えてきます。このように、物質を多様な手法で観察し変化させてその性質を理解するという流れは、私たちがナノテラスで推進している放射光による物質研究の基本となるものです。こうした探究の過程が、来場者が楽しみながら体験できるよう工夫されていました。風船を膨らませる実験を核として、複数の観察や実験を一つにまとめた構成に独創性が感じられました。
副賞東北大SRISのグッズなど
賞名ファミリーでワクワク!科学を楽しめるで賞( ララガーデン長町オペレーションセンター所長 桑田 泰博)
理由重曹やお酢といった身近な材料を題材に、学生たちがわかりやすい解説を交えながら、子どもたちに科学の楽しさや不思議さを伝えており、自らも楽しみながら積極的に活動している様子が印象的でした。体験を通して、「家族の時間をワクワクさせる、ゆたかにする」ことができる、小さなお子さまも含めた家族みんなが学べる・楽しめる発表・出展でした。
副賞ララガーデン長町 お買物券10,000円分
賞名心に鮮やかインプレッ賞(テラヘルツ光科学研究グループ・理化学研究所)
理由熱する、見る、触る、色の変化を調べるなど、複数の実験を通して粉の特徴を多角的に観察し、その結果から重曹を見つけ出す科学捜査型の体験です。参加者が自ら推理し、「分かった」という発見の喜びにたどり着く構成に、科学の本質が鮮やかに表れていました。これは、光を用いて現象を観察し、得られた結果を考察して事実を特定していく、私たちの研究の所作にも通じます。身近な粉でも、観察方法を変えることで異なる性質が浮かび上がり、証拠を積み重ねて結論へ至る過程を楽しく体験できる点も印象的でした。一つの見方にとらわれず、異なる方法で確かめ、考え、答えを導くことの大切さと楽しさを伝え、心を動かす印象を残した点を高く評価しました。
副賞理研グッズ
賞名テクノロジー&コミュニケーション 賞(株式会社東栄科学産業 代表取締役 山城 智万)
理由私たちの表彰基準は、子どもたちが理科・科学を「楽しく」学び、同時に「追究心」を育むことにあります。本展示では、粉末合成および加熱による化学変化を題材とし、学校の授業より一段高度な内容を、子どもたちが興味を持って主体的に取り組んでいました。この化学現象を分かりやすく提示し、探究心を引き出す構成に深い感銘を受け、今回の表彰理由といたしました。
副賞
賞名ソニーグループ賞(ソニーグループ株式会社 仙台テクノロジーセンター)
理由答えの分からないことを推理しながら真実に迫る、科学本来の魅力を子どもたちに伝えた点を高く評価しました。 物質の化学的・物理的性質を分かりやすく示し、実験を通して体験的に学べる工夫が随所に見られる、大変よく考えられた演示でした。 また、答えを探る過程で、子どもたちが目を輝かせワクワクしながら意欲的に実験に取り組む姿が印象的でした。 まさに「科学する心」を刺激し、身近な現象への驚きや探究心を育む貴重な機会になったと思います。 今後も子どもたちにさらなる学びの場を提供していただくことを期待し、この賞を贈ります。
副賞ソニー製品
※ビデオカメラ、ワイヤレススピーカー、ヘッドホン、モーションキャプチャーなど、リストの中から受賞者のご希望のソニー製品を贈呈します。
賞名学際科学進歩賞(NPO科学協力学際センター)
理由身の回りの物質や材料の多くは素材として粉の状態です。ありふれたただの粉に見えても物理的、化学的、生物学的な刺激を与えると実に様々な変化が起き、応用にもつながることがしばしばです。本出典プログラムではその変化を風船を使って感覚的・視覚的に示そうとした点でアイディアにとみ、身近に現象の本質を捉えた展示として高く評価します。
副賞分子模型組み立てセット。出前授業
賞名こども未来賞(仙台市教育委員会)
理由「片栗粉」「クエン酸」「塩」「砂糖」「重曹」といった白い粉の違いを、実験を通して見分ける活動を行いました。 この内容は本来、中学生で学習するものですが、小学生にも分かりやすく、探究的な要素を取り入れながら進められていた点がとてもよかったと思います。実験の過程では、ワークシートの工夫に加え、風船に入れた粉の感触を確かめる体験など、参加者が自発的に深く考えられるような工夫が凝らされていました。また、高校生が児童へ丁寧に寄り添い、場を盛り上げながらサポートする姿も印象的でした。身近な物質を題材に、日常生活に潜む不思議や科学の有用性を実感できる内容であり、学んだ知識を生活の中で生かす視点も育まれる優れたプログラムでした。以上のことから、本活動は仙台市教育委員会「こども未来賞」の趣旨にふさわしい内容でした。
副賞仙台市天文台招待券20枚
宇宙の色を探しに行こう!〜色と光の不思議〜
仙台二高
受賞者コメント
この度は、多くの名誉ある賞を頂き、本当にありがとうございます。
今回、仙台二高は地学部と物理部が協力する初めての出展でした。
どのようにすれば多くの人に科学の面白さが伝わるのかを全員で考え、身近な科学をテーマに、自分の目で見て手を動かすブースをつくり、学びのある展示を目指しました。
また、部員の豊富な知識により、幅広い年代の方に日常に隠れた科学を分かりやすく、丁寧に伝えることを意識しました。
例えば、空の色についてのブースでは、ペットボトルと牛乳という身近なものを使って実演し、来場者に家でも再現できそうと思ってもらえるように工夫しました。
さらに、化石発掘を体験できるブースでは、主に子どもたちが手を動かしたり、クイズに答えたりして楽しく化石について学べるようにし、化石のカードをプレゼントして興味を持ってもらうことができました。
これからも、仙台ニ高地学部、物理部は多くの人に科学の面白さを知ってもらう活動を続けていきます。
改めて、今回のサイエンスデイという素晴らしいイベントに関わった全ての皆様に感謝申し上げます。
賞名「E」でしょう!(東北大学大学院環境科学研究科長 吉岡敏明)
理由地球の色に関する説明に加えて、地熱バイナリー発電、化石、火山活動、蜃気楼、磁石を利用したスイッチングなど、環境科学を含む科学分野に関する身近な題材を取り上げて、「E」感じで展示や実演をされていました。参加者に分かりやすいように工夫された実演を交えつつ、展示内容を丁寧に説明されていて、非常に興味深いプログラムでした。
副賞研究科グッズ(小袋と付箋)
賞名東北大学理学研究科長賞(都築暢夫・東北大学大学院理学研究科長)
理由大気、地球内部、化石など、私たちの住んでいる地球を取り巻く自然現象を取り上げ、分かりやすく説明していました。色と光の現象を探り、蜃気楼の再現実験や火山噴火モデルは工夫されていました。また、化石発掘体験は来訪者が楽しく取り組んでいました。地球物理学や地学のダイナミックさとそれを解明する面白さが伝わってきました。
副賞1. 記念盾
2. 東北大学・理学研究科で成されている最先端研究を紹介する  「ぶらりがくfor You」 にご招待
賞名東北大学大学院農学研究科長賞(仲川清隆・東北大学大学院農学研究科長)
理由地学部と物理部が共同で企画・実施した分野横断型のプログラムであり、空が青い理由や蜃気楼、火山の噴火、鉱物が発する蛍光、地熱発電、磁気加速器の仕組みの説明とそれを容易に理解できる実験を通して紹介していた。東北大学大学院農学研究科においても農工連携など分野横断型の研究に取り組んでおり、地学部と物理部が協力し企画を実施したプログラムである点を高く評価した。
また、展示内容も原理の説明とその理解を深めるための簡単な実験や体験を融合させており、さまざまな地学的、物理的現象の原理を来場者が楽しみながら理解できる工夫がなされていた。さらに、化石掘り体験を取り入れ、小さな子どもたちにも目を向けさせた点も評価した。
副賞東北大学大学院農学研究科グッズ
賞名宮城県産業技術総合センター所長賞(宮城県産業技術総合センター所長 千代窪 毅)
理由色と光の不思議について、地学の視点から空の「青」を全身を使って説明し、さらに噴火の実験では化学の視点を融合させ、バイナリ発電で持続可能社会に向けた応用事例を紹介してくれました。地学×化学のかけ算など多分野の知識を融合させることで課題解決の幅が広がること、それが実際の産業にどのように使われているかについて、次代を担う参加者に伝えていたことを評価し、この賞を贈ります。
副賞宮城県産業技術総合センターによるデザイン力や加工技術を活用して作製したオリジナルのアクリル製の楯
賞名バリューデザイン未来共創賞(東北大学 バリューデザイン教育センター長 森谷祐一)
理由仙台第二高等学校は、空の色や光の性質など身近な疑問を切り口に、牛乳とペットボトルやライト、ピタゴラスイッチ、プリズムといった身近な素材を活かした創造的な実演で、来場者自らが手を動かし新たな疑問を持てるよう工夫しており、課題に自ら気づき試行錯誤する主体性(アントレプレナーシップ)と創造性と工夫が随所に見られました。図や模型・実演を活かしたわかりやすい説明力(表現と伝達力)、来場者に「自分もやってみたい」と思わせる魅力・共感性、各テーマを深く調べる探究心・知的好奇心も高く、科学の力で新たな価値を創出しようとする本賞の趣旨(バリューデザイン)に最もふさわしい取り組みとして選出しました。
副賞バリューデザイン便利グッズ
賞名仙台管区気象台長賞(仙台管区気象台長 台長 菅野 智之)
理由なぜ空は青いのか、日常の中では気にしないで流しがちですが、よく考えると不思議な現象や、地熱発電に関することなど興味深い内容に目を向け、その裏にある科学を解説していました。さらに来場者が「なるほど!」と納得いただける分かりやすい実験と説明により、科学の楽しさをしっかりと伝えていると感じました。科学への強い興味と伝える力をあわせ持ち、未来の科学者としての大きな可能性が感じられる魅力的な展示でした。
副賞気象庁マスコットキャラクターの「はれるん」と「ぼるけん」のグッズ
見て触れて楽しもう!自然ふしぎ博物館
泉館山高等学校総合科学部
受賞者コメント
この度は、5つもの栄誉ある賞をいただき、部員一同、大変光栄に思うとともに驚きと喜びに包まれています。本当にありがとうございます。私たちが何よりこだわったのは、専門的な概念を「子どもたちの目線でどう伝えるか」ということです。 例えばABCモデルの説明では専門用語だけで説明するのではなく、色分けした積み木を用意してクイズ形式で説明し、自分の手で直感的に理解できる工夫を凝らしました。当日は、子どもたちが積み木を触りながら頑張って考えたり、自分で作ったコマやモールの花を大事そうに持ち帰ってくれたりと、準備してきた工夫が届いた瞬間を何度も実感できました。 自分たちが部活で試行錯誤してきた教え方が、こうして5つもの賞という大きな評価に結びついたことは、私たちにとって大きな自信になりました。 この受賞を励みに、これからも「伝える楽しさ」と「科学の魅力」を追求しながら部活動に励んでいきたいと思います。
賞名『科学の花咲く』賞( やまがた『科学の花咲く』プロジェクト)
理由科学現象に対する理解を深めるには、座学として学ぶだけではなく、現象を見る、触れる、体験する事が有効である事は言うまでもない。見る、触れる、体験する事により、それまで経験した事のない現象の面白味が見出され、心の琴線に触れる事になれば、科学現象に対する理解もより効果的になる。
当該の活動において、指導者は丁寧に情熱的に解説しながら、受講者が確実に体験をするよう取り計らい、体験の面白味を伝えようと、真剣に取り組んでいた。
当該団体は、本賞の審査基準を充分に満たしており、『科学の花を咲かせる』活動であると期待される。
副賞科学学習教材
賞名日本物理学会東北支部長賞(日本物理学会東北支部長 木村憲彰)
理由不思議な現象に着目して、その原理を知って、実際に自分たちで確かめてみた時の喜びを素直に伝えてくれました。ジンバル機構やベンハムのコマなど、模型や実物を使って実演してくれたので、とても分かりやすく「不思議」を体験することができました。
副賞身近な不思議の原理について紹介した本「別冊 感動する物理 増補改訂版」ニュートンプレス(著)を贈呈します。
賞名ミウラセンサー賞(株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
理由部員の皆さんが手作りで創意工夫した5種類のモデルを使って不思議な現象を 小さな子供さんに丁寧に説明している頼もしい様子を伺うことが出来ました。物理現象の不思議と面白さを体験し学び知識を蓄えることは心を豊かにします。今後の皆さんの活動に期待しミウラセンサー賞を贈呈致します。
副賞副賞説明 :宇宙航空研究開発機構(JAXA)の特許技術を使用した複合発電模型となります。
賞名東北大・多元研・賞(東北大学多元物質科学研究所 所長 福山 博之)
理由花の形が決まる遺伝子の仕組みについて、花を構成する、がく、雌しべ、雄しべ、花弁の遺伝子を積木ブロックやカードを用いて、様々な花の形が決まるパターンを分かりやすく説明し、子供たちに考えさせながら手を動かして理解を深める工夫がなされていた。
副賞1.東北大学 多元物質科学研究所 概要
2.東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター 概要とクリアファイル
3.東北大学 多元研非鉄部門 カタログ一式
4.リーフレット「Science Adventure」
5.名入れエコバッグ
6.名入れ付箋
7.名入れボールペン
8.形状記憶合金
賞名東北大学サイエンス・アンバサダー賞(東北大学サイエンス・アンバサダー)
理由ポスター展示とPowerPointを用いた説明に加え、体験型の活動を組み合わせて、自分たちが関心を持つ科学の知識を来場者へ熱心かつ丁寧に伝える姿が印象的でした。審査員には日本語を母語としない留学生もいましたが、英語での説明も交えながら内容を分かりやすく伝え、言語の壁を越えて科学を楽しめる展示でした。特に、花の器官形成を決める「ABCモデル」を色分けしたブロックで表現するなど、馴染みのないテーマを独創的な工夫で分かりやすく伝えていた点を高く評価しました。タイトルどおり「見て・触れて・楽しむ」体験を通し、子どもから大人まで科学の不思議や面白さを実感できる優れた展示であったことから本賞を授与します。
副賞・サイエンス・アンバサダーのマスコット「たまか」のこけし1つ
・「たまか」うちわ人数分
・「たまか」ステッカー人数分
まっすぐな線だけでふしぎな形が作れるって本当?Let’s Play with Lines!
宮城県泉館山高等学校DXLab
受賞者コメント
この度は、私たちの出展に対して大変名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。
私たちの活動の根底にあるのは、「子どもから大人まで多くの人に数学の楽しさを伝え、数学を好きにならずにはいられない社会を実現する」という強い思いです。今回の出展において、参加者のみなさんがまっすぐな線から生まれる不思議な形に目を輝かせ、試行錯誤しながら夢中で立体を作り上げていく姿、そして高校生スタッフ自身も楽しみながらサポートする姿に深く寄り添って評価していただけたことは、大きな喜びであり誇りです。
今回いただいた数々の温かい評価とご期待を大きな糧とし、これからも「見て・触れて・試す」体験や教材の工夫を重ねながら、一人でも多くの方へ数学の魅力とワクワク感を届ける活動に邁進してまいります。
賞名金属材料研究所賞(東北大学 金属材料研究所長 佐々木孝彦 )
理由一見単純な工作から、多様で美しい立体形態が出来上がることを実感できる体験型講座を企画したオリジナリティと、ものづくりのワクワクが感じられる点が受賞理由です。また担当している高校生スタッフが、出展内容を十分に理解、把握していることがわかる説明であることや、エ作(工学)ー数学・物理(理学)が融合している点も評価できました。
副賞東北大学金属材料研究所のオリジナルグッズ
賞名HOKUSHU仙台市科学館長賞(HOKUSHU仙台市科学館長 加藤 博之)
理由直線的なパーツ(綿棒)を組み合わせて様々な立体の作成を目指すプログラムでした。作業自体はシンプルですが、参加した子どもたちが「どのような形になるのだろうか?」と試行錯誤しながら、真剣に取り組んでいた姿が印象的でした。自ら目標を立て、考えながら立体を作り上げていくプロセスは、まさにSTEAM教育にふさわしい内容だと感じます。
また、完成した作品をひねることで全く異なる形へと変化し、「なぜこうなるんだろう?」と子どもたちの中に新たな疑問や探究心が湧き出ていた点も素晴らしい体験でした。高校生のみなさんによる丁寧な説明やサポートも大変手厚く、「見て・触れて・試す」の言葉通り、参加者が様々な試みを通じて成功までのプロセスを心から楽しめるプログラムでした。
副賞科学館を会場にしてのイベントプログラム(展示発表やワークショップ等)開催の権利を授与します(令和8年度内に実施)。
賞名日本機械学会東北支部長賞 (日本機械学会東北支部 支部長 丸田薫)
理由本企画「まっすぐな線だけでも不思議な形が作れるって本当?」は、機械工学の基盤となる構造力学・機構学・材料の挙動を、子どもから大人まで幅広い参加者が体験的に理解できるよう工夫された優れた教育的取り組みである。
直線材の組み合わせによって曲面構造が生まれる原理を、ドームや塔などの実在する大型構造物の例と結びつけて紹介し、「機械工学は身近な不思議の延長にある」という気づきを与えた点は特に高く評価できる。
本企画は、科学への興味を芽生えさせるだけでなく、将来の機械工学を担う若者を育てるという本賞の趣旨に合致しており、機械工学の魅力と可能性を創造的かつ分かりやすく伝えた点を高く評価し、ここに東北支部長賞の候補として推薦する。
副賞工具
賞名科学指導者賞(日本物理学会東北支部長賞)(日本物理学会東北支部長 木村憲彰)
理由線織面を誰でも簡単に作れる仕掛けを作って、数学の面白さを伝えていました。また、その奥にある数理を、教える側の生徒さんたちにも気づかせるような仕掛けになっているのではないかと推察しました。
副賞生徒さんたちに数学の魅力を伝えるヒントになる「アートで見せる数学の世界」岡本健太郎(著)という本を贈呈します。
賞名東北大学工学研究科創造工学センター賞(東北大学工学研究科創造工学センター長 木村 祥裕)
理由数学・構造力学・デザインが交差する「線構造」の美しさと不思議さに触れられる企画です。直線から滑らかな曲面を生み出す幾何学的な面白さは、建築やモデリングといった現代工学の根幹にも通じるロマンがあります。また、昨年の「等面体」の企画でも見られた参加者へのきめ細やかなアプローチがさらに進化しており、小学生でもより直感的に組み立てやすく工作できる工夫がなされています。 年々深まる教材開発と体験づくりのブラッシュアップが素晴らしいです。
副賞東北大学工学研究科・工学部 創造工学センター及び関連研究室ツアー 招待券
身近な世界がVRに!? 見て・作って・未来を体験してみよう!
常盤木学園高等学校 自然科学部
受賞者コメント
このたびは、私たちの展示に、このような素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思います。今回の活動では、身近な場所や物を自分たちで撮影し、試行錯誤を重ねながら3DデータやVR空間として制作しました。思うようにデータが作れなかったり、本番でシステムトラブルが起きたりすることもありましたが、部員同士で協力し、一つひとつの課題を乗り越えることができました。特に、自分たちが作ったVR空間を子どもたちや来場者の皆さんに体験していただき、「すごい」「面白い」と言ってもらえたことは、私たちにとって大きな喜びとなりました。また、VRを体験するだけでなく、自分たちでVR空間を作ることにも挑戦してもらえたことで、科学技術をより身近に感じてもらえたのではないかと思います。今回いただいた評価を励みに、これからも新しい技術に積極的に挑戦し、楽しみながら学び、その面白さや可能性を多くの人に伝えていきたいと思います。このたびは、本当にありがとうございました。
賞名宮城大学 Wow !(ワオッ!)Award (宮城大学学長 佐々木啓一)
理由VRはいろいろな場面で活用されつつあり、身近な技術となってきています。しかしながら実際に体験したり、その仕組みに触れる機会はまだまだ少ないと思います。本企画では、VRを子供たちが体験できたこと、さらにそのVRの3Dデータは高校生自らが創りあげたものであり、高校生が子供たちにVRの作り方などを臨場感を持って説明できていました。これらにより、子どもたちはより身近にVRを感じ、理解できたと思います。さらには来場者がVR空間を作る試行を行えたことは、子どもたちがリアルに科学技術を捉えるうえで極めて重要な体験となりました。説明の丁寧さなどを含めて、宮城大学Wow賞を贈ります。
副賞宮城大学公式ノベルティ「MYU CANDY」(PAPABUBBLE)を贈賞式にてお渡しします。
賞名映像情報メディア学会東北支部賞(映像情報メディア学会東北支部  支部長  工藤 栄亮)
理由フォトグラメトリや3Dモデリングの技術を活用して身近なモノや空間をデジタル化し、仮想現実(VR)として体験できる形で提示することで、映像情報メディア技術への理解と関心を高める優れたプログラムです。また、高校生自らが先端的なメディア技術を学び、その仕組みや魅力を一般来場者に分かりやすく伝えることで、参加者の知的好奇心を喚起している点も高く評価されます。以上の点をたたえ、ここに表彰いたします。
副賞会員企業からのノベルティグッズ詰め合わせ
賞名IEEE Sendai WIE 活躍賞(IEEE Sendai WIE)
理由IEEE Sendai WIEでは女性の技術者や研究者への支援を目的として活動しております。撮影から3D化~VR体験まで、一つの世界を自分たちの手で丸ごと創り上げるという挑戦を最後までやり遂げた姿勢は、まさにIEEE Sendai WIEが掲げる「INNOVATE(革新)」を体現するものです。本番でのシステムトラブルにも臆せずに向き合い、仲間と協力しながら一つひとつ乗り越えていく姿は、これからのSTEM分野を支えるリーダーの素質を感じさせました。理工学分野のワクワクする未来を切り拓く人材へと成長されることを期待し、選ばせていただきました。
副賞IEEE Sendai WIE グッズ
IEEE Sendai WIE Webページへの活動紹介掲載
賞名東北工大情報通信工学課程賞(東北工業大学工学部情報通信工学課程長 角田 裕)
理由常盤木学園高等学校 自然科学部の「身近な世界がVRに!? 見て・作って・未来を体験してみよう!」は、校内をスマートフォンで撮影し、フォトグラメトリや3DGSでリアルなVR空間として再現した、楽しく先進的な企画でした。VRゴーグルによる臨場感のある体験を提供し、最新の情報通信技術を身近に感じられる内容になっていました。撮影に苦労しながらも試行錯誤を重ね、楽しみながら学ぶ姿勢も素晴らしかったです。床のマーカーをタップすると実際に歩かずにVR空間内を移動できるなど、限られた展示スペースでも広い校内を体験できる工夫も凝らされていました。以上の点を評価し、今後の活躍を期待して本賞を授与いたします。
副賞アラームクロック,モバイルバッテリー,クリアファイル
親子で学ぶはじめての顕微鏡体験!身近なものから、小さな“すごい”を見つけよう!!
宮城県産業技術総合センター
受賞者コメント
 この度は、「NanoTerasu」様、「国立仙台高等専門学校」様より、過分なご評価をいただきありがとうございました。 今回は生物模倣技術の一例である 「ロータス(ハス)効果」を体験し、その仕組みをマイクロスコープで観察し、応用例(ヨーグルト蓋)と比較する展示でした。
 ハスは維持が困難なので、通常はサトイモなどで代用しますが、宮城は伊豆沼が有名なので、本物のハスに拘りました。伊豆沼は県自然環境保全地域なので、植物の採取には専門の知識と配慮が必要ですが、「(公財)伊豆沼・内沼環境保全財団」の藤本先生のご指導・ご協力の下、新鮮で大きなハスの葉を提供いただきました。
 子供たちは、プールから溢れるほど大きなハスの上を転がる水玉に喜んでいるうちに、ふと、「どうして転がるの?」と疑問や興味を持つことがあったので、そのタイミングでマイクロスコープ観察に誘導するよう配慮しました。今後はその気づきの芽を大事に育てて欲しいと思います。皆様のご協力で、とても良い展示になったものと思っています。
 今年度は残念ながら大雨の影響でハス祭りが中止になってしまいましたが、来年以降、また綺麗なハスの花を咲かせることを切に願います。末尾になりますが、改めまして関係者の皆様に心から御礼申し上げます。
賞名国立仙台高等専門学校 校長賞(国立仙台高等専門学校 校長 橋爪秀利)
理由自然界にある蓮の葉の撥水のしくみを顕微鏡を覗くことで、その表面構造にあることを視覚的に説明し、その性質を利用したヨーグルトの蓋を用いて、撥水性の実演していました。自然界の不思議な現象から、科学を通してその原理を考察し、実際に応用するという一連の流れを、わかりやすく子供達に伝えている点がとても素晴らしかったです。
副賞特製の盾
賞名「NanoTerasu」賞(川上伸昭・NanoTerasu総括事務局長)
理由大きなハスの葉を用いた撥水(はっすい)実験と顕微鏡観察を通じ、ミクロな構造の不思議とその応用を、子どもたちへ分かりやすく伝えた優れた展示でした。現代の子どもたちが触れる機会の少ない本物のハスの葉を用いて驚きの撥水性を体感させ、その理由である表面の微細な構造へと関心を導くだけでなく、同じ原理が用いられているヨーグルトのフタを顕微鏡で比較・観察させる工夫は見事でした。身近な自然現象から「ミクロの世界」や「先端技術への応用」へと繋げるストーリー構成は、難解になりがちな科学を親しみやすく伝える素晴らしいアプローチであり、訪れた子どもたちの記憶に強く残るものと考えます。科学技術への興味と探究心をシンプルかつ効果的に引き出した展示企画と表現を高く評価し、ここに「NanoTerasu賞」を授与いたします。
副賞NanoTerasu特別見学権
身近な疑問がいーっぱい!「光」って面白いを感じてね
仙台市立仙台青陵中等教育学校 科学部
受賞者コメント
こんにちは。「身近な疑問がいーっぱい」でお馴染みの、仙台青陵科学部です。この度はこのような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。私たちは今回、「光」というテーマで出展させていただきました。一口に光といえど、多岐にわたる視点から捉えることが可能です。今回は分光や蛍光、干渉などの光の性質をプリズムやブラックライト、レーザー光などを用いて、「見て楽しむ」ことに焦点を当てた内容としました。「身近な疑問がいーっぱい!「 」はおもしろいを感じてね」とブース名にもある通り、私たちのモットーは身の回りから科学への興味を持ってもらうことです。サイエンスデイでは「 」の中は私たちが決めていますが、「 」は身の回りに溢れています。何を入れるか「 」を発見した人自身です。来場していただいた方々が少しでも自分なりの「 」を見つけ、科学への探求心を深めていく、きっかけの場になれば嬉しいです。
賞名日本分光学会東北支部長賞(日本分光学会東北支部 支部長 藤井朱鳥)
理由光の性質を多面的に、様々な工夫を凝らしながら分かりやすく紹介・説明しており、大変充実した内容でした。観察から工作まで「光」に焦点を絞った企画のありかたも本賞にふさわしいものと評価しました。
副賞クリスタルトロフィー
賞名日本光学会東北支部賞(縄田耕二・日本光学会東北支部委員)
理由光の色に着目して、様々な視点から光の性質や原理をわかりやすく説明していました。分光器の工作体験や完成した分光器を使った波長の測定など、展示の流れもよく考えられていたことがよく分かります。光の科学を体験できる展示内容だった貴団体に日本光学会東北支部賞をお送りします。
副賞日本光学会ピンバッジ1個・日本光学会クリアファイル10部
触って学ぼう!、ネットワークとセキュリティ技術
仙台高等専門学校 和泉研究室・高橋研究室
受賞者コメント
この度は電子情報通信学会東北支部長賞、ならびに仙台歯科技工士専門学校 学校長賞をいただきありがとうございます。ネットワークやセキュリティは私たちの生活に欠かせないものになってきていますが、その仕組みなどはなかなか普段目にする機会はないかと思います。今回の展示ではそんなネットワークやセキュリティの技術を目で見て、触って、直感的に楽しく理解してもらう目的で行いました。この展示をきっかけにネットワークやセキュリティの仕組みに興味を持ってもらえたのなら幸いです。これからも様々な形で人材育成に取り組んでいきたいと思います。
賞名仙台歯科技工士専門学校 学校長賞(伊藤 多佳男)
理由3D積層造形モデルによるネットワーク上の情報伝達の視覚化・立体化の取り組み(未確認情報によると担当者が1人で仕上げたとか…)が素晴らしいと感じました。さらにそこから様々な体験に繋げていく流れもよく考えられていて、スキュタレー暗号やシーザー暗号などの歴史的なものをはじめ、サイバーセキュリティに欠かせない「暗号」について参加者が実際に触って学べる構成は、まさに「看板(触って学ぼう)に偽りなし」と言ったところでしょうか。
当日は、東北大学サイバーサイエンスセンター/菅沼研究室、東北工業大学工学部情報通信工学/角田研究室、宮城県警察本部サイバー犯罪対策課、仙台高等専門学校/和泉研究室・高橋研究室の4者(正確には5者?)が「サイバーセキュリティ」をテーマにそれぞれの独自企画を持ち寄ることで、まるでひとつの展示として成立しているかのような空間が構築されていたので、個人的には4者すべてを表彰対象としたいところですが、サイエンスデイの趣旨に沿って最も若いであろう仙台高専の皆様を表彰させていただきます。
副賞ミニ義歯ストラップ
出張授業体験(ご希望に応じて)
賞名電子情報通信学会東北支部長賞(電子情報通信学会東北支部 2026年度支部長 大町真一郎)
理由私たちが日常何気なく利用しているネットワーク、特に普段は目に触れないネットワーク基盤の仕組みを、ラック仕立ての機器のミニチュア模型(秀逸!)を使い、実際はどんなところを情報が伝達しているかイメージさせる工夫が素晴らしかったと思います。さらに、その説明から暗号化・セキュリティ基礎の展示に誘導することで、ネットワークの構成とセキュリティの知識を関連付けて学ぶことができるブースとなっており、弊学会の取り組む科学教室の手法としても大変参考になりました。よって、電子情報通信学会東北支部長賞に最もふさわしい展示として表彰いたします。
副賞電子情報通信学会東北支部オリジナルグッズ
体感!電気電子〜ロボット・電子機械を知ろう〜
東北工業大学工学部電気電子工学科
受賞者コメント
賞名仙台大志高校 大志ラボ賞(仙台市立仙台大志高等学校 大志Lab)
理由ロボットの動きが面白く、プログラミング技術のすごさを実際に感じることができました。また、自分たちでロボットを操作できる体験がとても楽しく、子どもから大人まで幅広い年代の人が夢中になって楽しんでいる様子が印象的でした。スタッフの方も一緒に盛り上げてくださり、体験そのものがより楽しい思い出になりました。
副賞 
生物多様性(せいぶつたようせい)ってなあに? 〜カードゲームでシミュレーションしてみよう〜
東北大学生態適応グローバルCOE
受賞者コメント
このたびはすばらしい賞を授与していただき、どうもありがとうございます。また当日忙しい中審査していただいた審査員のみなさまもどうもありがとうございました。受賞理由から講座の内容が伝わったことが感じられ、大変うれしいです。
さて、私たちは生物多様性や、私たちと自然とのつながりを室内でも体験していただけるよう、カードゲームやカップラーメンなど、あまり生き物感のないアイテムを駆使した講座を開催してきました。生き物はさっぱり出てこないし、カップラーメンだし、これで生物多様性を体験していただけるのか、自然や生命の神秘を感じてもらえるのかずっと心配でしたが、今回生命科学研究科長賞を授与していただいたことで、カップラーメンでも生命の神秘を伝えられていることがわかり、大変安心しております。今後も「意表を突いた」講義を行えるよう、生命科学の枠にとらわれず、さまざまな体験の組み合わせを試して行こうと思います。
どうもありがとうございました。
賞名東北大学生命科学研究科長賞(東北大学大学院生命科学研究科 研究科長 彦坂幸毅)
理由生物多様性をテーマに、初学者にも分かりやすい発表をされていました。飼育している外来種の生き物を自然に放してはいけないのはもちろんですが、メダカなどの在来種であっても、異なる地域に放すことで生物多様性に影響を与える場合があるということを、クイズを通して聞き手に伝えていました。また、異なる種を持ち込んだ際に、環境への適応に失敗する種が生まれ、多様性が崩れてしまうことを、花をモデルとしたカードゲームを通じて説明されていました。聞き手には小中学生の方々も多く、熱心に話を聞く姿が見られました。このように、ワークショップ形式で、生物多様性に関する基本的な知識や、環境の悪化を防ぐために身近でできることを、聞き手の興味を引く方法で伝えており、今回のサイエンスデイの中でも特に秀でた発表であったと感じました。
副賞生命科学研究科オリジナル絵はがきとクリアファイルのセット
宮城の水産業を学ぼう
宮城県水産技術総合センター
受賞者コメント
この度は、「役に立つ地学賞2026」を受賞し、地学への影響を評価していただき、ありがとうございます。
今後も気候変動に深く関連している水産業の発展のために試験研究を続けてまいります。
賞名役に立つ地学賞2026(認定NPO法人 防災・減災サポートセンター)
理由近年、宮城県でも気候変動に関わる自然災害が増えています。これらの状況から将来を考えることは、地学による自然災害対応上、重要なテーマになりつつあります。本プログラムでは、気候変動の影響による海水温などの変化を受けている魚貝類の生態系の経年変化を確実に捉える取り組みをされており、その成果は、自然災害や気象変動を扱う地学の取り組みに大きな影響を与えるものであると考えます。さらに子供から大人へ宮城県の主な魚貝類の変化を分かり易く説明するだけでなく、変化をとらえるためのアプローチの仕方も理解させていました。このような取り組みは、本AWARDOにふさわしいものであります。
副賞当法人で出版した書籍「自然災害へのそなえ~マイマップづくりのススメ~」と「自然災害についての 防災Q&A 100」を各1冊と当法人の出身母 体の公益社団法人日本技術士会東北本部応用理学部会の技術サロンでの講演権を贈呈いたします。
おてんき・じしん百科展2026
仙台管区気象台
受賞者コメント
このたび「発想が華丸で賞」をいただきましたこと、大変光栄です。 私どもがこのサイエンス・デイに賛同し、出展を継続している理由は、まさにこの賞の審査基準にあります。生活に身近な天気や地震を通して、科学に関心を持つきっかけをつくることを目的に出展してまいりました。その意図や、「体験を通じて楽しみながら学べる」という内容をご評価いただけたこと、大変嬉しく思います。気象台は天気予報だけではなく、命を守るための防災情報も発信しています。しかし、この情報は、皆様にご活用いただいて初めて命を守ることにつながります。サイエンス・デイを通して、科学への興味を深めていただくとともに、防災情報が避難行動へしっかりと結びつくよう、より良い情報の伝え方に努めます。本日は本当にありがとうございました。
賞名発想が華丸で賞(仙台二華中学校 自然科学部)
理由体験できるブースが多く、様々なことを楽しみながら学べて、子供にもわかりやすく親しみやすい内容であったため、おてんき・じしん百科展2026を選びました。
副賞
ドボクを体験 つよいぜ!!紙で橋をつくってみよう
東北工業大学 工学部 都市工学課程
受賞者コメント
このたびは「アクセンチュア未来創造賞」を頂きどうもありがとうございます.土木構造物はその性質上「一点もの」がほとんどで、人が担う現場の技術・作業の重要性は昔も今も、そして未来も変わらないかと考えています。この観点から私たちの出展を評価して頂いた事はたいへん嬉しく、光栄です。本出展にご協力頂いた日本橋梁建設協会東北事務所の方々、学生スタッフにも感謝の意を表します。他の分野も同様かと思いますが、土木技術者の不足は深刻でこの分野を担う若手を増やすべく、このような活動を続けております。今後は「一点もの」の集合体(全体)を俯瞰して、AIをはじめとするITテクノロジーを取り込んで土木構造物・建設技術は飛躍的に高度化して行くと思いますが、その初めの一歩としてごく基本的・基礎的な「強度」について、ご参加の方々が科学として興味を持って頂けるのであれば、この分野の未来は明るいと思っています。
賞名アクセンチュア未来創造賞(アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台 センター長 菊地文人)
理由サイエンスには様々な形や活用の仕方がありますが、AIをはじめとするITテクノロジーは、その内部的な仕組みや振る舞いを直接目にする機会が少ないのが実情です。土木を体験 強いぜ!! 紙で橋を作ってみよう」については、紙で作った橋にペットボトルを載せ、その意外な強度を目の当たりにできる体験が非常に印象的でした。AI社会が進展する中で、人が担う現場の技術・作業の重要性はむしろ高まっていくと考えており、その価値を体感できる機会として大変意義深いと感じ、選出いたしました。このたびはすばらしい展示・発表をありがとうございました。
副賞アクセンチュア・アドバンスト・テクノロジーセンター仙台オフィスツアー
科学(特にITテクノロジー)がどのように実ビジネスの中で利用されているか事例をご紹介しつつ、弊社オフィスをご案内します。また、これから社会人となる学生の皆様へは弊社の先輩社員がお悩みに答えるQAセッションも希望に応じて実施を致します。
見える!触れる!楽しめる!多高LAB
宮城県多賀城高等学校 SS科学部
受賞者コメント
この度は、名誉ある賞を受賞でき嬉しく思います。私たちは今回、二つの実験をしました。一つ目は、ペットボトルで雲を作る実験です。ケープをちり、アルコールを水にみたてて雲を作りました。この実験では雲ができる瞬間を実際に見ることができます。二つ目は冷却パックを作る実験です。この実験では、尿素が水に溶ける時冷たくなります。二つの実験で共通して大切にしたことは参加者が見て、触って、楽しめるということと、家に帰ってからも家庭で実験を楽しめるよう解説書を配布するなどしたことです。私たちも、今回のイベントを通して子どもたちの実験を楽しむ姿勢から学ぶことの楽しさを思い出すことができました。今後もサイエンスイベントを通じて科学の魅力を伝えられるように頑張ります。
賞名国立仙台高等専門学校 名取キャンパス賞(国立仙台高等専門学校 副校長(総務担当)(名取) 本郷 哲)
理由科学現象の不思議を手をとってわかるようにしたところが良いと感じました。また、イベントのときだけではなく、日頃から科学の面白さや素晴らしさを地域に還元している姿にも感銘を受けています。今後の活躍にも期待しています。
副賞特製の盾
見てみよう!触ってみよう!作ってみよう!楽しく学ぶ化石の世界と化学の世界
宮城県工業高等学校ケミカルサイエンス部
受賞者コメント
この度は、私たちの出展に「東北⼤学⼤学院医⼯学研究科⻑賞」という素晴らしい賞をいただき、大変嬉しく思います。今年は「⾒てみよう!触ってみよう!作ってみよう!楽しく学ぶ化⽯の世界と化学の世界」をテーマに、参加者が自分たちで「ものづくり」をすることができる体験活動を重視した活動を行いました。子供から大人まで科学を一緒に体験し、楽しんでいただけたことを部員一同嬉しく思います。最後に、ブースにお越しくださった皆様、そして審査員の皆様に心より感謝申し上げます。今後も宮城県工業高校ケミカルサイエンス部をよろしくお願いします。
賞名東北大学大学院医工学研究科長賞(東北大学大学院医工学研究科長 吉信 達夫)
理由「化石レプリカ作製」と「染料の合成・染色」という2つの体験展示は、どちらもこどもたちが自ら手を動かして実験し、ものづくりの楽しさを知ることができるよう、よく考えられた内容でした。多少手間がかかり、途中で難しいところがあるからこそ、完成したときの喜びも大きかったと思います。説明者の話に耳を傾け、自分の作業に集中しているこどもたちの真剣な顔が印象的でした。
副賞「グローブクロック」
※ガラス土台部分に受賞者名等を刻印するため、後日お送りいたします。表彰式では目録を贈与させていただきます。
食虫植物とキノコの世界
宮城県仙台向山高等学校 自然科学部
受賞者コメント
この度は、栄誉あるSTEAM教育賞を賜り、誠にありがとうございます。部員一同並びに顧問より、深く感謝申し上げます。本来であれば授賞式の場に伺い、直接御礼を申し上げるところでございますが、やむを得ない事情により出席が叶わず、大変申し訳ございません。代読という形でのご挨拶となりますことを、深くお詫び申し上げます。今回の受賞は、食虫植物をはじめとする各種生物に愛情を注ぎ、ここまで丁寧に育ててきた生徒たち、そしてそれに応え元気に成長してくれている食虫植物たち、さらにはサイエンスデイ当日、そんな食虫植物に興味関心と好意を持って見に来てくださった皆様のおかげであると考えております。この受賞を大きな糧とし、今後とも一層の精進を重ねてまいる所存です。末筆ではございますが、本日の授賞式の成功と、ご参列の皆様の益々のご健勝を祈念いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。
賞名STEAM教育賞(宮城教育大学 渡辺尚 教授)
理由実物展示では、植物の形の面白さと不思議な仕組みを分かりやすくつなげた伝え方の工夫が素晴らしかったです。子どもと同じ目線で「なぜ?」を引き出す対話力には、科学を学ぶ者として圧倒されました。この展示は「食虫植物」というテーマから進化や生態系など多くの要素を学べる優れた教材であり、「じゃあ、これはどうなっているんだろう?」と次々に疑問が湧いてくる内容でした。実物の比較を通じて体のつくりの理由や多様性を深く考えさせる構成は、環境への理解を広げる貴重な機会となっています。皆さんの伝える姿勢から多くを学びました。これからも自信を持って探究を続けてください!
副賞本STEAM教育プログラムで、発展コースの生徒に対して、実験ミニ授業(概ね1時間~2時間半)を実践する機会を提供します。具体的には、土曜日の13~15:30を目安に科学に興味のある発展コースの中学生を対象に出前授業を行う機会を授与いたします。高校生や企業の方から直接に発展的な科学に触れる講義(授業)を企画できます。是非、科学大好き中学生を魅了するお話を提供してください!
電池なしで動く魔法!?目に見えない電波とワイヤレス給電の秘密
東北工業大学 工学部情報通信工学科 袁研究室
受賞者コメント
この度は、サイエンスデイという貴重な発表の機会と、電気学会東北支部長賞(電気はおもしろいっ賞)をいただき、誠にありがとうございます。私たちは「電池なしで動く魔法!? 目に見えない電波とワイヤレス給電の秘密」というテーマで出展いたしました。今回の講座プログラムでは、参加型クイズを通して電波やワイヤレス給電の原理をわかりやすく説明いたしました。その上で、ワイヤレス給電で動くおもちゃに触れて遊べる体験ブースを設けました。クイズで学んだ電波とワイヤレス給電の原理を、楽しみながら、体験していただけるよう工夫いたしました。今回は来場者の方に、より一層電波やワイヤレス給電の魅力をお伝え出来たと感じております。当日ご来場いただいた皆様、そして準備・運営にご尽力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も、ワイヤレス給電の面白さや魅力を多くの方に伝えていけるよう活動を続けてまいります。
賞名電気学会東北支部長賞(電気はおもしろいっ賞)(一般社団法人電気学会 東北支部長 遠藤 哲郎)
理由電気は世界中のあらゆるところで欠かせない技術ですが、エネルギー=電力がないと動きません。本プログラムでは、電力を届ける新技術の「ワイヤレス給電」をわかりやすく解説し、実演を通して実感、体感、理解できるように伝えており、参加した多くの子供たちの興味、関心、好奇心を刺激していたと感じました。電気に関する研究技術である「ワイヤレス給電」が、「人と結びつくプロセスを通じて知的好奇心を生み出し」の基準に合致しており、プログラムに参加したこれからを担う若い世代への大きなパワーも与えたと評価し、本プログラムを受賞対象としました。
副賞図書カード(1万円分)
惑星探査であそぼう!〜MMX? MMO?~
東北大学大学院理学研究科太陽惑星空間系領域
受賞者コメント
この度は「仙台青陵 科学部賞」をいただき、非常に光栄に思っています。体験を通して太陽系の惑星に触れ、学んでいただきたいと思い、この展示を企画したので、高校生という若い世代からの評価をいただけてとても嬉しいです。特に体重移動で火星を回す体験は、長い列ができるほど好評であり、また好きな惑星や衛星で作る惑星カチューシャでは、作ったカチューシャを身に着けながら展示を回っていた方もいて、企画者の想定を超えて楽しんでいただけたと感じています。太陽系の惑星や衛星には様々な謎がありますが、見た目のバリエーションが豊かなところが魅力のひとつだと思っています。「色がきれい」や「不思議な模様をしている」など単純なところからでも、この展示が太陽系に関心を持つきっかけとなれば幸いです。
賞名仙台青陵 科学部賞(仙台市立仙台青陵中等教育学校・科学部)
理由惑星探査という名前の通り、MMXやみお(MMO)の説明に必要な情報が凝縮されており、無駄がなく簡潔にまとまっていて分かりやすかった。また、火星の最新情報なども紹介されていて、とても興味深い内容ばかりであった。さらに、様々なカメラで映像を撮影して一つに合成する展示では、それが農業や宇宙など多様な分野に活用できると知り、未来に繋がる研究が行われているのだと実感できた。このプログラムは、宇宙に詳しくない人でもスタッフの方との会話や興味深い内容で楽しめ、宇宙好きな人はスタッフの方と語り合ったり、知識を再確認したりしてさらに楽しめる場所だと感じたため。
副賞
まほうの水!?紫キャベツでカラフルマジックにちょうせん!
東北医科薬科大学
受賞者コメント
このたびは「学び支援協会理事長賞」という大変名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。本プログラムでは、紫キャベツやレモン汁、重曹など、子どもたちにとって身近なものを活用し、「なぜだろう」「どうして色が変わるのだろう」という素朴な疑問を大切にしてまいりました。子どもたちが自ら予想し、実際に確かめ、考える体験を通して、科学の面白さや発見する喜びを感じてもらうことを目指しています。今回、この取り組みを「科学への興味の入口となる学び」として評価いただけたことを大変うれしく思います。子どもたちの驚きや笑顔、そして「もっと知りたい」という声が、私たちにとって何よりの原動力です。この受賞を励みとして、これからも子どもたちの日常の小さな気づきを大切にしながら、身近な不思議と出会い、学ぶ楽しさを実感できる機会を提供してまいります。誠にありがとうございました。
賞名学び支援協会理事長賞(一般社団法人 学び支援協会 理事長 古川 宏治)
理由このプログラムは、身近な紫キャベツやレモン汁、重曹、石けん水などを使い、色の変化を楽しみながら、酸性・アルカリ性という科学の世界へ子どもたちを誘っています。「色が変わった!」「どうして?」という素朴な驚きや疑問から始まり、予想し、自分の目で確かめ、手を動かしながらその理由を考えていく体験は、理科が得意かどうかにかかわらず、子どもたちが科学に興味を持つ入口になると思います。普段の生活や遊びの中で目にする不思議な変化も、実は科学につながっている。「それって科学だったんだ!」という発見を通して、「もっと知りたい」「学ぶって面白そう」と感じるきっかけを届けてくれることを評価し、「学び支援協会理事長賞」を贈ります。
副賞表彰楯をお贈りします。
未来の科学者ブース:小中学生の研究発表を見て!聞いて!オリジナルのゲームで遊ぼう!
東北公益文科大学地域共創センター
受賞者コメント
今回は栄えある賞をいただきありがとうございます。令和7年の8月に鳥海塾の第二段階(研究者コース)で天文台を見学させていただいたこともあり、今年度の小中高生の研究テーマには宇宙・天文のものが目立っています。そうした純粋な探究心をたやさぬよう楽しく進められるよう心掛けて参ります。ありがとうございました。
賞名仙台市天文台 台長賞(仙台市天文台 台長 小野寺 正己)
理由児童・生徒が,それぞれに課題を持ち,その解決を図るために先行研究を調べ,仮説を持ち,プログラミングにより仮説の検証をしていることが素晴らしいと思いました。また,それを支援し,科学的な思考を育てている当団体様に対しても敬意を表します。
副賞仙台市天文台 オリジナルグッズセット
マイクラで環境防災学習 (Minecraft非公式)
東北工業大学/東北学院大学/株式会社建設技術研究所
受賞者コメント
このたびは「きれいで賞」を賜り、大変光栄に存じます。本展示「マイクラで環境防災学習」は、ゲームを活用して環境問題や防災を楽しく学んでもらうことを目指した取り組みです。東北工業大学・東北学院大学・株式会社建設技術研究所による合同出展も3年目を迎え、展示内容や運営方法の改善を重ねてまいりました。その積み重ねを評価いただけたことを大変うれしく思います。ご来場いただいた皆さま、運営関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
賞名きれいで賞( 塚本勝男・東北大学大学院理学研究科/名古屋大学大学院工学研究科)
理由本発表は、ゲーム技術という身近なエンターテインメント技術を防災分野へ展開する新たな視点を提示し、河川決壊や洪水などの災害シミュレーションを、特殊なAI や高価な専用ソフトウェアに依存することなく実現する可能性を示した点で、極めて独創的である。エンターテインメント技術を社会課題の解決へ結び付ける発想は、技術の新たな価値を創出するものであり、防災・減災にとどまらず、教育、都市計画、インフラ管理など幅広い分野への展開が期待される。また、シミュレーション結果を直感的かつ視覚的に示すことで、専門家だけでなく行政や地域住民との情報共有や合意形成にも貢献する。本発表は、異分野の技術を融合し、新たな社会的価値を生み出す「エンターテインメント技術の社会実装」を開拓する優れた例であり、その発想の「うつくしさ」と独創性を高く評価し、「きれいで賞」を授与する。
副賞
身近な色素を使ってくすりの研究を学ぼう
東北大学大学院薬学研究科
受賞者コメント
この度は、栄えある賞を賜り、ありがとうございます。私たちは、薬用植物や天然色素を題材に、薬学や創薬研究に関わる分子や植物が持つ不思議な性質を、楽しみながら学べる体験型展示を行いました。薬用植物園では、さまざまな薬用植物を観察するとともに、「葉書」の由来であるタラヨウの葉に文字や絵を描き、タンニンの酸化による色の変化を体験していただきました。また、カレーの黄色成分「クルクミン」をヒントにした創薬研究を紹介し、クルクミンがブラックライトで光る性質や、青色色素の不思議な性質を体験できる展示を企画しました。予約なしで気軽に参加できる体験型展示に継続して取り組み、多くの方に薬学や創薬研究を身近に感じていただけるよう工夫を重ねてきました。今後も、体験型展示を通して薬学や創薬研究の魅力を発信し、科学への興味や新たな発見につながる機会を提供できるよう、展示内容の充実に取り組んでまいります。
賞名AIST TOHOKU賞(国立研究開発法人産業技術総合研究所 東北センター所長 山口有朋)
理由身近な色素を題材として、分子の性質と医薬品研究とのつながりを、実験を通してわかりやすく伝えていた点を高く評価しました。色の変化といった目に見える現象から最先端の創薬研究へと発展させる構成は、参加者の知的好奇心を刺激し、科学研究への興味を深める優れた取り組みでした。将来の科学技術人材の育成に貢献することを期待し、ここにAIST TOHOKU賞を贈ります。
副賞・東北センター見学チケット
・産総研クリアファイル
出張薬用植物園!!!薬用植物の世界へご案内!!!
東北大学大学院薬学研究科
受賞者コメント
この度は、栄えある賞を賜り、ありがとうございます。私たちは、薬用植物や天然色素を題材に、薬学や創薬研究に関わる分子や植物が持つ不思議な性質を、楽しみながら学べる体験型展示を行いました。薬用植物園では、さまざまな薬用植物を観察するとともに、「葉書」の由来であるタラヨウの葉に文字や絵を描き、タンニンの酸化による色の変化を体験していただきました。また、カレーの黄色成分「クルクミン」をヒントにした創薬研究を紹介し、クルクミンがブラックライトで光る性質や、青色色素の不思議な性質を体験できる展示を企画しました。予約なしで気軽に参加できる体験型展示に継続して取り組み、多くの方に薬学や創薬研究を身近に感じていただけるよう工夫を重ねてきました。今後も、体験型展示を通して薬学や創薬研究の魅力を発信し、科学への興味や新たな発見につながる機会を提供できるよう、展示内容の充実に取り組んでまいります。
賞名将来の医療に役立つで賞(東北医科薬科大学 学生広報スタッフ)
理由現在の日本では2人に1人が、がんになる社会と言われています。このリスクに対してインド人はがんになりづらいという疫学的視点から、カレーに着目し、カレーに含まれるクルクミンにがんを予防する作用があるのではないかという仮説に基づいた検証は非常に興味深いものでありました。クルクミン以外にも身近な飲料を用いた実験なども行われ、子どもから大人まで魅了しているブースであると感じました。小さな学び人である小学生、中学生、高校生にとって、身近なものに疑問を持ち、探究するこころがくすぐられるような展示であったと感じ、選出させていただきました。
副賞東北医科薬科大学オリジナルグッズ
深海底からアフリカまで!?地球の謎をあばく「科学掘削」の世界を体験しよう!
日本地球掘削科学コンソーシアム
受賞者コメント
この度は、科学はアートだ!賞を賜り、誠にありがとうございます。私たちは、海底や陸域を「掘る」ことで得られる地質サンプルや様々なデータを使い、地球の様々な謎の解明に取り組む「科学掘削」に携わっています。科学掘削は、それ自体がなにか特定の研究分野を意味しているわけではなく、掘削という手段を軸にして、地震や地質学、気候変動、生物学などの多様な分野の研究を支えるプラットフォームです。そのため、科学掘削と言われても、ピンとこない方が多くいらっしゃるだろうと思います。今回の展示では、掘削を支える技術や掘削で得られる試料を体験し、ご覧いただくことで、その面白さの一端でも伝えられるよう工夫をしました。このような私たちの工夫を、「アート」という切り口で評価いただけたことは、大変光栄で、今後の励みとなります。
賞名科学はアートだ!賞(ODA(おだ)プレーン愛好会)
理由地震はいつも揺れを感じるだけですが,自分自身が震源となって揺れを発生させ震源の求め方を解説する参加体験型の説明がおもしろいと思いました。謎を解くためはるばる出かけ掘削し必要な岩石を採集し分析する,しかもミクロの化石が美しいので「科学はアートだ!賞」を贈呈します。
副賞希望により紙飛行機教室を出前します。
電波が見える?電波強度予測ロボットで見てみよう!
国立研究開発法人情報通信研究機構
受賞者コメント
このたびは、I-SCIENCE賞を賜り、大変光栄に存じます。
情報通信研究機構(NICT)は今回初参加し、レジリエントな情報通信インフラの実現に貢献する研究成果を4つの体験ブースで紹介しました。
電波強度予測技術は、「どこで通信が弱くなるか」を事前に予測し、通信断を未然に防ぐことを目指しています。目に見えないけれど皆様の生活に当たり前のように溶け込み、通信を支えている「電波」。さらに、その電波の1秒先の未来をAIで予測する技術の活用事例として、人が立ち入れない瓦礫コース内を、来場者の皆様にロボットを操作していただきながら電波の可視化を体験できる展示と説明、後で振り返れるように紹介動画用の名刺も配布しました。体験の没入感から、多くの来場者から驚きと笑顔をいただき、大変嬉しく思いました。
今後も、研究開発と情報発信に取り組んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
賞名I-SCIENCE賞(東北大学大学院情報科学研究科研究科長)
理由貴団体の展示は、災害現場など人が立ち入ることのできない環境で活動するロボットを支える通信技術に着目し、「通信できる状態」を維持するという、あらゆる無線通信機器に応用可能な汎用性の高い課題に取り組んでいる点を高く評価いたしました。通信内容そのものではなく、その前提となる通信環境の確保に焦点を当てている点は独創的であり、今後幅広い分野への応用可能性を感じさせる研究でした。また、電波という目に見えないものを可視化する工夫により、この分野に初めて触れる来場者にも理解しやすく、それでいて実際の研究・開発内容が臨場感をもって伝わる展示となっており、自然と好奇心が深まりました。来場者からの質問にも一つひとつ丁寧にお答えいただき、展示を見るだけでなく、対話を通じて研究に対する「愛」が伝わってきました。以上の点を高く評価し、ここにI-SCIENCE賞を贈呈いたします。
副賞情報科学研究科オリジナルグッズ等
宇宙天気って何?宇宙天気予報を体験してみよう!
国立研究開発法人情報通信研究機構
受賞者コメント
このたびは、JRC創意工夫賞を賜り、大変光栄に存じます。
情報通信研究機構(NICT)は今回初参加し、レジリエントな情報通信インフラの実現に貢献する研究成果を4つの体験ブースで紹介しました。
太陽活動は人工衛星の運用やGPSによる位置測位、通信・放送などインフラに影響を及ぼすことがあります。NICTでは、太陽フレアなどに起因する宇宙環境の変動である「宇宙天気」を観測し、その影響を予測する「宇宙天気予報」を24時間365日体制で提供しています。今回は、デジタル地球儀「ダジック・アース」を使った太陽活動の紹介に加え、宇宙天気予報会議をバーチャル空間で体験しながら謎解きに挑戦する企画を実施しました。来場者の皆さまに宇宙や科学技術への関心を持っていただくとともに、「宇宙天気予報」の役割や重要性への理解を深めていただけるよう工夫した取り組みを評価いただき、大きな励みとなっております。
今後も、研究開発と情報発信に取り組んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
賞名JRC創意工夫賞(日本無線株式会社 東北支社長 田中 裕史)
理由情報通信研究機構(NICT)さんの展示では、日常での電波を使った無線通信と自然現象であるの太陽の活動との影響などをわかりやすく説明していました。
地球上の人々は太陽の恵みを受けて生活しておりますが、ときに太陽活動が変化して、「太陽フレア」などが発生するとオーロラが発生することは知っている人も多いと思いますが、電波の自然現象を利用した船舶・航空の遠距離通信とか、GPSなどに一時的に影響することもあります。
これらの太陽活動の変化による社会生活への影響は太陽活動が事前にわかることで対応がきることもあります。NICTさんでは天気予報のような、太陽活動などの「宇宙天気予報」を提供して早期の対応ができるよう説明をしておりました。
今年からNICTさんで参加した展示ですが、ちょうど太陽の活動も2025年から2026年にかけては太陽の黒点が増減する11年周期の活動が活発になる時期でもあります。展示では太陽や地球の様子をデジタル地球儀「ダジックアース」で観察する工夫と、さらにバーチャル空間「みなっぱ」に入り込み、バーチャル空間で「宇宙天気予報」について学びクロスワードクイズを解くアイディアで参加者の興味を持つ工夫をしていました。
このプログラムでは電波の性質などがわかり、科学技術に興味を持つきっかけになる内容で、説明の工夫があってわかりやすく「創意工夫」が見られましたので、本賞を贈ります。
副賞日本無線「JRC」製オリジナルAM/FMラジオキット
色んなロボットを動かしてみよう!
石巻専修大学 ロボット研究会
受賞者コメント
この度は、「東北公益文科大学 鳥海塾賞」をいただき、誠にありがとうございます。今年度のサイエンスデイには、「ロボットハンド」や「水平スタビライザー」などのマイコンを用いたロボットを動かしてもらう体験に加え、基本的なロジック回路を実際に作ってもらうという新たな体験を用意しました。ロボットの仕組みやマイコンの存在を、子どもたちにわかりやすく学んでもらうことを目標に、部員一同で準備や出展に取り組みました。出展では、AND/OR回路などの基本的な制御から始まり、センサー制御、そしてプログラムで動くロボットへと発展する流れを体験してもらうことで、子どもたちにモノづくりの楽しさを伝えられるように工夫しました。会場で見た子どもたちの笑顔がとても印象に残っており、私たちの思いが少しでも伝わったのではないかと感じ、嬉しく思います。今回の出展や受賞を励みに、さらに多くの子どもたちにモノづくりの楽しさを伝えられるよう、今後も活動を続けていきたいと思います。最後にこのような名誉ある賞をたまりましたこと、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
賞名東北公益文科大学 鳥海塾賞(東北公益文科大学 鳥海塾)
理由身体の不自由や人間の作業量軽減、あるいは災害時の捜索活動、危険調査、復旧活動など、人間の肩代わりとなるロボットは、今後存在価値がより一層高まります。そうした技術を担う人材を多く育てていくことも重要である中、本展示は、AND/OR回路など最も基本的な制御の仕組みから始めて、一つのセンサーの制御、すべてを組み合わせたプログラマブルな自律ロボットへと発展する流れを見せることで、子どもたちが将来そのつながりの先を目指してもらえる期待感が高まる構成となっていました。以上のように、公益的かつ教育性豊かな展示であることから東北公益文科大学鳥海塾賞を贈ります。
副賞鳥海塾オリジナルグッズ
きみのアイディアでプログラミング!ロボットを動かそう!
仙台大志高校ロボットレンジャーチーム
受賞者コメント
このたびは、栄誉ある賞をいただき、ありがとうございました。私たち仙台大志高校ロボットレンジャーチームは1年生から4年生の有志の集まりです。このプログラミングを用いてロボットを動かす体験講座は、3年前から児童館や地域などで活動を進めてきました。子どもたちと語り合い、工夫しながら、プログラミングとロボット操作を楽しんでもらう活動をしております。講座の最後にロボット相撲などの競技を取り入れ、プログラム、ロボットの自在性を高める工夫もしています。今回の出展で、講座の進行や説明の仕方など、アイディアを出し合いました。参加の皆さんに楽しんでいただきたいという思いのみで、当日講座に臨んでいました。私たちの取り組みや熱意をご評価いただき、大変嬉しい気持ちで一杯です。今後も地域や子どもたちに喜んでもらえるような活動を心がけていきたいと思います。最後に、私たちに、貴重な体験の場を提供してくださった主催者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
賞名Tohtech E&E Prize(東北工業大学 工学部 電気電子工学課程 課程長 柴田 憲治)
理由ロボットの動きを自らプログラミングし、ロボット相撲大会を通じて、その成果を楽しみながら体験できる企画となっていた点を高く評価しました。定員を上回る参加申込みが寄せられるなど、参加者の関心も非常に高く、企画を支援した学生の熱意や、参加者と一体となって取り組む姿勢も印象的でした。また、本企画は、本学電気電子工学課程が教育・研究の対象とするロボット技術を扱っており、本賞の趣旨にも合致しています。以上の点を高く評価し、ここに本賞を贈ります。
副賞ロボット工作キット
「アプリってどう動くの?」〜スマホアプリのしくみを体験しよう!~
とんペディア_ラボ
受賞者コメント
賞名情報処理学会東北支部賞(情報処理学会東北支部 支部長 住井 英二郎)
理由本出展は,バグをわざと入れこんだゲームアプリに対して,受講者にそのバグを発見・修正してもらうという体験を提供していました.アプリケーションソフトウェアのデバッグは,質の高いアプリケーションを作成する上での重要ですが,しばしば職人芸や高度な専門知識が要求されるといった難しさがあります.そうした難しくも重要な課題を,小中学生向けの体験プログラムとしてパッケージ化していたという工夫および創造性を評価いたしました.参加者もとても熱中して取り組んでいたように思いました.
副賞情報処理学会東北支部が厳選した頭の体操パズル
完全攻略をめざせ!半導体クイズラリー
東北半導体エレクトロニクスデザインコンソーシアム(T-Seeds)・東北大学マイクロシステム融合研究開発センター(μSIC)
受賞者コメント
このたびは「いろいろな科学技術があって勉強になったで賞」をいただき、誠にありがとうございます。ご参加いただいた皆さま、運営関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。今回のクイズラリーは、出展にご協力いただいた企業・団体の皆さま、そして学生の皆さんとともに作り上げた企画ですので、この受賞を大変うれしく思っております。半導体は私たちの暮らしを支える重要な技術ですが、その仕組みに触れたり、半導体関連の仕事をされている方の話を聞いたりする機会は決して多くありません。今回のクイズラリーでは、東北の半導体関連企業・団体や、MEMSセンサーを用いたデバイス開発に取り組む学生団体の協力による展示や紹介を通じて、子どもたちが楽しみながら半導体やものづくりに親しめる場となること、そして子どもたちとの対話の機会となることを目指しました。今後も子どもたちの将来の学びや仕事を考えるきっかけづくりに取り組んでまいります。
賞名いろいろな科学技術があって勉強になったで賞(仙台城南高等学校美術デザイン部&からくりロボット研究部)
理由授業の中で半導体に関して学習する機会があり、私たちの生活は多くの半導体技術によって支えられていることを知りました。そのような半導体を小学生にも分かりやすく、かつクイズ形式で楽しみながら勉強するという素晴らしい企画をされていた団体の皆様に賞を贈らせていただきます。
副賞生徒が設立した賞のため副賞はありません。
ページのTOPへ