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学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2024

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2024の受賞結果

身近な疑問がいーっぱい!「電気」って面白いを感じてね
仙台青陵中等教育学校 科学部
受賞者コメント
賞名東北経済産業局知的財産室長賞(東北経済産業局知的財産室長 桾澤 道夫)
理由磁界とはそもそもなにかの説明から、電流と磁界の力関係、私達が日常生活で使っているモーターの原理をクリップモーターで体験でき、このような一連の展示・説明がとてもわかりやすかったことを高く評価しました。皆さんの今後の活動と、将来の科学を支える人材になって欲しいという願いを込めて、賞を贈りたいと思います。
副賞・知財でポン(知的財産権学習カードゲーム)
・図書カード
賞名Tohtech E&E Prize(東北工業大学 工学部 電気電子工学科 学科長 藤田 豊己)
理由「電気」をテーマにした展示は、私たちの身近にありながら不思議な存在である電気について理解を深め、感じ取ることができる内容でした。生徒たちが主体となって電気の「なぜ」を探求する様々な展示を行い、その過程で来場者が楽しみながら学ぶ姿は非常に印象的でした。また、これらの展示が我々の電気電子工学科が対象としている電気を扱っていた点も本賞の目的に合致していました。以上の点について高く評価し、賞を贈らせていただきます。
副賞電子工作キット
賞名東北大・多元研・賞(東北大学多元物質科学研究所 所長 福山 博之)
理由「電気」や「磁界」について順番にわかりやすく体験させてくれるプログラムでした。はじめに静電気の体験があり、次に手回し発電機、そして磁界を砂鉄で見る体験ができます。次に、磁界の中に置かれたコイルのブランコに電流を流すと、ブランコが動き、磁界と電流により力が発生することが分かります。そして最後にクリップモーターを作成するのですが、このときにはモーターの仕組みが全てわかってしまうという、非常に練られた内容でした。説明も非常にわかりやすく、よく練習されたものでした。また、難しい質問に対し、一緒に答を探す姿がとても頼もしかったです。今後も科学を楽しんで、たくさんの人に科学の面白さを伝えて下さい。
副賞多元研グッズなど
賞名東北工大情報通信工学科賞(東北工業大学工学部情報通信工学科長 佐藤 篤)
理由仙台青陵中等教育学校科学部の「身近な疑問がいーっぱい!「電気」って面白いを感じてね」は情報通信の基盤となる電気・磁気について、静電気からエネルギーの変換、磁界、モーターの仕組みまで、身近な実験を通して分かりやすく伝えていました。実際に動作するクリップモーターを小学生でも作れるようにしていたのも素晴らしかったです。
副賞モバイルバッテリーと消せるボールペン
賞名IEEE Sendai WIE 活躍賞(IEEE Sendai WIE)
理由IEEE Sendai WIEでは女性の技術者や研究者への支援を目的として活動しております。イベント中、積極的に説明をしてくれる姿勢や、にぎやかで明るい雰囲気がとても印象的でした。出展の内容についてだけでなく、普段の活動についても質問をしましたが、対応してくれた女子生徒さんがわかりやすく丁寧に答えてくれました。ここ数年での部活動における女子生徒の比率の増加についても教えていただき、今後の理工学系分野を牽引する人材に成長し、活躍しほしいという期待を込めてえらばせていただきました。
副賞・IEEE Sendai WIE オリジナルグッズ
・IEEE Sendai WIEホームページへ活動紹介が掲載できる権利(詳細は相談)
 https://www.ieee-jp.org/section/sendai/AG/wie/index.html
賞名ファミリーでワクワク!ララガーデン長町賞(ララガーデン長町オペレーションセンター所長 桑田 泰博)
理由「クリップモーター」は身近で少ない材料から作って学ぶことができ、また、誰もが体験している「静電気」のしくみを楽しく・分かりやすく疑問を解決していたと思います。日常の中にある「科学」の学びを大人から小さなお子さままで「へぇ~」と体験できるブースでした。
副賞ララガーデン共通お買物券・お食事券 10,000円分
※部活動で使用する消耗品や備品などの購入にお役立てください。
賞名宮城大学 Wow Award(宮城大学学長 佐々木啓一)
理由今回のテーマは、このような企画では割と一般的な「電気」を取り上げていました。しかし、それぞれが面白い観点での電気を見える化していて、中学から高校の学年の生徒さんたちが一緒に活動をし、その結果をわかりやすく説明をしていた姿は良かったです。クリップモーターは、昔の記憶に残っていましたが、改めて説明と実物を見ると、Wowと思いました。よって、宮城大学Wow Awardの授与対象と選出しました。
副賞宮城大学坪沼農場で撮れた米30Kg
賞名仙台管区気象台長賞(仙台管区気象台 台長 加藤孝志)
理由生活をしている中で当たり前になっていることは多くありますが、それらをとらえて疑問点を解明する点は、科学の基礎になると考えています。
また、科学的なものは難しい説明になりがちですが、実験や工作を用いて非常にわかりやすく説明してもらいました。
将来の有望な科学者として大きく期待しております。
副賞今年20歳を迎えた気象庁マスコットキャラクター「はれるん」グッズ(非売品)
賞名映像情報メディア学会東北支部賞(映像情報メディア学会東北支部 支部長 今野 徳男)
理由電気は私たちの生活に欠かせません。映像情報を創り上げ、世の中に送り届けるのも、電気があって初めてできること。受賞者の皆さんは、棒磁石を使った易しい実験にはじまり、徐々に電気の性質に迫る展示を丁寧に分かりやすく行っており、子ども達の目は好奇心に輝いていました。自分の手で電気を起こしたあとは、簡単なモーターを作ってもらうなど、始めから終わりまで「見て・触って」体験型の実験メニューを取り揃えた皆さんの頑張りと創意工夫を大いに評価します。
副賞会員企業からのノベルティグッズ詰め合わせ
賞名科学指導者賞(日本物理学会東北支部長賞)(日本物理学会東北支部長 木村憲彰)
理由工作を演示実験で電気と磁気の面白さを伝えてくれました。小さい子にもわかるようにチラシを作るなど、よく準備されていました。他人にわかるように伝えるためには、まず自分たちが良くわかっていないといけません。自信をもって説明をしてくれる生徒さんたちを見ると、指導の先生が上手に生徒さんたちを導いてくれているのがわかります。これからも、科学好きの生徒さんをたくさん育てていただきたく、この賞を贈らせていただきます。
副賞物理実験のヒントとなる本「いきいき物理わくわく実験」(愛知物理サークル、岐阜物理サークル編集)を贈呈します。併せて、ご希望に応じて物理学会東北支部から研究者が出前授業を行います。(出前授業は受賞されなくても申し込み可能です)
千変万華 電気の変わり身
仙台ニ華中学校 自然科学部
受賞者コメント
この度は、9つもの素晴らしい賞をいただきありがとうございました。
今年は「電気」をテーマにして研究を進めましたが、特にワイヤレス給電とコイルガンは好評で、子どもから大人までたくさんの方に楽しんでいただいたことを嬉しく思います。
さらにサイエンスショーでも昨年同様、年代問わず多くの方が「おお!」「すごい!」と目を輝かせており、こちらも大成功だったと感じています。

私たちは独自性を大切にしていて、ただ既存の実験を行うのではなく、もうひと工夫加えることを意識しています。しかし「電気」というテーマは部員の中でも得意・不得意があり、試行錯誤の連続でした。でも、そんな状況だからこそ、まずは自分たちが興味を持ったこと、楽しいと思ったことを実験して、本番で多くの人に楽しさを伝える「楽しみ、楽しませる」精神を持ち、発表を無事に成功させることができたのだと思います。

今後も、安全面への配慮は忘れずに、創意工夫を凝らしながら情熱を持って研究を続けていきたいと思いますので、ぜひ来年以降の二華中自然科学部にご期待ください!あらためて、このような機会を設けていただいたこと、そして素敵な賞をいただけたことに感謝申し上げます。
賞名未来の金属博士賞(公益社団法人日本金属学会東北支部 東北支部長 福山博之)
理由スマホの充電などにも利用される「ワイヤレス給電」について自作のコイルを使って実験していました。二つのコイルを近づけたときにLEDが点灯する様子を子供たちが興味深げに見つめていました。また、「超電磁砲」では、電磁石によって小さな釘を加速して飛ばし、発砲スチロールに見事に打ち込んでいました。瞬間的に放電する必要があるため、電荷を貯める回路に使い捨てカメラを利用していたところも工夫が見られて良かったと思います。見学者の質問にも丁寧に答えていたのが印象的でした。
副賞表彰盾
日本金属学会 缶バッジ
日本金属学会 コースター
賞名仙台歯科技工士専門学校 学校長賞(伊藤 多佳男)
理由仙台二華中の出展は毎年非常にレベルが高く,AWARDにおける表彰数が常に最多レベルにあることも納得できる内容でした.私もこれまでに幾度表彰しようと思ったことか.ただ,私がサイエンスデイに求めるものは「子どもたちのキラキラした瞳」と「私自身の楽しさ」という非常に単純なものだったりするので,その視点から考えると,これまでの二華中さんの出展は,敢えて言うなら大人受け,玄人受けの良い内容であったように感じてしまっておりました(個人の感想です).
ところがどうでしょう.今年は随分と雰囲気が違い,生徒さんたちの一生懸命さ,各ブースそれぞれの理解度の高さ,準備の周到さは無論例年通り.では,何が違ったかと言うと,出展者である生徒さん自身が「すごく楽しんでるなぁ.」と感じられたことです.(私にとっては中学生である出展者の目がキラキラしていることもすごく嬉しいことですので.)何よりも超電磁砲チームの皆さんの楽しそうな雰囲気に私の気持ちは持っていかれました.端子の腐食が進み,電池の在庫も底をつき,それでも来場者に披露しようと放つ乾坤一擲の一撃で,砲弾の装填を忘れる…こういうのって,終始予定通り進んだイベントよりも絶対に本人たちの心に残りますよね.私も忘れませんw
頑張った結果としての失敗は成長の糧.来年度以降の二華中自然科学部の出展を今から楽しみにしております.
副賞ミニ義歯ストラップ
出張授業体験(ご希望に応じて)
賞名国立仙台高等専門学校名取キャンパス賞(国立仙台高等専門学校 名取キャンパス副校長 伊藤 昌彦)
理由目に見えない電気を、様々な実験をとおして、身近に感じることができるように展示し、説明していた点を評価します。中でもコイルガンは、電磁気についての現象の理解と、実験装置を実現するための身近な回路の利用に、安全への配慮と創意工夫が見られたので、賞を授与することにいたしました。
副賞特製の盾
賞名応用物理学会東北支部長賞(しぶいで賞)(宮﨑讓・応用物理学会東北支部長)
理由「電気」とひとことに言っても、静電気から電磁誘導、発電など様々な物理現象があります。こうした身のまわりの電気に関わる多数の物理現象を題材とし、誰もが知っている内容でありながらも、独自の視点からの解釈や工夫を加えた質の高い展示でした。使い捨てカメラを分解して、そこに使われているコイルでは性能が足りないので、必要な高電圧を得るためにいろいろ工夫したこと(当然、安全の範囲内で)を聞き、大変感銘を受けました。審査基準に照らし、最も本賞に相応しい展示であると判断しました。
副賞1. 応用物理学会東北支部オリジナル実験キット「オリジナルカメラをつくろう!」
2. しぶ茶(深蒸し茶)
3. 応用物理学会に所属する大学の研究室見学(ご希望内容によっては,調整をお願いする場合がございます)
賞名東北大学大学院医工学研究科長賞(東北大学大学院医工学研究科長 西條 芳文)
理由日々の生活に希望や喜びをもたらすだけではなく、数々の医療機器の原動力にもなっている「電気」をテーマにして、来場者が理解しやすい説明や子供たちの興味を惹く実験を、生徒さんが中心になって企画・実行したところに明るい未来を感じました。
副賞アースクロック(時計)
本体に名称を刻印するため、表彰式当日は、「目録」にて対応させていただきます。
賞名東北大学工学研究科 未来への挑戦賞(東北大学大学院工学研究科長  伊藤彰則)
理由電気に関連したさまざまな内容を手作りで試行錯誤しているところが面白かった。危険が伴うような展示もあったので、安全に注意してがんばってほしい。
副賞東北大学マグカップ
賞名東北大学工学研究科創造工学センター賞(東北大学工学研究科創造工学センター長 山口 健)
理由今年は「電気」をテーマにしてさまざまな研究や実験を行ったことを紹介していました。対象年齢も、小学生以下の子供たちにもわかるように配慮した面白い実験が多く紹介されていました。時間を決めて行っていた実験は、時計反応など子供たちが不思議に思い、科学に興味を持つようなものをサイエンスショーにしてわかりやすく説明していました。
副賞東北大学工学研究科・工学部 創造工学センター及び関連研究室ツアー 招待券
賞名電子情報通信学会東北支部長賞(電子情報通信学会東北支部 2024年度支部長 松浦祐司)
理由「電気」に関連した、最近注目されているテーマを選択し、その仕組みについて小中学生には分かりやすく、大人には高いレベルで説明できていたことに感心しました。口頭説明の上手さ・熱量はもちろん、説明パネルについては見やすさに加え、論理的にまとめていた点など、中学生としては非常に高いレベルで実現されていたことも評価させていただきました。まさに将来の技術者・研究者の卵であり、光り輝く豊かな未来社会に向けて挑戦するであろう皆さんにこの賞を贈呈します
副賞電子情報通信学会東北支部特製図書カード(製作中のため目録を贈呈)
賞名科学の芽賞(二間瀬敏史(東北大学名誉教授))
理由電磁気現象の再現実験をその問題点を考えながら行っていることに関心しました。今後も自分自身で問題点を見つけて頑張ってください。
副賞二間瀬著の天文学・相対性理論・宇宙論の一般向け解説書の寄贈。希望があれば最新の天文学、宇宙論の話題の講演、あるいは相対性理論の解説を行います。
ぶつりおもちゃ祭り
宮城県仙台二華高等学校 物理部
受賞者コメント
この度は5つの素晴らしい賞をくださり、誠にありがとうございます。私たちは「ぶつりおもちゃ祭り」と題して、一つのテーマに絞らずにさまざまな分野のおもちゃを紹介しました。動画やレポート、作成体験や展示などを通して物理の面白さが伝わることを目指しました。具体的には、風車や紙飛行機、分光器の3種類のおもちゃの作成体験を行いました。また、水飲み鳥や浮沈子、鏡の反射を用いたスコープのようなものを展示し、来場者が実際に手にとっての体験できるようにしました。さらに、風車と水飲み鳥のおもちゃに関する研究をし、レポートを作成して発表しました。今年のサイエンスデイでは、子供だけではなく大人の興味も引き出せるような展示をすることができたと思います。今後とも仙台二華高等学校をよろしくお願い致します。
賞名日本分光学会東北支部長賞(日本分光学会東北支部 支部長 藤井朱鳥)
理由様々な物理現象を上手くおもちゃに落とし込み、科学を楽しむと同時にその本質を理解できるように良く工夫がされていました。解説も明快で、なにより各担当者が楽しみながら説明をしていることが好印象でした。
副賞クリスタルトロフィー
(後ほど受賞者に送付します)。
賞名東北大学理学研究科長賞(都築暢夫・東北大学大学院理学研究科長)
理由身近にあるおもちゃの中にある物理原理を取り上げてわかりやすく解説していました。光、水、風を活用したおもちゃや、気化など相変化を利用したおもちゃなどを用いて、物理現象を上手に説明していました。さらに、風車と三枚羽根風車の発電量に関する実験などユニークな視点で物理現象を考察していました。また、おもちゃ作りを通して科学の面白さが参加者に伝わっていました。サイエンスの楽しさが溢れていました。
副賞記念盾の贈呈、ならびに受賞した皆様を東北大学大学院理学研究科で実施している最先端研究を紹介する「ぶらりがく for You」にご招待します。なお、記念盾にお名前などを打刻するため、その制作が表彰式までに間に合わないことから、式当日は「目録」を贈呈します。
賞名中高生最優秀発表賞(東北大学生命科学研究科・酒井 聡樹)
理由風車による風力発電という試みが斬新で、発展性を感じるものであった。研究内容もしっかりとしていた。
副賞
賞名アントレプレナーシップ特別賞(みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム(MASP)プログラム代表者 湯上 浩雄)
理由
副賞
賞名日本物理学会東北支部長賞(日本物理学会東北支部長 木村憲彰)
理由浮沈子(ふちんし)や水飲み鳥などの不思議なおもちゃの原理について、単に説明するだけではなく、説明の後に条件を変えたとき何が起きるかといったクイズを出し、聞いている人に考えさせ、そのあとどれが正解かを実際に実演することによって確認するといった、科学のプロセスをなぞるようなプレゼンテーションが秀逸でした。また、動画の解説もよくできていてすっかり見入ってしまいました。これからも、身の周りの面白い現象や不思議な現象を探してみてください。
副賞物理の様々な不思議や謎について紹介した本「ビッグクエスチョンズ 物理」(マイケル・ブルックス著)を贈呈します。
五重塔を揺らしてみよう!木組み体験コーナーもあるよ!
宮城県立大崎高等技術専門校
受賞者コメント
 宮城県立大崎高等技術専門校 木の家づくり科

 この度は、名誉ある4つの賞を頂き大変光栄に存じます。
 私達のブース「五重塔を揺らしてみよう!木組み体験コーナーもあるよ!」には、老若男女600人以上の方々に参加していただきました。 
 1000年以上前に創造された五重塔が、木造の高層建築物であるにもかかわらず、優れた耐震・制震性を有し、歴史上倒壊した記録がないという事実に多くの方は驚嘆します。知っているようで知らない非常にミステリアスな塔は、巨大地震で動く映像記録がないため、研究者などが描くCGシミュレーション上の表現が、柳のような揺れのイメージになっています。実物は膨大な数の木材が密に組まれており、それほどには大きく揺れないと想像しますが、模型上は可能な限り派手に再現するという目的で作製しました。来場者の方々が熱心にクイズに答えてくださり、最後に子供たちが動く台座のハンドルを我先にと回したがるのですが、中には大人が思いっきり揺らし過ぎて、本当に倒壊寸前となって歓声があがるなど、参加者には楽しんでいただけたと思います。
 小さな家型の木組み体験には、子供たちが4~5人のチームとなって、骨組みを組み立ててもらいました。継手・仕口の複雑な形状を目でみて、組み上げてみて、屋根の上に登ってみて、という体験を通じて、家づくりの一端を知ってもらえたのはうれしかったです。
 最後に、今回の出展が多くの方にとって伝統木造や技能の担い手について考えるきっかけとなっていましたら幸いです。改めて関係者の皆様、ご来場の方々へお礼を申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
賞名INTILAQアントレプレナーシップ賞(INTILAQ東北イノベーションセンター)
理由木造建築が地震に耐えうる衝撃吸収の仕組み・理由を「五重塔」という立体模型を用いてしかもクイズを使ってわかりやすく説明している様子に感銘を受けました。中の構造が手に取るようにわかる五重塔の立体模型はインパクト抜群で参加者たちも食い入るように見たり触ったりしている姿が印象的でした。それを設計・構想するのに数か月を要したという関係者の熱意は、子どもたちが木造設計・建築に興味を持ち、将来のイノベーティブ人材を生み出す本当によいきっかけになったのではないかと感じています。
副賞起業家育成支援施設「INTILAQ東北イノベーションセンター」(仙台市卸町)でのイベント開催権(有効期限:2025年3月31日)日時・利用スペースについては後日ご相談に応じます。
賞名日本機械学会東北支部長賞 (日本機械学会東北支部支部長 中田俊彦)
理由五重塔の木製模型を使って、機械工学の基本要素である弾性を、応力と歪みの専門用語を用いずにわかりやすく体験させて理解を促すとともに、日本の伝統的な木造建築のなかに匠の技として実装されてきた気づきをクイズ形式で引き出したこと。
副賞工作工具セットを副賞として後日お送りします.表彰式では目録をお渡しいたします.
賞名情報処理学会東北支部賞(情報処理学会東北支部 支部長 羽生 貴弘)
理由実物さながらの五重塔の模型を通じて,日本の伝統的な建築技術と地震対策の仕組みを実際に見て理解できる素晴らしい展示でした.来場者が骨組み模型を組み立てる体験を通じて,木組みの面白さや魅力を直接感じられる体験が提供されるなど,多くの人に科学の面白さを感じてほしいという意欲が感じられました.皆さんが将来,科学者や情報処理技術者として活躍されることを期待しながらこの賞を贈呈いたします.
副賞情報処理学会東北支部が厳選した頭の体操パズル
賞名東北大学文学研究科長賞(木村敏明・東北大学文学研究科長)
理由伝統的な木組み文化の価値を、五重塔を揺らしてみたり、骨組み模型を組み立ててみたりといった体験を通してわかりやすく体感できるすぐれた展示であったため。会場でのイベント進行もスムーズで、参加した子供たちを飽きさせないように工夫がなされていた。
副賞書籍『人文社会科学の新世紀』
ようこそ! エステルの世界へ
宮城県工業高等学校化工部
受賞者コメント
 宮城県工業高校の化工部です。このたびは日本化学会東北支部長賞、化学は楽しいで賞、金属材料研究所賞、子ども未来賞と4つもの表彰をいただきありがとうございます。
 今年のサイエンスデイでは体験者に専門的な化学を身近に感じ、詳しくなってもらうことをテーマに行いました。エステルと聞くと馴染みがなく難しいのように感じますが、少しでも身近に感じてもらうためにエステルが日用品などの原料になっていることを実物を見せながら紹介したり、塩ビ管で作った自作モデルを使用して反応原理を説明したりしました。また、実験の中で匂いや似た目の変化を観察してもらうことで大人から子供まで幅広い方により興味を持ってもらえたと思います。
 サイエンスデイを通して多くの人に化学の面白さ、楽しさを伝えることができて良かったです。化学実験を多くの方に紹介する機会を頂き感謝しています。来年のサイエンスデイも楽しみにしています。
賞名日本化学会東北支部長賞(公益社団法人日本化学会東北支部 支部長 殷 澍)
理由当日の展示は非常に興味深く、「エステル」という化学物質に焦点を当て、化学反応のプロセスも分かりやすく説明されました。香料やプラスチックなどの身近な例を用いて、エステルの多様な利用法を実感させる内容であり、参加者は実際に実験を通じてエステルの合成や特性、応用について体験できるプログラムでした。これにより、化学の楽しさとその背景に秘められたからくりがわかりやすく説明されました。多くの参加者が集まり、盛り上がっていたと思います。
副賞周期表クリアファイル、化学の日缶バッジ、研究室見学
賞名化学は楽しいで賞(東北工業大学工学部環境応用化学科)
理由本格的な化学実験であるエテルの合成を小学生相手に演示実施しているという点にまず驚かされました。また原料のカルボン酸種,アルコール種を変更することにより合成されるエステル種が異なることを、発生する香りにより判定する工夫には感心します。また小学生相手にテキパキと実験を進めていく高校生の実験態度や、実験を終了して満足気な参加者の様子など非常に印象的でした。
副賞・東北工業大学・環境応用化学科名入り文具
・東北工業大学クッキー
賞名金属材料研究所賞(東北大学 金属材料研究所長 佐々木孝彦 )
理由小学生や大人の参加者相手に、実験の手順、化学反応のプロセスはもちろん、安全面にまで配慮して、高校生が手際よく教えていた点がとても印象的でした。
実際にできた合成物の違いを香りで判別できるため、目には見えにくい化学反応を、参加者の実体験と結びつけやすくなっており、よく工夫された実験系だったと思います。
落ち着きのある進行の中にも、「実験って面白いよ!」という高校生自身の熱意ある声が伝わってくるような、魅力的な実験でした。
副賞東北大学金属材料研究所のオリジナルグッズ
賞名子ども未来賞(仙台市教育委員会)
理由身近なところでたくさん使われている香りの成分のエステル。その香りの不思議や合成など、実験を通して探究していく過程が、科学の有用性を再発見することにつながるすばらしい講座内容でした。高校生が先生となって、参加した子どもや大人がレベルの高い実験を経験できるプログラムとなっており、チャレンジすることの価値を実感できる内容でもありました。参加者と高校生がかかわり合いながら目を輝かせて学ぶ姿が見られ、子どもにとっても高校生にとっても未来で活躍する科学者になるきっかけにつながると思いました。
副賞仙台市天文台招待券20枚
光ってなんだろう?みんなで光を観察しよう!
宮城県多賀城高等学校 SS科学部
受賞者コメント
 今回、私たちは「光」をテーマに講座を行いました。私たちSS科学部の研究は、日常生活や遊びの中からヒントを得て、探究を始めたものがほとんどです。今回の講座で行った内容も、部員が水槽を使ってプリズムで遊び出したのがきっかけでした。今回の出展を通して、来場者の皆様に大小さまざまな課題を見つけたり新たな発見をする「楽しさ」や「面白さ」を実感してもらうことを目指しました。プレゼンテーション形式での説明と、実際に水槽などを用いた光の観察を組み合わせることにより、来場者の皆様に「光」を体験してもらうことができたと思います。多くの方々にご来場いただけただけでなく、このように4つの賞を受賞することができ、部員一同とても嬉しく思います。
 今回の経験を活かしてこれからも研究や活動に励んでいきます。ぜひ今後の多賀城高校SS科学部にご期待ください。
賞名Tohtech Dean Award 2024(東北工業大学 工学部長 工藤栄亮)
理由光について,実験も交えながら,わかりやすく解説されていました.午前と午後の2回拝見したのですが,後で見た方が,よりわかりやすく進化していて大変驚きました.質問に対しても丁寧に答えられていたのが印象的で,みなさんの熱意に敬意を表し,本賞を贈呈いたします.
副賞東北工業大学オリジナルグッズ
賞名ソニーグループ賞(ソニーグループ株式会社 仙台テクノロジーセンター)
理由わたしたちの生活に身近なものである「光」を、スライドでの紹介と目の前で行う実験を組み合わせて、小学生にも理解ができるような分かりやすい内容で説明をしていました。この説明を聞いたこどもたちは、「光」や「科学」って面白いな、と好奇心を刺激され、もっといろいろなことを知りたい、学びたいと感じたのではなないかと思います。サイエンスデイの開催趣旨に沿った素晴らしい出展でしたので、ソニーグループ賞を送らせていただきます。
副賞ソニー製品
受賞者と相談のうえ、リストの中からご希望のソニー製品を選んで頂きます。例)ウォークマン、ワイヤレススピーカー、Blu-rayプレーヤーなど。
賞名日本光学会東北支部賞(縄田耕二・日本光学会東北支部委員)
理由光の基本的な原理をプレゼンテーション形式で発表しており、素晴らしかったです。特に、光の現象を見せるために用意された水槽の周りに子供たちが集まって真剣な表情で見ている様子が印象的でした。他にも、クリーンな次世代電力エネルギーとして期待されるかざぐるま風車による発電、発展途上国でのマラリア診断にも活用される電気の要らないぶんぶんゴマ遠心分離器、線状降水帯など近年の異常気象に関連した雲の生成など、身近な道具を用いて試行錯誤した内容の発表は子供たちの知的好奇心を刺激する出展でした。
副賞1:日本光学会クリアファイル10部、ピンバッジ1個
2:東北工業大学縄田研究室見学会 or 放課後出前博士と話そう (希望に応じて)
賞名ミウラセンサー賞(株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
理由光の透過反射屈折等の光学特性をパワーポイントや実際に水槽を使って光路を可視化させ実演を行っていました。親切丁寧な解説とあいまって特に子供さんには一目で現象が理解できたのではないでしょうか。光波長を扱う業務の弊社に取って光科学に興味を持つ若人の育成は今後重要です感謝の意を込めて科学部の皆様関係者の方々に賞を贈ります。
副賞太陽光熱複合発電システム模型 ソーラーツインザラス  1台( 副賞商品の説明:太陽光を特殊フィルターにより可視光と赤外線に分離し高効率ダブル発電ができる発電模型です。JAXAの特許技術を使いライセンス取得による製造販売商品です  JAXA COSMODE ブランド付与商品)
鳥海山の頂から世界を目指せ!地域の未来を情報技術で切り拓くジュニアドクター育成塾
東北公益文科大学公益ジュニアドクターセンター
受賞者コメント
 この度は、素晴らしい賞にご選出いただきありがとうございます。私たちは、ジュニアドクター鳥海塾で研究を行っています。「地域活性化」「地球環境」「システムの開発」「事故を減らす研究」など、一人ひとり異なるテーマの中から来場者の方々の興味に応じて、ポスター発表を行いました。皆様と活発な会話のキャッチボールが生まれ、研究の今後の展開について考えることができました。
 私は、「和算を通した数学問題作成方法」について研究発表しました。当日は発表を聞いていただくだけでなく、実際に和算の問題を解いていただき、多くの人に和算の魅力・数学の楽しさを知ってもらうことができました。
 当日は、どなたも満足できる発表にするにはどうすれば良いかを考えながらプレゼンしました。これからも公益のためになるような研究を続け、このような場で充実した研究内容を発表できるよう、一生懸命に活動していきます。改めまして、このような貴重な場を提供してくださった主催者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
賞名心に鮮やかインプレッ賞(テラヘルツ光研究領域・理化学研究所)
理由小学生から高校生まで幅広い次世代の研究者が、独自の発想で複数年の研究活動を行い、基礎科学である放射性物質の半減期の推定や重量レンズ効果のシミュレーションから、社会問題である事故を減らす研究、それに遊佐町の伝統芸能の継承問題まで、様々な角度からそれぞれの独創的な研究活動を行い、確りとまとめて成果発表を行っていました。真剣に研究と向き合う姿に心を揺り動かされ、鮮やかな印象(インプレッション)を持ちました。次世代の日本の研究者を育成する素晴らしい事業です。
副賞理研グッズ等詰め合わせ
賞名テクノロジー&コミュニケーション 賞(株式会社東栄科学産業 代表取締役 山城 智万)
理由「和算」と呼ばれる日本独自で発展した数学の説明を聞き、率直な感想はマイノリティーな手法だと感じるものだった。どうしても大人は多数派の意見の方が正しいと認識しがちだが、詳しく説明を聞き、もしかしたら本当の答えは「マイノリティーの中にあるのでは?」と可能性を感じさせる内容だった。また説明員の「将来数学の学者になりたい。だからこの研究をしている」という熱意を感じ、この度の受賞理由と致します。
副賞卓上電子顕微鏡の持ち込み出張授業。
賞名東北大学・チャレンジング-クエスト賞(東北大学副学長(グリーン未来創造・復興新生担当) 湯上浩雄)
理由小中学生ポスター発表が主体であるが、データ処理・プログラミングの指導を全員が受けており、それを軸に、各自が年齢に比して非常に高いビジョンに基づく取組みを進めている。研究対象も、交通安全、宇宙科学、地域文化、防災、気象、放射性物質、地域経済の活性化、ゆるキャラの動きの可愛さサイエンス、和算の図形問題に潜む潜在的な数学的構造の関連性などに渉っており、多様な可能性が垣間見えるとともに、高度な学術や社会課題との関連性も見据えられている。大学研究室の指導も受けるなど、課題のクエストに向けた行動的なチャレンジが認められる。以上の点を高く評価し、表彰させていただきたい。
副賞川内第2食堂カレー
賞名I-SCIENCE賞(東北大学大学院情報科学研究科研究科長)
理由これまでに誰も行ったことがない実験や検証、プロダクト作成を個々人が行っている点を最も高く評価しました。それぞれの学生が主体的にプログラミングや3dモデリング、webアプリ開発等を学んでおり、それらのスキルは現時点では基礎的でありながらも、自らの関心や経験を活かすことで、独創的なアウトプットを生み出していました。特に、純粋な動機に基づくこれらの活動の中には、社会が必要としている課題を見つけ出した上で、その解決を目標とした社会的意義のあるものも含まれていたことは評価に値します。このような活動の一連を若くして自発的に行うことができる学生ならば、近い将来に彼らの活動成果が実際に社会へ大きな影響をもたらすことが期待できます。
副賞
まじかるマグネット ~磁石(じしゃく)であそぼう~
東北学院大学 工学総合研究所
受賞者コメント
賞名国立仙台高等専門学校広瀬キャンパス賞(国立仙台高等専門学校 広瀬キャンパス副校長 白根 崇)
理由ガウス加速器は、知識としては知ってましたが、実際に見たのは初めてでした。いろいろな派生実験を思いつくよなぁと個人的に思うとともに、子供たちもそうなると良いなと思いました。こどもたちを磁石にかかわるおもちゃでビックリさせ、将来の実験の種を多数提供している点を評価しました。
副賞特製の盾
賞名未来につながるで賞(橋本 匠 (山形市立第四中学校3年))
理由磁石により強い磁石を当てることで次回の向きが変わる性質や磁石と反発する物質を用いることで摩擦の影響が少なくなる性質。さらには磁石に2つの鉄球をつけて反対側からもう一つの鉄球をぶつけることで反対の一番は地の鉄球が打ち出されるのがガウス加速器等の性質で新たな未来の可能性が見えたから。
副賞
賞名役に立つで賞(松川 昊立 (上杉山中学校2年))
理由磁石を使用したスピーカーがあり、私はそれに興味を惹かれました。当日展示されていたものは振動する部分を金属板やアクリル板に押し付けることで音がでるもので、スピーカーがなくてもそれで解決でき、様々な場面で使えると思ったからです。
副賞
天気と火山の話を聞いてみよう!災害をVRで体験しよう!
仙台管区気象台
受賞者コメント
このたびはすばらしい賞をいただき、また講座への高い評価をいただき、ありがとうございます。今回は仙台管区気象台を中心に、気象予報士会東北支部、防災士会みやぎ、仙台市の協力をいただき、7回の講座を実施しました。いずれの講座も子どもたちにわかりやすい内容とするよう努めましたが、結果として「外国人にもわかりやすい内容」との評価をいただき、スタッフ一同喜んでおります。気象台では、気象情報や防災情報が外国人のみなさんにも伝わるよう、多言語サイトや各種ツールの普及啓発を進めています。この賞を励みに、今後も活動を続けてまいります。また防災・減災サポートセンターさまに評価いただいた、火山に関する講座や実験については、今年から毎年8月26日が「火山防災の日」に制定されたことから、よりリアルさを追求しました。私たち気象台のブースが、火山防災について考えるきっかけになれば幸いに思います。
賞名役に立つ地学賞2024(認定NPO法人 防災・減災サポートセンター)
理由本講座では、7回にわたり、すべて違う講演内容となっており気象台の業務内容と防災にリンクしたコンテンツであった。今回視聴した「ウルトラクイズ」と「火山の調査に密着」について評価した。前者では○×クイズであり、地震および気象クイズについて親子参加者が真剣にかつ楽しそうに回答を行っていた。司会者の運営と会場の一体感も素晴らしかった。後者ではサーモカメラや熱電対を持参し吾妻山大穴火口の調査した記録をドキュメンタリーにまとめており、見る側に地学アドベンチャー的興奮を与えた。また火山実験では、石膏と重曹とのりをミックスしたマグマが発泡し、紙粘土で作った火山の火口から流れ出る噴火模型であった。かなりリアルなゆっくりとした溶岩流出状況を模型サイズで再現できており、火山地形の形成を理解できることになったと思われる。今後の火山噴火に対し、どう避難するかというリアルな防災知識が得られたという点で、本賞の「人の生活にどのように関係しているか」という趣旨に合っていると判断した。気象台のほか、協力しておられた諸団体の総合力が際立っており、他の団体よりもかなり優れたプログラムであった。おめでとうございます。
副賞当法人で出版した書籍「自然災害へのそなえ~マイマップづくりのススメ~」と「自然災害についての 防災Q&A 100」を各1冊ずつ副賞として贈呈いたします。あわせて、当法人の関連する日本技術士会東北本部応用理学部会の技術サロンでの講演権を差し上げます。
賞名東北大学言語学研究室異文化交流賞(東北大学文学部・文学研究科言語学研究室)
理由私たちの安全な生活に不可欠な「防災」について理解を深める素晴らしい機会をいただきました。複雑な言葉に依らず、参加者が自分で実験をして科学の原理を体験できる豊富な機会が用意されていたため、まさに五感で気象を感じられるプログラムでした。外国人にとってわかりやすいばかりでなく、本イベントの主要な参加層である小さな子供たちにとっても親しみやすく面白いプログラムを提供してくださいました。
今年で20年目とのことで、長年の絶え間ない努力の蓄積が、このような充実した出展として結実したのではないかと拝察します。
副賞多言語版賞状と東北大学言語学研究室ツアー
~ 無線ってナーニ?? ~ 無線をつかうと、遠くの人とお話ができます!?
一般社団法人日本アマチュア無線連盟宮城県支部
受賞者コメント
毎々、サイエンスデイに参加させていただき、大変ありがとうございます。また、今年もアワードを受賞させていただき、件数も2件とは驚であり、改めて感謝申し上げます。毎年のサイエンスディ参加にあたっては、子ども達の目線(レベル)に合わせることを大事にしております。今年は八木アンテナ発明100周年の記念の年ですが、仙台高専広瀬キャンパスの脇山先生(JH7IMX)の奮闘により、八木アンテナの水平方向の電波の強さの変化を簡単に調べることができるモデルを試作していただきました。また、モールス通信について、子供たちが電鍵(モールスを打つ器具)で自由に打った符号をパソコンのディスプレイに解読・表示させると、子供たちから驚きの声が上がって大変好評でした。体験した子供たちには、体験後「モールス技能認定証!」を差し上げました。また、仙台高専広瀬キャンパスの情報をフルに生かした通信に関する展示をおこない、特に航空機や船舶のリアルタイムの地図の画面による位置情報をパソコンに表示、説明で新たな認識を得て評判でした。また、その他の電波の情報ソフトも結構な人気でした。2年続きのアワード受賞に驚きつつ感謝申し上げますと共に、これからも子供たちに科学の面白さの情報提供等に寄与したいと存じます。

(一社)日本アマチュア無線連盟 宮城県支部長 JA7UQB 佐藤 雄孝
東北大学学友会マチュア無線クラブ 代表 JH0NZN 菅沼 拓夫
仙台高専広瀬キャンパスアマチュア無線クラブ 代表 JH7IMX 脇山 俊一郎
賞名いろいろな科学技術があって勉強になったで賞(仙台城南高等学校)
理由私たちの学校の科学技術科には情報通信コースがあり、そこでは、プログラミング以外にも、電波やアンテナに関する勉強もしています。展示物の中で、八木アンテナの模型の実演や船や飛行機の位置をGPSで観測する仕組み等、私たちが授業で学んでいることが分かりやすく説明されてあり、丁寧に解説もしていただきました。普段の授業内容をより深く理解することができ、大変勉強になりました。これからもぜひ、無線の魅力を多くの方々に伝えていって下さい。感謝の意味を込めて私たちの賞を差し上げます。
副賞生徒の創設した賞のため副賞などは用意できません。
賞名電気学会東北支部長賞(電気はおもしろいっ賞)(一般社団法人電気学会 東北支部長 山田 利之)
理由日本アマチュア無線連盟宮城県支部と東北大学学友会アマチュア無線部・国立仙台高専広瀬アマチュア無線クラブの共催イベントとして、モールス通信やトランシーバ通話、フライトレーダーなどの充実した通信体験を共有し、展示者も参加者も年齢の垣根を越えて楽しめる点が評価できる。特別企画として今年100周年を迎える八木・宇田アンテナの展示・ポスターもとても分かりやすくまとめられており、今後も温故知新の活動を期待したい。
副賞図書カード(10,000円分)
食虫植物の世界
宮城県仙台向山高等学校 自然科学部
受賞者コメント
今回は「仙台市天文台 台長賞」「国立仙台高等専門学校 校長賞」という2つの賞を受賞させていただき本当にありがとうございます。私達、仙台向山高校自然科学部は「食虫植物の世界」という題名で、ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ・サラセニアの4種類の食虫植物の展示、説明、ふれあいを行いました。食虫植物はテレビや本で目にしたことがある人が多いと思いますが、その生態や生息地は誤解されがちで意外な側面がたくさんあります。そんな食虫植物について、クイズ形式で説明しました。クイズという形で相手との対話を図り興味関心を持っていただき、また実際に実物に触れてもらうことでより一層理解を深めてもらえるよう工夫しました。実際に子どもから大人まで来場していただき、たくさんの質問を投げかけてくれたりと私達も楽しむことができました。これからも、知っているようで知らないといった世界へ招待できるよう日々精進していきます。
賞名仙台市天文台 台長賞(仙台市天文台 台長 小野寺 正己)
理由多くの子どもたち(大人も)が、興味を持ち、待ち列を作っても見てみたいという気持ちがあふれていたのが印象的でした。観察させる高校生も楽しそうに説明している姿も印象的でした。植物のブースが少ない中、本物の植物を見せているところが、とてもよかったのだと思います。
副賞ベガ号で出張観望会(2025年度開催)
賞名国立仙台高等専門学校 校長賞(国立仙台高等専門学校 校長 澤田惠介)
理由微生物から動植物に至るおよそ地球上の全ての生物が厳しい環境を生き抜く中で得た形質や戦略から、工業製品の高性能化や最適化のヒントを得るバイオミメティクスが注目されています。今回のサイエンスデイ2024でも多くの生物に関する展示があり、いずれも生命の神秘や生存戦略に触れることができる素晴らしい内容となっていましたが、「キモ可愛い」食虫植物の形質や環境適合戦略について熱く語ってくれた仙台向山高等学校自然科学部の皆さんの食虫植物に対する深い愛情を高く評価いたしました。
副賞特製の盾
作ってみよう!自分だけの宇宙
仙台市立仙台高等学校天文地学部
受賞者コメント
賞名『科学の花咲く』賞(やまがた『科学の花咲く』プロジェクト)
理由星空は誰もが意図せずとも目にする機会の多い身近な景色である。しかし、その身近な星空に秘められた科学真理に思いを巡らす事は専門家を除いてなかなかないとも考えられる。宇宙を主題とする工作活動は、宇宙の様々な側面を改めて認識する上で意義があると言える。
当該団体は、少人数ながら、来場者に宇宙の魅力を伝えるべく情熱的に、懇切丁寧に工作活動を指導していた。当該団体の活動は本賞の審査基準を満たすものであり、本賞の授与対象と判定した。
副賞科学学習教材
賞名KDDIおもしろいほうの未来賞(KDDI株式会社 東北総支社長 阿部 博則)
理由未来を考える時、恐らく多くの方は夜空にとりわけ星空に思いを馳せることがあると思います。この展示はそのイメージを実際に作り自分だけの宇宙を見つけるコンセプトでしたが、私たちはこの活動の先におもしろいほうの未来が見つかると強く感じました。また参加者が作られた作品それぞれにはワクワクした思いが込められており、とても微笑ましいとも思いました。以上のことからこの賞を送らせて頂きます。
副賞図書券(1万円分)
体感!電気電子〜ロボット・電子機械を知ろう〜
東北工業大学工学部電気電子工学科
受賞者コメント
 このたびは数多くある出展企画の中から私たちの体験展示企画に対し、「東北公益文科大学 ジュニアドクター鳥海塾賞」を授与していただき誠にありがとうございます。私たちは、体験型の研究展示を通じて電気電子工学の素晴らしさ、面白さを広く伝えることを目標にしていましたので、出展内容を評価いただき出展者一同、大変光栄に思っております。
 今年度も本学電気電子工学科の「電子機械・ロボット系研究室」に所属する学生が中心となって展示を行いました。多くの小中学生に見学頂いた上で評価して頂き、このような素晴らしい賞を頂戴したことは、より良い展示を目指して頑張ってきた当学科の学生にとって良い励みになると考えております。今後も、各自の研究成果の追求に止まらず、電気電子工学を未来の科学者の卵の皆さんに興味を持ってもらえるよう努めて参りたいと思います。
賞名東北公益文科大学 ジュニアドクター鳥海塾賞(東北公益文科大学 ジュニアドクター鳥海塾)
理由ロボットのような目の前にある具体的な存在で、普段実感しづらい振動などの現象を実感できる仕組みが工夫されていた。見学した鳥海塾の塾生の意見を総合すると、これからプログラミングを学ぶかれらから見て、プログラミングとは単に動かすことが目的ではなく、その先に誰かの役に立つことを自然と想起できるようなストーリーになっていたことが感じられる。また見学者自身も、これからサイエンスを学んでいく意欲が大きく高まっていた。以上のように、公益的かつ教育性豊かな展示であることから東北公益文科大学ジュニアドクター鳥海塾賞を贈る。
副賞「ジュニアドクター鳥海塾」オリジナルグッズ
生物多様性(せいぶつたようせい)ってなあに? 〜カードゲームでシミュレーションしてみよう〜
東北大学生態適応グローバルCOE
受賞者コメント
 今回は「E」でしょう!に選出していただき、どうもありがとうございます。環境に関する研究をする仲間に認めていただけたこと、とてもうれしく思います。
 普通に暮らしているなかなかきづきにくいですが、人間の生活は生物多様性などがもたらす自然のめぐみにささえられています。一方、大学などで自然のめぐみを研究するだけではこの重要性はなかなか社会に伝わりません。このため、私たちはクイズやカードゲームなどのさまざまな体験を通して、日々の暮らしと生物多様性や自然の恵みとのつながりに気付いてもらうことを目指す講座を続けてきました。今回も2歳〜53歳まで、さまざまな年代の方に参加していただけ、さらに講座の終了後にはメッセージ伝わったなーと感じる質問もしていただけ、ちょっと声が枯れつつもがんばった甲斐があったと感じるサイエンスデイでした。今後も誰でも楽しく学べる講座を目指し、より一層磨きを掛けていこうと思います。賞への選出、どうもありがとうございました。
賞名「E」でしょう!(吉岡敏明・東北大学大学院環境科学研究科長)
理由生物多様性の重要性について、植物の種類や生物が我々の生活にもたらす恩恵などに関するクイズや、カードゲームによるシミュレーションを通して分かりやすく学べるような内容となっていました。参加者も興味を持って講座を受講していました。生物多様性の重要性について非常にわかりやすく説明をされていて、地球環境の観点からも非常に重要であることを理解できるプログラムとなっていましたので、受賞対象としました。
副賞研究科オリジナルエコバッグ
「電波」って何だ? ワイドFM対応AM/FMラジオを作ろう!
日本無線株式会社
受賞者コメント
この度は、「サイエンス・デイ TU賞」を頂くことができて、大変光栄です。
この活動は、目に見えない電波が身近な生活に役に立っている事を理解して頂き、電波に対して科学的な考え方で興味を持ってもらう事を目的としております。
当社、日本無線では電波を使った多くの製品を送り出していますので、その技術を生かして、このラジオ教室は2010年にAMのラジオのキットの製作と電波の説明教室から始まりました。
2019年にはワイドFM対応のラジオと進化させて、2024年までに、約8,000人が参加して、ラジオを製作するだけではなく、電波について分かりやすい説明もしているので、大変好評を頂いている教室となっています。
最近ではスマートフォン、Wi-Fiなどを通じて、普段生活の中で身近に電波を使っていますが、小中学校ではまだ電波については理科などの単元としては教えられていませんので、体験的な習得だけではわからない部分もあり、この様な活動を通じて電波に関する学習の機会を提供しております。
電波の基本的な知識はこれからの生活に欠かせない内容であり、私達、日本無線は、電波について興味を持つ未来のエンジニアが育ってゆくことを願って今後もこの教室を展開してゆきたいと考えております。
この度は、アワードを頂きありがとうございました。
賞名サイエンス・デイ TU賞(東北大学名誉教授・仙台高等専門学校名誉教授 / 内田龍男)
理由小学4年生から中学生の若い生徒に対して、AM放送がFMで受信できるラジオの説明と作成の実行が行われました。通常のAM放送では、やや雑音があったり、場所によって届きにくい場合もあるのに対して、ワイドFMに変更することで明瞭な音がどこでも聞こえる点で大変有効なラジオで、最近の新しい方式の物です。このような新規的な物を多くの訪問者が興味深く楽しんで、ほとんどの方々が作成に成功しておられたようです。このような方式と努力を高く評価します。
副賞ガラス盾
おてんき・じしん百科展2024
仙台管区気象台
受賞者コメント
賞名東北大学学生賞(東北大学サイエンスデイ学生スタッフ一同)
理由地震、液状化、竜巻などの自然現象を、実験装置を用いて視覚的に分かりやすく体験することができたから。特に雨粒の形状を見る実験に関しては、下から風を当てて形状の観察を行うという斬新な方法を用いており、体験者の好奇心をくすぐる体験になっていた。また私たちの身の回りで起きうる現象を、完成度の高い装置で再現しており、子供を含め科学に関心を持つきっかけを、作り出すことができるように感じた。
副賞
ILC縁日 ~宇宙のなぞを楽しく学ぼう~
東北ILC推進協議会
受賞者コメント
賞名仙台高校 良かったで賞(仙台市立仙台高等学校)
理由高校生にも分かりやすい説明や展示が多く、缶バッチ作りや輪投げなどを通して、ILC(アイ・エル・シー)について身近に感じて興味を持てるように工夫されていたので、受賞を決定しました。楽しい体験をありがとうございました。
副賞
VRで町の文化財を体験しよう!
公立大学法人宮城大学事業構想学群
受賞者コメント
 この度は、「文理の垣根を取りま賞」に選んでいただきありがとうございます。大変光栄です。
 私たちは現在、郷土資源のDX化を促進し、その活用法を模索しています。本出展では、一見サイエンスとはかかわりのなさそうな歴史や文化、今回は仏像を題材にすることで、歴史や文化という文系的側面と、サイエンスという理系的側面が融合していることを知ってもらいたいと考えました。
 ところで、宮城県に穴のような古墳がたくさん残っていること、さらにそこに摩崖仏が彫られているということを知っている人はいるでしょうか?有名ではない小さな遺産も、地域の歴史や文化を伝える大切な宝です。しかしその多くは地域の人にすら知られることなく失われつつあります。
 このような町の小さな歴史や文化に科学技術を利用すること、またそれにより科学にも歴史や文化にも興味を持ってもらえるよう今後も活動を発展させていきたいと思います。
賞名文理の垣根を取りま賞(東北大学名誉教授、元宮城学院女子大学長 末光 眞希)
理由仙台市の岩切、利府町の菅谷、七ヶ浜町の湊浜に残る摩崖仏(まがいぶつ:岩に彫られた仏像)三体を立体CGのVRで体験できる展示。VRで再現される仏像はとてもリアルで、サイズ感も十分体感できる。文字通り風化しつつある郷土資源を最新テクノロジーによって3D画像として記録する試みは、文理の垣根を取り払った新しい試みとして大きな可能性を感じさせるものである。一般参加のスマホ撮影による立体CG作成が実現したら,郷土資源への関心高揚に大いに貢献することだろう。楽しみである。
副賞みんなで「おかき」を食べて、これからも文系と理系の「かきね」を取り除いてください。私お気に入りの「おかき」です。
集まれ!惑星探査機!
東北大学大学院理学研究科太陽惑星空間系領域
受賞者コメント
 この度は産総研(AIST)賞を頂きまして誠にありがとうございます。
 「集まれ!惑星探査機!」では、私たちの研究グループも開発に参加していて、2025年以降に活躍が期待される水星探査機「みお」、火星探査機「MMX」、木星氷衛星探査機「JUICE」を中心に惑星探査機の紹介を行いました。
 模型の展示、クイズ、ミニゲームを通じて、ご来場いただいた方々には楽しみながら惑星探査機について知ってもらえたと感じました。
 特に、水星探査機みおの実物大模型になりきって写真撮影ができるコーナーが人気で、多くの方に水星探査機について興味を持っていただけました。
これからも、惑星探査の面白さや科学成果を色々な方に伝えていく活動を続けていきたいと思います。
賞名産総研(AIST)賞(国立研究開発法人産業技術総合研究所 東北センター所長 蛯名武雄)
理由欧州や米国など、世界中の国々と協力して水星・金星・火星・木星などの星のなどに挑んで、解明する最先端の説明を分かりやすく説明していました。説明する学生の皆さんの目の中にもキラキラした星が光っていました。
副賞アザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」1日出張チケット
ワイヤレスパワーで電池不要!ミニ四駆,プラレール,ドローン,ロボット金魚を動かしてみよう!
東北工業大学 工学部 情報通信工学科 袁研究室
受賞者コメント
この度は、サイエンスデイという貴重な発表の機会とJRC創意工夫賞を頂けたこと、深く感謝申し上げます。私たちは「ワイヤレスパワーで電池不要!ミニ四駆、プラレール、ドローン、ロボット金魚を動かしてみよう!」というテーマで展示を行いました。電池なしのおもちゃを無線電力で動かしたり、LEDライトを光らせたりすることで、多くの方が無線給電の楽しさを実感されていました。また、今年度は来場者が自分の手で体験できるコーナーを設け、無線給電のワクワク感を一層感じていただけるよう工夫しました。当日は沢山の来場者に無線給電のデモと体験を通して,その感動を届けることができたと思っております.これからも研究室一同、電波に関する応用技術の発展に貢献する活動を続けていきたいと思います。最後に、私たちの発表をご覧いただいた皆さま、そしてサイエンスデイを企画・準備していただいた皆さま、ありがとうございました。
賞名JRC創意工夫賞(日本無線株式会社 東北支社長 菊池 富士幸)
理由 本展示では、「電波を使ってエネルギーを送ることができる未来のワイヤレス技術」をテーマにして、給電の基本的な技術を実際の動作等で説明して、その応用事例についても模型などで分かりやすく理解できるように工夫していました。
 具体的な展示内容では、実際には見えない電波を受けて、LEDが光ったり、プラレールや、ミニ四駆、ハムスターの回し車の模型を用いて参加者に興味を持ってもらうための工夫を感じました。電波は見えないので理解しにくい電波による給電ですが、展示の工夫で具体的な応用事例を手作りのミニチュアにすることで何に役立つのかわかるようにしていました。
 説明されていた「東北工業大学 工学部 情報通信工学科 袁研究室」の学生の皆さんは、動作だけではなく、しくみとして、なぜ電池が入っていないのに模型が動くのかなどを子供たち自身に考える説明を行っている内容が印象的でした。
 説明では、技術の原理から仕組みを理解し、動作の応用までの一連の内容で、来場した多くの子供たちなどが科学に興味を持つきっかけになっていたプログラムの内容でした。この説明にある電波で給電ができるのも数々の技術開発による「創意工夫」が生んだ結果であることがわかりました。実際には目で見えない電波ですが、今後も、電波の応用技術をより分かり易く説明する様な視点での取り組みに期待します。
副賞日本無線「JRC」製オリジナルAM/FMラジオキット
体験しよう地層処分! ~不思議なねんどの実験とバスボムづくり~
原子力発電環境整備機構(NUMO)
受賞者コメント
賞名仙台青陵 科学部賞(仙台市立仙台青陵中等教育学校・科学部)
理由ベントナイトが水にふれると固まる性質を活かして、地層を地下深くに埋めるというアイデアにとても驚きました。よくニュースで放射性物質について聞きますが、他人事として考えていました。このブースで、放射性物質の処理の問題を身近に感じることができました。自分たちの住んでいる町で、放射性物質の処理の受け入れが決まったら嫌だと思っていましたが、安全性が高く、真剣に放射性物質の処理について考えている方を目の当たりにして、考え方が変わりました。素敵な展示ありがとうございました。
副賞
身近なもので科学を体験しよう!〜科学っておもしろい!〜
宮城県多賀城高等学校 SS科学部
受賞者コメント
 このたびは「ミヤテレ賞」に選出いただき、ありがとうございます。
 今回の出展では、身近にあるものを使って科学を楽しんでもらうことをテーマに「古代米を用いてpHをはかる実験」、「ブンブンゴマを活用した簡易遠心分離機」、「ペットボトルの中で雲を作る実験」、「田んぼ周辺の生態系パズル」を行いました。一つの分野に縛られず、それぞれ物化生地に関連するコーナーを作ることで"科学”の楽しさを来場者の方々に体験してもらうことができたと思います。また、私たち SS科学部の日々の研究は、「楽しい!」や「なぜ?」からスタートしており、出展を通して”身近に科学はたくさん転がっていること”を伝えられたかと思います。
 今回の経験を糧に、より一層研究に励んでいきたいと思います。今後とも多賀城高校SS科学部をよろしくお願いいたします。
賞名ミヤテレ賞(総合ビジネス局次長  菅原 信哉)
理由日常生活で身近にある物を使って「雲」を作ってみたり、地元の特産品を活用して「pH実験」を参加者と一緒にしてみたりと、普段を生活を送っていく中で、科学を身近に感じてもらえる工夫がなされていた所。
副賞「だよん」特製の盾
LEDを使って光るオブジェを作ろう
仙台城南高校美術デザイン部&からくりロボット研究部
受賞者コメント
このたびは、栄誉ある賞をいただき、ありがとうございました。このLEDを用いた体験講座は、以前から2つの部活動が協力して作業を進めており、台座部分の制作をからくりロボット研究部の部員が行い、オブジェのイラストは美術デザイン部の部員がそれぞれ分担して作業を行っております。また、少しでも小学生に喜んでもらえるように、講座の進行方法や説明の仕方も生徒達が色々なアイディアを出し合い少しでも良いものにしたいという思いで当日体験講座に臨んでいました。そのような取り組みや熱意を評価いただき、生徒達も大変喜んでおります。今後も多くの小学生に喜んでもらえるようなイベント作りを心がけていきたいと思います。ありがとうございました。
賞名東北工大建築学部・建築学科賞(東北工大建築学部 学部長・教授 石井 敏  東北工大建築学部建築学科 学科長・教授 船木 尚己)
理由最初に、異なる2つの部の協働での企画・出展というところを評価しました。さらに子どもも親も一緒に楽しめる企画であること、日常を彩ることができるインテリアオブジェを制作する企画であることなど、本学部・学科としても共感できる点を評価しました。参加者も生徒さんたちも笑顔あふれる企画で、制作し点灯したときの喜びも得られる企画でよかったです。今後も、生活を豊かにするデザインの魅力と科学のおもしろさを融合させた協働の利点を活かした企画出展に期待します。
副賞建築学科オリジナルクッキーと大学オリジナルグッズの詰め合わせ
天平時代の造形技術「乾漆」を体感しよう!
公立大学法人宮城大学
受賞者コメント
この度はTSBアワードに選出頂きありがとうございました。漆は日本の伝統工芸として良く知られていると思います。一方で日頃漆器を使っている人はあまり多くありません。製品としての漆の使用は九千年前にまでさかのぼるとも言われています。固まる性質を利用して糸を固めた装飾品が作られたり、素焼き土器表面に塗装されたりしました。天平時代には麻布を漆で固める乾漆(かんしつ)という技法で仏像も作られました。中空で軽く運搬が容易なため、度重なる伽藍(がらん)の焼失を経ても興福寺の国宝阿修羅像は、千三百年たった今でも当時のみずみずしい姿を現代に伝えています。私たちは乾漆の力学的物性を科学的に検証し、乾漆を現代に蘇る最先端素材として捉え「構造乾漆」と名付け、その構造的・デザイン的可能性を研究しています。今回の受賞を通じて、乾漆製の家具などが私達のくらしの中の漆の新しい在り方となるきっかけになることを祈っています。
賞名TSBアワード(東北生活文化大学学長 佐藤一郎)
理由展示されている乾漆による椅子や大机を見たり、触れたり、実際座ると、「デザインは形態だけではなく、材料、技術、機能を備えていなければならない。」という柳宗理の成形合板によるバタフライ・スツールが思い出される。1950年代後半に出現した、その形態は新鮮な驚きであった。縄文時代からの「漆」、天平時代の仏像の「乾漆」という日本の伝統的技術と組み合わされた、これらの椅子や大机の造形物は、現在のわれわれに、「プロダクトデザイン」として驚きをもって新鮮に語りかけてくる。人体美学としての椅子そのものがデザインされており、そのモダニズム性はもちろんのこと、AI(人工知能)による幾何光学とも連結しうる造形美が感じられる。
副賞副賞 ガラスオブジェ「『蒼焔』(そうえん)」 山口綾子さん(東北生活文化大学美術学部非常勤講師・本学出身)制作によるガラスオブジェ「『蒼焔』(そうえん)」作品
林業技術総合センターの仕事をのぞいてみよう
宮城県林業技術総合センター
受賞者コメント
 科学を探求し身近な現象を楽しく学べるよう創意工夫を凝らした実験で、子供達に驚きと発見を提供している若い皆さんに選んでいただき、職員一同心より感激致しております。
 林業技術総合センターでは、県内の林業活動をサポートするために、森林整備、木材利用分野などの技術開発を行っています。繋いでいく課題が多いだけに時々の研究員は県内オンリーワンの責任を自覚して取組んでいます。少花粉や無花粉スギの開発には特に長い時間を要しますが、当センターの少花粉スギ挿し木苗の生産技術は全国的にも稀な取組であり、愚直に探求し受け継いできた成果です。
 林業は私たちの暮らしに様々な恩恵をもたらしてくれています。成長したスギが伐採されず花粉症が問題となっていますが、スギは炭素吸収量が多く木材として使う限り固定し続けるため、地球温暖化防止に大きく貢献しています。伐採して利用し花粉の少ないスギを植える林業の循環が非常に大切です。
 今回の出会いをきっかけに、多くの方々が当センターや林業に関心を持っていただけましたら幸いです。

■サイエンスディAWARD表彰式プレゼン動画
 https://youtu.be/9PhZPxyRCkM
賞名発想が華丸で賞(仙台二華中学校 自然科学部)
理由東北で2024年にスギ花粉飛散量が増えたことに関連したタイムリーな発表でした。林業の服装の体験や木材に触ってみるコーナーなど、林業への関心を深めようとする展示があり、第一次産業人口の減少という社会問題解決にも貢献できている展示だと感じましたのでこの賞を贈ります。
副賞 
カレーの黄色成分の不思議な性質に触れながら薬の研究を学ぼう
東北大学大学院薬学研究科
受賞者コメント
東北大学大学院薬学研究科医薬品開発研究センターです。私たちは一つの部屋に二つの展示を設けて、「薬づくりのきっかけ」、「薬の源なる薬用植物」、「最先端の薬づくりの研究」を紹介しながら、三つの内容に関わるカレーの黄色成分「クルクミン」の不思議な性質を体験していただく実験を準備しました。日常生活の「カレー汚れの洗浄」をテーマに、化学物質の変化を誰にでも楽しく理解してもらえるよう試行錯誤しました。また、ブースに興味を持っていただいた方々が、家に帰ってからも実験を続けられる内容を考えました。クルクミンの色が変わる様子や、カレー汚れが光で消える写真に驚いていただいたことで、来場者の皆様とサイエンスの感動を共有できたことを嬉しく思います。初めての展示でわからないことも多かった中、私たちの志とも言えるタイトルの賞をいただけたことは大きな励みとなりました。この度は誠にありがとうございました。
賞名将来の医療に役立つで賞(東北医科薬科大学 学生広報スタッフ イベント班)
理由普段口にしている料理のカレーの中に、病気に有効な成分が含まれており、身近な食べ物に新しい薬の開発のヒントが隠されていることにとても興味深く感じました。これからの研究の発展や、またカレーのスパイスに限らず、他の身近な食べ物の中にもこういった医療に貢献するような成分が今後発見される可能性も考えられ、将来の医療の発展に大きな期待を感じられた内容でした。
副賞東北医科薬科大学 オリジナルグッズ
空気砲で空気の形を予測しよう!
宮城県仙台第三高等学校 わくわくサイエンス
受賞者コメント
賞名スリーエム仙台市科学館長賞(スリーエム仙台市科学館長 加藤 民夫)
理由小さな子どもから、大人まで楽しめる体験的なプログラムでした。子どもに人気のある空気砲。その発射口の形の違い(丸、四角、星、四つの丸)から発射された煙の形はどうなるの?という疑問を子どもたちに投げかけ、子どもたちの反応がたくさん湧き出ました。子どもたちの声を聞きながら実験を進めて行く過程がとても良かったです。また、実際に空気砲の発射を体験させたり、工作シャボン玉作りをしたりと、当館のコンセプトでもある「見て、触れて、試す科学」の審査基準にぴったりのプログラム内容でした。
副賞科学館を会場にしてのイベントプログラム(展示発表やワークショップ等)開催の権利を授与します。(令和6年度内に実施)
最古の光学顕微鏡・最先端電子顕微鏡でみるミクロの世界
東北大学多元物質科学研究所 寺内・津田研究室
受賞者コメント
この度、サイエンスデイにおいて「きれいで賞」をいただき、誠にありがとうございます。私たちの出展ブースでは、レーウェンフック顕微鏡、光学顕微鏡、電子顕微鏡を用いて、顕微鏡技術やミクロの世界の魅力を参加者の皆様に体験していただきました。小中学生をはじめ、多くの方々が顕微鏡を通して見た微細な世界に触れて驚きの声を上げる姿は、私たちにとって大きな励みとなりました。今回の受賞は、私たちのブースにて科学の楽しさを伝えることができた証であり、非常に光栄です。これからも、科学の楽しさを広める活動を通じて、さらに多くの人々に興味を持っていただけるよう努めていきます。ご支援いただいた皆様、そしてブースにお越しいただいた全ての皆様に感謝申し上げます。
賞名きれいで賞(塚本勝男・東北大学大学院理学研究科/名古屋大学大学院工学研究科)
理由 オランダの有名な画家であるフェルメールは1632年10月にデルフトで生まれた。その同じ月に、同じ街で生まれたレーベンフックは300以上の高性能な顕微鏡を発明した事でしられている。特に、研磨した球形のレンズ一枚で280倍までの倍率で植物や生物試料を観察しスケッチを残したのは有名である。
今回の"きれいで賞"受賞者は、そのガラス玉一個でできたレーベンフックの顕微鏡を子供向きし再現して参加者の観察に提供していた。さらに、最近の顕微鏡や電子顕微鏡、最近のナノテラスへの発展の歴史が分かるように展示されており、話の筋として"きれい"であったので、ここに"きれいで賞"を授与する。
 ただ残念であったのは、提供されていたレーベンフックの顕微鏡では、17世紀につくられた顕微鏡ほど画質がよくなかったことである。
副賞綺麗な鉱物サンプル一点
土に潜む小さなヒーロー!?土の微生物で地球温暖化をくい止める!
市民参加型研究「地球冷却微生物を探せ」
受賞者コメント
賞名東北大学生命科学研究科長賞(東北大学大学院生命科学研究科 研究科長 彦坂幸毅)
理由本来は大変な手間のかかる日本全域での土壌調査と空気の組成の調査を、一般の市民の方々に協力をあおぐことによって実現しているという点が、研究は訓練を積んだ研究者がやるものだという固定観念を打ち壊すものであり、また温暖化という地球規模の問題に対し、小さな微生物を通じて取り組むところが、私たちの「意表を突く」ものだったと感じたからです。それに加えて、展示においても、微生物の写真や実際に空気組成を調べる様子を来場者に見せていたり、配っていたティッシュから展示を見に来た方々にも研究への参加の機会を開いていたりと、研究と市民の架け橋となるような活動をしていたというところも高く評価させていただきました。
副賞生命科学研究科オリジナル絵はがきとクリアファイルのセット
ロケットを作ろう!~今日から君もロケット博士~
FROM THE EARTH
受賞者コメント
 この度は栄誉ある賞に選んでいただき、ありがとうございました。私たちは物作りのプロセスを実体験を通して楽しんでいただくと共に、クイズで新たな学びを得ることを期待した出展を行いました。今回は出展内容を私たちの期待以上に高く評価していただき、大変喜ばしく思います。
 私たちは普段、社会事業活動として小中学生を対象に缶サット操縦体験、ペットボトルロケット教室などを行い、宇宙教育に励んでおります。サイエンスデイは今年が初出展でしたが、実際に参加者の歓声を聞き、設計・製作に真剣に取り組んでいる姿を見て、有意義な出展を行えたと手応えを感じております。
 専門的な内容でもわかりやすく伝え、誰でも楽しく学べる機会を提供し、多くの人にロケットや宇宙に興味を持ってもらうことを私たちは目指しています。参加者の知的好奇心を引き出せていると客観的に評価していただけたことが、今後の活動の励みになります。引き続き、すべての人に夢と感動を与えられるように精進いたします。
賞名宮城県産業技術総合センター所長賞(宮城県産業技術総合センター所長賞 伊藤正弘)
理由クイズでロケットについて学んだ後に、自分で考えたロケットが発射台から飛行していくシミュレーションはワクワクする取組みでした。また、実際に手を動かしてロケットの羽根を作り、そのロケットを使って行う風洞実験はものづくりの楽しさを伝えるとともに、空力について体験する場を提供することで、子どもたちの知的好奇心を引き出していたことを評価し、この賞を贈ります。
副賞宮城県産業技術総合センターによるデザイン力や加工技術を活用して作製したオリジナルのアクリル製の楯
“もったいない”は世界を救う?余った食材を使って草木染めをしてみよう
東北大学大学院農学研究科
受賞者コメント
 この度はサイエンスデイに初めて参加させて頂き、このような素敵な賞を頂きまして、大変光栄に思います。運営の皆様方、会場に足を運んでくださった方々、賞に選んでくださった非営利団体Weavely様に、深く御礼申し上げます。
 今回、私たちは「食品の利用」をテーマに、タマネギの皮から抽出した色素を使った布染め体験を考えました。世界の貧困や食糧廃棄の問題は農学領域が取り組むべき重要課題であり、東北大学農学研究科では廃棄される食料資源の利用を目指した研究も行っています。そういった最先端の農学研究の根幹にある”アイデア”を、日々研究に取り組む大学院生たちの言葉で子どもたちに伝えたい、という思いで体験プログラムを考えました。
 当日は、多くの子どもたちや保護者の方々が目を輝かせながら大学院生たちのお話を聞いて、たくさん質問してくださり、とても嬉しく思いました。東北大学農学研究科では、これからも地域の皆様と共に、“食の未来”を考えていきたいと思います。
賞名自然との繋がりを感じられるで賞(非営利団体 Weavely(設立準備中))
理由2つの観点から受賞者を選定しました。

観点1:自然の豊かさを感じられる
「玉ねぎ=食用」というイメージを私たちは抱いています。今企画は、日常生活の別の身近なもの、衣服、の染料にも玉ねぎを使えることが実験とポスターで示されていました。
「自然の恵みを利用する方法は1つじゃないよ。複数だよ。」ということが、身近な事例から伝わってきました。

観点2:自然や他者との共生についても考えたくなる
進行役の大学生が説明に奮闘し、小学生が前のめりになって目をキラキラさせながら仕組みを理解しようとする雰囲気にも惹かれました。
他者と共に学び、成長するためのエッセンスが見つけられたような気がしました。
副賞展示に携わった学生に1人1,000円のAmazon Gift券を謹呈させていただきます。
発酵食品の不思議 ~コウジキンがつくる「こうそ」/美味しい「みそ玉」をつくろう~
公立大学法人宮城大学 (発酵化学研究室)
受賞者コメント
 学び支援協会理事長賞を受賞させていただき、ありがとうございました。今回は4回講座、各回の座席最大人数の20名ずつ、合計80名の参加をいただきました。
 我々の研究素材である発酵食品を支えるコウジキンは、日本を代表する菌つまり「国菌」で、酵素をたくさん作る能力があります。そこで、麹を使った身近な発酵食品である「みそ」を題材として、小学生にもわかるような平易な言葉で、酵素についての実験や仙台みそを使った「みそ玉」にチャレンジしました。みそ玉は、古くから食べられているインスタントみそ汁のもとで、今回はカップケーキのようにデコレーションしました。参加した子供たちだけでなく、スタッフとして参加してくれた宮城大学・発酵研究室所属の学生も一緒に楽しむことができました。子供のころから発酵食品への興味を持っていただけたかと思っております。また、この経験から食材王国宮城の地から食品産業・食品化学を研究する人材が育っていただくことを祈念しております。
賞名学び支援協会理事長賞(一般社団法人学び支援協会 理事長 古川宏治)
理由普段誰もが口にしている味噌を題材にして、麹菌の存在と働きから「酵素」がどんな機能を果たすかをこどもたちにもわかりやすく伝えようとしたチャレンジを称えたいと思います。食品を加工する際に、「麹菌」の力を借りた「発酵」を利用するお酒や味噌醤油には慣れ親しんでいますが、「麹菌」がどんな機能を発揮するのが「発酵」なのかよくわかっていませんでした。「酵素」すごいですね。おいしい仙台みそも「麹菌」や「酵素」があったからできたということを認識しました。実験を通して、「酵素」への理解を形成できる機会提供素晴らしいです。
副賞
電池のしくみを知ろう!
プライムアースEVエナジー株式会社
受賞者コメント
この度は157団体が素晴らしい出展をされている中、初出展にも関わらずODAプレーン愛好会様より素敵な賞をいただき大変光栄でございます。誠にありがとうございます。弊社は車の電池を製造している会社ですが、なかなか皆さん「電池」自体に意識を向けることは少ないかと思います。そのため、今回は講座プログラムと体験プログラムの2本立てとし、パネルや車載用電池の展示を通して電池に関する理解を深める知識的側面、実際に手を動かしながら野菜やフルーツを使って電池を作る体験的側面から、それぞれ来場者の皆さまへアプローチをさせていただきました。2024年10月より社名が「トヨタバッテリー株式会社」へ変わりますが、今後も変わらず、皆さまと共に、学びを得られる機会を増やし続けていきます。
最後となりますが、出展の機会を提供くださったnatural science様、ご縁を繋いでくださった先生、表彰してくださったODAプレーン愛好会様、そして当日ご来場いただいた皆さまに感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
賞名科学はアートだ!賞(ODA(おだ)プレーン愛好会)
理由普段何気なく電気を使っていますが,どのような装置に蓄えられているのか知っているのは少しだけです。製品のカバーを切りとり内部が見えるように展示されていました。多数生産されているにもかかわらず持ち主でさえ目にするものではないのですが,このように展示することにより,機能的な形と美しさを感じました。
副賞希望により,高性能紙飛行機教室(20名程度)を出前します。
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