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表彰式・交流パーティー 2013

サイエンスデイAWARDとは

 『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』では、あなたが”よい”と思った出展プログラムに対して、お互いに自分の賞をつくって表彰し合う取組み「サイエンスデイAWARD」を行なっています(サイエンスデイAWARDの趣旨はこちら)。

 一般的な科学や技術のコンクールは、その成果を評価します。しかしサイエンスデイAWARDは、その結果に至るまでの”プロセス”が、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資するか、すなわち、科学的なものの見方や考え方、科学に対する姿勢といった視点から評価します。

 ”よい”科学や技術とは、そもそも何か?そこにはさまざまな視点があります。サイエンスデイAWARDは、複眼的な視点から評価できるよう、個人・団体問わず誰でも賞を創設できることが、最大の特徴です。 そして、『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』を審査会場とし、開かれた審査を行いました。

計40の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などが賞創設


7月25日に片平さくらホールにて開催した「サイエンスデイAWARD2013表彰式」のようす

 今年の「サイエンスデイAWARD」では、昨年度(34の個人・団体)を上回る、40の大学や研究機関、企業や官公庁、小中高生などにより、計42賞が創設されました(創設された賞一覧はこちら)。審査結果は、7月25日(木)に東北大学片平さくらホールにて開催した「サイエンスデイAWARD2013表彰式」にて発表されました。当日は、会場いっぱいとなる160名を超える多くの方に、ご出席を賜りました。



共催団体を代表して、独立行政法人産業技術総合研究所東北センター所長の三石安さんによる挨拶

 サイエンスデイAWARD表彰式では、主催者から『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013』開催結果が報告された後、共催団体を代表して、独立行政法人産業技術総合研究所東北センター所長の三石安さんから挨拶がありました。今年度は計23団体が受賞し、そのうち一冠受賞が13団体、二冠受賞が6団体、三冠受賞が1団体、四冠受賞が1団体、五冠受賞が2団体ありました。


 表彰式では、賞創設者から受賞者に対して、一人ひとり表彰状を手渡し、それぞれの視点からなぜ”よい”と思ったのか、授賞理由が述べられました。また、賞創設者の特徴を活かした副賞もプレゼントされました。それに対して受賞者は、受賞の喜びを語った後、それぞれどのような意図で出展したのか等をスピーチしました。


「とてもわかりやすかったで賞」を創設した仙台市立愛子小学校5年の鈴木乃愛さんも会場に駆けつけ、表彰状を授与してくれました

賞創設者から受賞者に対して、それぞれの視点からなぜ”よい”と思ったのか、授賞理由が述べられました。



受賞者には、賞創設者の特徴を活かした副賞もプレゼントされました

受賞者からは、受賞の喜びが語られました


『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』キックオフイベント併催


『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』キックオフイベントのようす

 また、これから新しくスタートする『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』のキックオフイベントも併催されました。『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』とは、学都「仙台・宮城」の地域特性とポテンシャルを活かし、この地で生まれた科学や技術の”プロセス”が、実感を伴って地域に還元される循環、名付けて「科学・技術の地産地消」モデルを構築することで、知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資する、持続可能なコミュニティ形成を目指すものです。


運営委員長(予定)の内田龍男さん(仙台高等専門学校 校長)による『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』キックオフ宣言

 キックオフイベントでは、運営機関(コーディネータ:特定非営利活動法人 natural science 大草芳江)による全体説明があった後、運営委員長(予定)の内田龍男さん(仙台高等専門学校 校長)により、「これからサイエンスデイをさらに発展させる形で、サイエンスコミュニティが発足されます。皆さんはサイエンスコミュニティのメンバーです。今後ともよろしくお願いします」とキックオフ宣言が行われました。

 表彰式に続いて開催された交流パーティーでは、賞創設者と受賞者による、既存の枠組みを超えた交流が行われました。サイエンス・デイは、大学や研究機関、企業や官公庁など、様々な方のご協力によって成り立っています。中高生の皆さんも、積極的な姿勢で、様々な分野の方と交流を深める姿が目立ちました。

 これからも「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造」に資することを目指し、今後は『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』として、活動を展開して参ります。最後になりましたが、ご理解・ご協力を賜りました関係者の皆さまに、心よりお礼申し上げます。引き続き、皆様のご支援の程よろしくお願い申しあげます。

サイエンスデイAWARD 受賞者一覧はこちら(年度別) ※2013年度分は8月1日公開予定。


集合写真

開催結果

【名 称】 サイエンスデイAWARD2013表彰式・交流パーティー
【併 催】 『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』キックオフイベント
【日 時】 2013年7月25日(木)14:00~17:00 表彰式、17:00~19:00 交流パーティー
【会 場】 東北大学片平さくらホール(仙台市青葉区片平2-1-1)1階・2階
【主 催】 特定非営利活動法人 natural science
【共 催】 東北大学、独立行政法人 産業技術総合研究所東北センター、宮城県、仙台市教育委員会、仙台高等専門学校、ディスカバリー・ジャパン株式会社
【会 費】 お一人2,000円(交流パーティー実費として。中高生は無料招待)
【式次第】 ■『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』キックオフイベント(14:00~14:15)
①全体説明
 運営機関:特定非営利活動法人 natural science 大草芳江
②『学都「仙台・宮城」サイエンスコミュニティ』キックオフ宣言
 運営委員長(予定):内田龍男さん(仙台高等専門学校 校長)
■サイエンスデイAWARD2013表彰式(14:15~17:00)
①『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013』開催報告
 主催:特定非営利活動法人 natural science 大草芳江
②あいさつ(学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ共催団体を代表して)
 独立行政法人 産業技術総合研究所 東北センター 所長 三石安さん
③サイエンスデイAWARD2013表彰式
 進行&写真撮影:特定非営利活動法人 natural science 大草芳江
■交流パーティー(17:00~19:00)
①あいさつ(学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ共催団体として)
 東北大学 理事(産学連携担当) 進藤秀夫さん
②乾杯の挨拶
 仙台市天文台 台長 土佐誠さん
③交流パーティー
④中締めの挨拶
 東北大学大学院工学研究科 教授 堀切川一男さん
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