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学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2013の受賞結果

食が作り出す世界~フードサイエンス2013~
宮城県仙台二華中学校自然科学部
受賞者コメント
今回,初めて参加させていただきましたが,5つもの賞をいただくことができ,とても嬉しかったです。準備期間があまりなかったのですが,部員一同,協力して何とかやり遂げることができました。このような機会をいただき,本当にありがとうございました。自分たちのブースにお越しいただいたすべての方々に感謝しています。
特に,身近なものを使った実験の紹介を通して,小さな子どもたちにも興味をもってもらえたときには,大きな喜びを感じました。自分たちも他の出展プログラムに行って楽しく学ぶことができました。反省点もいろいろありましたので,今年の経験を生かしてさらに良いものをつくっていきたいと思います。
賞名ミウラセンサー賞(株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
理由身近にある食べ物をテーマに、親身になって科学の面白さを教えていたところに感心しました。参加している子供達も真剣な様子で、科学の楽しさを知ってもらえる内容だと感じましたので賞を贈ります。
副賞ソーラーツインザラス 一台
賞名東北大学グローバル安全学研究センター賞(プログラムコーディネーター 湯上 浩雄(東北大学 工学研究科 教授))
理由食品を題材に楽しく学ぶ企画であるとともに、食品添加物についても調べ学習を行ない、安全評価についても、自分たちの考えをまとめ、積極的に発信されていたことから、今後も、身近な科学、生活の中の科学に目を向ける習慣を継続し、情報発信も続けてほしいと考え、賞を送る。
副賞G-Safety(グローなる安全学トップリーダー養成プログラム)受講大学院生による出前授業
賞名スリーエム仙台市科学館長賞(仙台市科学館長 石井 鉄雄)
理由身近な食品や食品添加物をテーマに、いろいろな角度から掘り下げて研究成果を取りまとめるとともに、体験型のブースとして展開していました。会場での説明もていねいで、部員の生徒さん方の一生懸命さが伝わってきて、参加者の方々からも喜ばれていました。
副賞◆科学館を会場にしてのイベントプログラム(実験教室やサイエンスショー)開催の権利を与えます。(平成25年度内に実施)
◆科学館チャレンジラボ(誰でも楽しめる簡単な実験や工作)のマニュアルと実験材料を提供します。今後のプログラム作成の参考や科学イベントなどにお使いください。
賞名“きれい”で賞(大阪大学大学院工学研究科 特任教授 塚本勝男)
理由身近な材料を科学的な目でながめて、そこから結論を導きだす筋道がきれいであった。また、研究の発表に生き生きした元気さが感じられたのは素晴らしいことである。
副賞
賞名東栄科学産業賞(代表取締役社長 山城 智万)
理由初参加の為ご苦労をされたと思いますが、大人や子供へ少しでも理解してもらおうと説明している姿、また集客活動を一生懸命しているその姿勢に感銘を 受け、今回仙台二華中学校 自然科学学部の皆様へ【東栄科学産業賞】を  お送らさせて頂きます。
副賞電子顕微鏡 1日出張授業。
身近なものを使った物理の実験
宮城県仙台第二高等学校 物理部
受賞者コメント
私たち仙台二高物理部のサイエンスディ参加は今年で3回目となりました。今年は5つもの賞をいただけて、たいへん光栄に思っております。今年も昨年までと同様の「身近なものを使った物理の実験」をテーマに演示実験を行いました。部員がそれぞれ興味のある分野を調べ、各自工夫を凝らして実験を考案しました。当日は様々な年齢の方がいらしたため、全ての方々にできるだけわかりやすく説明できるように心掛けました。私たちの実験を見て、少しでも物理に興味を持っていただけたら嬉しく思います。これからもより発展的かつ印象的な演示実験を行えるように、研究に励んでいきたいと思います。
賞名ソニー賞(ソニー株式会社)
理由「物理」と聞くと難しそうで敬遠しがちな分野ですが、音や磁気・光など10種類もの身の回りの現象を生徒たちが身近なものを使ってたいへんわかりやすく演示実験していました。その中で「音を見る」コーナーは今後、サイエンスと音楽・アートを融合させた何か新たなものが生まれそうな期待感が湧くものでした。雑学を交え熱心に説明してくれる生徒の姿も印象的でした。総じて、ソニーが科学教育活動を行う上での理念である「科学や技術への好奇心」を強く感じられるプログラムでした。
副賞ソニー デジタルビデオカメラ“Handycam” 1台
賞名NI LabVIEW Award(日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 代表取締役 池田亮太)
理由生活の中の様々な物理現象を目に見て、手にとって触れるような子どもたちにも分かりやすい展示になっており、参加されていた方々も楽しく学べる機会になっていたのではないかと思います。これを評して、本賞を差し上げたいと思います。
副賞National Instruments社製 LabVIEW
賞名夢ある未来を、共に創りま賞(SCSK株式会社)
理由一つ一つの実験内容・装置の構成が参加者が興味を持てるようによく工夫されていました。また、説明を担当している生徒の皆さんが、とても熱心かつフレンドリーに参加者へ説明されており、会場全体にすてきな一体感があったと感じました。
副賞こどもたちの「共に創る力」を育む、SCSKグループの社会貢献活動CAMPのグッズ詰め合わせを副賞とします
賞名応用物理学会東北支部長賞(しぶいで賞)(応用物理学会東北支部長 安藤 康夫)
理由シャープペンの芯に電流を流すと光るという非常に単純な実験であり、一見すると地味なように見受けられるが、そこにある物理は意外と奥深いものがある。仙台二高さんは芯をささえる電極に工夫を施してあり、炭素の蒸発で電極が汚染されることにより、電流が流れにくくなるところを大幅に回避できているところに地道な努力の跡が伺えた。また、これが電球の基本的な原理であることを説明し、真空中では当然ながら寿命はのびるということ、シャープペンの芯が切れる寸前に非常に細くなるため、非常に鋭い針状の形状が得られること、を説明した。これは、まさに最先端科学においても例えばSTMの電極として十分使えるものである。以上から、本賞の主旨に沿うものであると判断した。
副賞1.希望の東北地区の応用物理学会に所属する研究室の見学
2.東北支部オリジナル実験キット「単極モータ」
3.しぶ茶(深蒸し茶)(応用物理学会東北支部長によるしぶいで賞から)
賞名デイープインパクト賞(東北大学大学院理学研究科地学専攻教授 大谷栄治(東北大安全安心リーデ イング大学院「安全安心を知る」ユニット長))
理由いくつかの私たちの身の回りの物理現象について、大変わかりやすく、印象的に 実演・実験し、説明していました。実演・実験の内容が大変わかりやすく、見る人にインパクトを与えるように工夫されており、新鮮 なインパクトを与えてくれました。デイープインパクト賞にふさわしい発表でした。特に「音を見る」課題では、音の周波数に応じて プラステイックの球が異なる振動をして異なるパターンしめすなど、興味深い実演でした。これは、さらに工夫して、音のみでなく 「音楽」を「見る」工夫はできないものでしょうか。物理現象をもとにして、音楽を形にできると物理と音楽・美術がつなぐなにか創 造的な発展を暗示する萌芽的な展示でした。鉄球の衝突と磁石の効果もガリレオの番組でもでてきましたが、単純な実験で印象的に展 示していました。このほかにもいくつかの興味深い展示があり、すべてこのデイープインパクト賞にふさわしいと判断しました。(東 北大理 大谷栄治)
副賞元素図鑑(1冊)
光で遊ぼう!
仙台高等専門学校
受賞者コメント
仙台高専リカレンジャーです。この度は4つもの素晴らしいアワードを受賞させていただき、非常に感激しております。我々の不手際や準備不足で、来場して下さった皆様にはご迷惑をおかけしましたが、それでもリカレンジャーを応援してくださる方々によって受賞できた事を誇りに思います。来年も宜しくお願いします。

機械工学科5年
佐藤亮太
賞名Beyond the Clouds 賞 (くもをこえていきま賞)((株)日立ソリューションズ東日本  公共ソリューション本部)
理由「ひかり」という直接的には目に見えない存在が引き起こす、様々な不思議な現象の「なぞ」を解き明かす非常に科学的なコンテンツでした。さらに、その「なぞ」をモデルを使って、「見える化」することで人に伝える創意工夫が感じられました。難しい情報を整理し、情報の「核」を分かりやすく表現した出展にこの賞を送りたいと思います。
副賞未来を感じさせるヒューマンインタフェースデバイスセット
(1)ELECOM投影型キーボード
(2)ジェスチャーデバイス 「Leapmotion」(輸入中)
賞名人と社会と地球のために賞(東北大学大学院工学研究科 土木工学専攻  環境機能利用工学(三菱マテリアル)寄附講座)
理由光の性質などについて、子供達に分かりやすく、そして面白く教えています。聞いている子供達と一体感のある授業であると感じました。リカレンジャー達の対応も非常に良かったと思います。更に新しい教育伝達ツール、手法の開発を期待します。
副賞事務局から提供される賞状を三菱マテリアル社製の純金カードにしたもの及びそれを収納し、飾るガラスフレームを贈呈します。
賞名MEMSパークコンソーシアム賞(MEMSパークコンソーシアム代表 江刺正喜)
理由光の性質について、様々な角度からの実験や実例を活用したプレゼンテーションが大変面白く、かつ分かりやすく感じました。
聴講者の反応もとても良く、会場の雰囲気も盛り上がっており、説明の切り口やアピール度を評価しました。
副賞東北大学西澤潤一記念研究センター見学会ご招待。
(試作コインランドリ、仙台MEMSショールーム、近代技術史博物館)
賞名宮城県産業技術総合センター所長賞(宮城県産業技術総合センター所長 伊藤 努)
理由子どもたちの真剣なまなざし,説明者の一生懸命説明している気持ちが伝わりました。どうなるのだろうと考えることが子どもたちには大切なことだと思います。 光に関する身近なものについて,手作りの教材を使ったわかりやすい実演・実験で,楽しく,感動できる内容であったことを評価しました。
副賞宮城県産業技術総合センター見学及び設備利用体験ご招待
身近な疑問がいーっぱい!会場の中と外で一緒に科学を楽しもう!
仙台青陵中等教育学校 科学部
受賞者コメント
=仙台青陵中等教育学校= 科学部代表 石川 竣也
 授賞式では3冠を達成することができ,とてもうれしく思います。『サイエンスデイ』に向けた準備のことを思い返してみれば,学校の行事が重なってしまったため短期間で準備しなければなりませんでした。準備不足,練習不足もあり,今回の『サイエンスデイ』では自分たち科学部員として多くの課題が残るものになってしまいました。
 しかし,外をみると、自分たちのブースで製作した「ブーメラン」,「シャボン玉」そして「ポンポン船」で多くの子供たちが楽しく遊んでいる様子をみたとき,とてもうれしく思いました。また,子供たちに科学の楽しさを知ってもらえたと思うので,その点においてはとても良かったです。
 小さな遊びの中にも,理科の原理で説明できるものがたくさんあって,自分たちでも説明するのに難しく,それをわかりやすく伝えられたかどうか・・・・。お家に帰って理科を勉強するきっかけになったり、これから小中高校で勉強していく中で、「あのときの原理だったのか!!」と思いだしてもらえると、きっと私たち科学部員のように「理科好き」になると思います。
 来年も「サイエンスデイ」に出展ができるのなら,今年の反省を生かして,より良いブースにしたいと思います。本校科学部は3回目の参加となりますが,私たち中高生にも活躍の場を頂いたことに感謝しています。そして,世の中の最先端の科学を見聞できる機会であり,おもしろさを自分たちも感じることができるこの時間をこれからも大切にしいきたいです。
賞名RESTART JAPAN賞(公益社団法人セーブ・チルドレン・ジャパン、ソニー株式会社)
理由子どもたちが主体的に実施・運営をしながら、私たちの身近にある疑問を身近な物を使用し原理を説明してくれた。
参加者が楽しい、面白いと感じるプログラム作りとともに、主催者(仙台青陵中等教育学校 科学部)もいっしょにプログラムを楽しんでいたのが印象的だった。
副賞ソニー・サイエンスプログラム 開催権
賞名流体科学研究所長賞(東北大学流体科学研究所長 早瀬敏幸)
理由私たちの身近にある空気や水の流れを、手作りのブーメランやポンポン船やシャボン玉などで体験できるよう工夫されていた点を評価しました。それぞれが流体力学において基本的で重要な現象を含んでいます。またメンバーの皆さんの熱意やチームワークも大いに評価しました。
副賞流体研で研究中の超音速複葉旅客機「MISORA」の模型
賞名仙台市天文台 台長賞(仙台市天文台 台長 土佐 誠)
理由「科学といっしょに外へいこう」というコンセプトがとても良いと思いました。室内で実験をしたり考えたりすることは大切ですが、外に出ることによって自然に触れる機会も増え、科学の世界が広がります。身近な自然や生活の中にある不思議や疑問に気づくことが科学の出発点です。そして、その理由や原理を追求し、それを確かめるために実験や体験をして、「なるほど」と理解する。科学の基本的なプロセスです。科学は、考える楽しさとともに、「わかる、なるほどと理解できる」ことに価値があります。このような活動を通じて、誰でも「科学的」な人間、「科学者」になることができます。そんなことを感じさせてくれる企画でした。
副賞仙台市天文台の招待券と天文台オリジナル・グッズ
ソニー・サイエンスプログラム 光通信手づくり実験
RESTART JAPAN(SCJ・ソニー(株)協働プロジェクト)
受賞者コメント
RESTRT JAPANでは昨年の「分解ワークショップ」に続き2回目の参加でした。
今回は「光通信手作り実験」を行いました。弊社で生産している半導体レーザを使って何か出来ないかと考え、理科離れが問題視されている子どもたちに、モノづくりの楽しさを通じて電子回路について学んでもらう様に、自分で基板を作り、トランジスタなど部品の半田づけを行い完成させる内容にしました。
音が鳴った時に生徒さんの表情は一様に満面の笑みを浮かべて悦んでもらえます。作ったものでLEDと半導体レーザを光らせて、2つの違いを学んでもらう様に構成しています。参加したお子さんにとって、科学を好きになるきっかけになることを望み、今後も継続して参る所存です。
賞名仙台高専 校長賞(国立仙台高等専門学校 校長 内田龍男)
理由 光を使って通信ができるという一見理解しにくい高度な最先端技術を取り上げ、直接触れて体験しながらわかりやすく学ぶという素晴らしいプログラムです。中学生を中心に、子供から大人まで楽しみながら理解を進めていくというプログラムを構成し、会社をあげて取り組んでいる姿に感銘を受けました。
副賞本サイエンスデーの記念となるガラス製の楯
賞名みやぎの未来を担うで賞(宮城県経済商工観光部長)
理由現代社会で身近になった光通信の仕組みをオリジナル制作教材を実際に受講者に作ってもらうことで,光が音声を伝える様子を分かりやすく体験できるようにしている点が素晴らしい。
副賞・人材育成情報「オガーレ!」に受賞者の活動等を掲載。(掲載内容等は後日受賞者と調整の上,決定します。)
・人材育成情報「オガーレ!」年間購読権(発行時に受賞者宅へ送付します)

※人材育成情報誌「オガーレ!」は,産業人材の育成を目的に,県産業人材対策課で発行しているもので,名称の「オガーレ!」とは,未来の産業人である子どもたちを「おがらせよう」という気持ちを込めて名付けました。
ロボットを操作してバトルをしてみよう。プラスチックのアクセサリーに金めっきをつけててみよう。
仙台市青葉少年少女発明クラブ
受賞者コメント
仙台市青葉少年少女発明クラブとして今年で2回目の参加となりました。来場した子供たちに思い出に残るような内容にするべく協賛の株式会社ケディカ様と打ち合わせを行っておりました。お陰様で当日も大盛況、メッキやバトルロボットの整理券はあっという間になくなってしまうほどでした。来場者に満足してもらい喜んでいたさなか、2つの賞をいただくことができて誠に驚いております。私たちの活動を評価していただけたことに大変感謝しており、来年度もさらに頑張りたいと考えております。また、後援していただいた東北・北海道表面処理工業組合様、一般社団法人宮城県機械金属工業会様にもこの場を借りて御礼を申し上げたいと思います。
賞名ミウラセンサー賞(株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
理由子供達がロボットの操作をして楽しんでいたり、金属のメッキ実験で驚いている様子を拝見しました。子供達がとてもよく科学に興味を持てる内容になっていると感じましたので賞を贈ります。
副賞ソーラーツインザラス 一台
賞名色々な科学技術があって勉強になったで賞(仙台城南高等学校)
理由ロボット操作やはんだ付け体験、めっき体験など、子供から大人まで幅広い年代の方に楽しんでもらえるような企画が沢山あり、機械、情報、物理、化学分野を幅広く体験することが出来ました。是非、これからも多くの方に科学の楽しさを伝えていって下さい。
副賞
ケンビキョウを使って,日本列島のおいたちをさぐる探偵に君もなろう!
東北大学地学専攻 地質学会仙台大会広報チーム
受賞者コメント
このたびは,「役に立つ地学賞」と「仙台青陵 科学部賞」を授与していただき誠に有り難うございました.授与の理由も,意外な点が評価されたのだと思いました.大学では当たり前のように扱っている微化石や地質が,これほど印象を残すものだと再認識した次第です.私たちの出展が契機となって,微化石や地質への興味が少しでもひろがっていけば良いなと思っています.有り難うございました.
賞名役に立つ地学賞(NPO法人 防災・減災サポートセンター)
理由一般的にはなじみが薄い「微化石」の紹介をしたり、地質学者のまねごとができる点は、子供たちの地学への関心を高めるきっかけになるのではないかと思います。昼食時という割には盛況でしたし、子供たちの感嘆の声も聞こえていました。これから地学に興味をもって、身近な現象に気をつけて「自分の身は自分で守る」ことができる人を育てるという意味で「役に立つ地学賞」にふさわしい取り組みと解説であったと思います。
副賞①当法人の出展の講座「ペットボトル簡易雨量計で雨を観測しよう~作って計ろうわがやの雨量~」の中で使用した「ペットボトル型簡易雨量計作成キット3セット(賞味期限付き)」。雨量計は100㎜で自動的にリセットされる優れものです。
②当法人主催の研修会講師
を提供させていただきます。
賞名仙台青陵 科学部賞(仙台青陵中等教育学校科学部)
理由示準化石や示相化石というものは10cm以上の大きさの化石なんだと思っていたのに、顕微鏡で観察できる小さなサイズの化石があることに驚きました。自分たちの勉強している教科書では知りえなかった新たな発見でした。顕微鏡サイズの化石たち?!が当時の環境や年代を知ることができるなんて・・・。砂のような・・・砂粒より小さい化石をプレゼントしてもらい、大感激で帰ってきました。自分たちでも再度観察してみます!!
副賞おたのしみ
科学面白実験!「写る・変わる・動く・爆発する」を見てみよう!
仙台市広瀬中学校
受賞者コメント
今回2つも賞を頂き、非常に驚いております。前回は、テントで発表させていただいたのですが、その時は火を使って実験を行っていました。それに比べて今回は内容こそ前回よりも充実させることはできましたが、火を使えず、映像になってしまったことが残念です。また、その場でできる実験も少ししか用意できなかったので楽しんでもらえないのではないかと思っていました。今回の発表に向けて実験を重ねてきましたが成功できず何回もやり直しをしました。中には納得いく結果が出ず中止になったものもありました。火を使った派手な実験を実際に見て頂き、ほんとうはもっと見学の方々を楽しませたかったです。今後は、いかに見学の方々に科学の楽しさを知っていただき満足のいくような発表にしていくかを課題にしていきたいと思います。  広瀬中学校科学部 代表 高橋 知大
賞名ミウラセンサー賞(株式会社ミウラセンサー研究所 代表取締役 三浦賀一)
理由ダンボールカメラや水素爆発などのいろいろな科学実験を、誰にでも分かりやすいように実際に見せたり実験を行ったりしていました。どの実験も工夫を凝らしていたのがとても良く感じましたので賞を贈ります。進行もスムーズでとても面白い内容でした。
副賞ソーラーツインザラス 一台
賞名未来の科学者になって欲しいで賞(JR東日本 仙台支社長 西野 史尚)
理由①現在当たり前のように使用されているFAXの送信原理をモデル実験して、 どんな原理・仕組みで動作しているかのプロセスを体感できた点。
②中学校で学習する基本的な実験をもとに身近な現象と関連させながら活 動を進めている点。
③自分たちが興味関心のあるものを中心に、予備実験を重ねて多くの方に 楽しんでもらえるようプログラムを工夫している点
※特に、見学していた小学生に、一生懸命、研究内容を説明していた姿に 感銘を受けた。
副賞・E5E6の絵が載った鉛筆
・E6系クリアーファイル
・BRTクリアーファイル
・フリクション3色ペン
・鉄道博物館手帳
双眼実体顕微鏡で宝さがしをしよう!(たのしい鉱物採集)
宮城県仙台二華高等学校 地学部
受賞者コメント
3年目の出展となる今回、準備期間が短く不安もありましたが、2つも賞をいただくことができ、嬉しく思います。今年から二華中学校も出展し、互いに切磋琢磨しあいながら良い物を作り上げられました。当日は、予想以上の大盛況で多くの子供達に喜んでもらえました。身近な泉ヶ岳の鉱物について皆さんに知っていただけたら幸いです。
また、講座後に質問に来てくれた子もいました。サイエンスデイを通じて宮城の子供達の「理科離れ」を少しでも和らげられたのかなと思います。私たちも空き時間に他のブースを見て回り、「理科って面白い!」と改めて感じることができました。今後も、積極的に理科のイベントに参加していきたいです。
最後に、講座に参加していただいた皆様、素晴らしい賞をくださった皆様、サイエンスデイ関係者の皆様、本当にありがとうございました。
賞名仙台二高 校長賞(宮城県仙台第二高等学校長 渡邊 幸雄)
理由ハンマーのかわりにツマヨウジで「宝さがし」という発想が嬉しい。
私が参観したときは、輝石を見つけるというところでしたが、
会場も盛況で、係の生徒さんも熱心・真剣そのもので感心しました。
副賞仙台二高公式HPへの掲載
仙台二高関連グッズ(二高てぬぐい など)
賞名高校理科研究会長賞(宮城県高等学校理科研究会)
理由火山灰をわんがけし双眼実体顕微鏡で覗く観察は,教科書でもとりあげられています。火山灰には,入手しやすい園芸用の鹿沼土が紹介されています。すばらしい点はふるさとの山泉ケ岳の火山噴出物を対象にしたことです。泥水のようなものを覗いたつもりが,美しい宝石のような結晶に驚きました。しかもお持ち帰りができることがうれしい。本物を観察することで,緑豊かなふるさとの山が,実は激しい噴火活動をしていたことを宝石を見るような楽しさとともに知ることができました。
副賞第66回宮城県高等学校生徒理科研究発表会 平成25年11月14日木曜日 会場:仙台市戦災復興記念館 日頃の研究活動を発表してください。
光を使って、話をしよう
東北大学金属材料研究所 松岡研究室
受賞者コメント
松岡研究室では、「光を使って、話 をしよう」という題目で、4年続けて出展しております。インターネットに用いられている光通信技術の中でも、重要な技術である 「波長多重通信」について、LEDと音楽プレイヤー、太陽電池を用いて体 感していただきました。子どもたちにとっては少し難しい内容かと思いますが、皆さん興味津津に聞いてくださいまし た。今回、私たちの出展に対して、栄えある賞を二つもいただきました。ありがとうございました。今後とも皆様に科学技術の面白さを少 しでも知っていただけたら幸いです。サイエンスデイを通じて科学技術に興味を持ってくれた子供たちが日本の将来を担うのを心より楽し みにしております。
賞名にかにか賞(仙台二華高等学校 地学部)
理由光通信という言葉は知っていても、実際に目の前で、いろいろな情報を光に変えて伝えるということを体験できてとても感動しました。
副賞本校の近くにある一番人気の洋菓子店「ガトーオバラ」の一品です。二華高校の生徒もいろいろな行事などで賞品としてもらうことの多いお菓子です。
賞名子ども未来賞(仙台市教育委員会)
理由子ども達にも分かりやすい自作の光通信キットで,音が光で情報が伝わることを体験的そして,探究的に学べる内容でした。また,光ファイバ通信技術について意欲を喚起させ疑問に感じたことを,思考や体験をしながら解決できるような工夫が見られました。子ども達の科学への興味や関心が深まる内容になっており,説明も分かりやすく工夫されていました。
副賞相談・検討の上,仙台市内の小学校で出前授業を行ってもらいたい。
バーチャル赤ちゃんと遊んでみよう
山形大学 Team TeleRobotics
受賞者コメント
この度は東北大AIMR賞を頂きまして、誠にありがとうございます。また、サイエンスデイ当日は私達のアプリケーションをたくさんの方に利用していただけたことをうれしく思っております。これまでの実験は学生など大学内で行うことが多く、一般の方々に利用していただくのは、はじめてでしたので大変緊張いたしましたが、様々なアドバイスや激励を頂戴することができ、貴重な経験をすることができました。特に子育てを経験された方やお子様からの声は大変参考になりました。最後に、この経験を活かし社会に役立つことのできるエンジニアになれるよう努力していきたいと思います。本当にありがとうございました。
賞名東北大AIMR賞(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 (AIMR) 機構長 小谷元子)
理由子育て支援システムを作るために、育児に関する研究成果と、微細加工技術で作ったセンサーを組み合わせるという、異なる分野の研究を融合させ、実際に体験できる展示を行っていた点を評価いたしました。
副賞・東北大AIMRグッズ
・AIMR本館ラボツアー、もしくは本館内交流スペースでの科学イベント開催権(内容は要相談)
体の中のながれをたいけん!
東北大学 流体科学研究所
受賞者コメント
この度、サイエンスデイAWARD2013「仙台青陵中等教育学校長賞」を受賞し、関係者一同大変喜んでおります。今回、私達は様々な「流れ」を研究している東北大学流体科学研究所を代表し、生体工学・医療工学を研究している3つの研究室合同で出展させて頂きました。「体の流れをたいけん!」と題し、「超音波を用いた宝探し」や「血管内を進む迷路」、「人体組織(心臓や腎臓、眼球、血管など)のモデル」の展示を行いました。
展示にお越し頂いた皆様に、少しでも医工学研究の面白さを伝えることができましたら幸いです。
また、一人でも多くの子どもたちが医工学研究者を目指し、将来、健康社会の実現のための研究の一端を担って頂けましたら大変嬉しく存じます。
賞名仙台青陵中等教育学校長賞(仙台青陵中等教育学校長 中村健一)
理由科学技術が私たちの日常生活にどのように役立っているのか、特に私たちの命や健康を守るために、医学の分野にかかわっている科学技術の多様な姿を、手で触れ、目に見える形で分かりやすく示してくれました。特に、これから理系を目指そうと考えている中高校生にとって、大変刺激になる展示だったと思いました。
副賞仙台青陵中等教育学校での特別講座開催権
磁石って魅力的!?強力な磁石を使っていろいろ体験しよう!
東北学院大学 工学総合研究所 ナノ材料工学研究部門
受賞者コメント
この度は「JOGMEC賞」を独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構より頂き、出展者一同大変光栄に思います。ありがとうございました。当日はハードディスク(HD)、切符、クレジットカードに用いられている“磁気記録”の原理を理科の教材で馴染みのある棒磁石を用いて、また携帯電話やハイブリッド車にも用いられている世界最強の”ネオジム磁石”の強さを実感していただきました。強い永久磁石は温室効果ガスを削減するための高効率な発電機およびモータにも不可欠です。また、HDに代表される磁気記録にはナノテクが駆使されており、コンピュータの情報記録として、また最近ではHDレコーダーとして高解像度・大容量の映像記録に用いられています。何よりも重要なことは記録密度を上げることによって小型化でき、省エネルギー化および低炭素化に繋がります。将来の安全・安心で持続可能な社会の実現に向けて、永久磁石を用いた技術がものづくり日本のキーテクノロジーの一つとなることでしょう。我々が所属している東北学院大学工学総合研究所のナノ材料工学研究部門では、ナノテク研究が行えるよう多くの最先端のナノテク機器を備えています。オープンキャンパス、大学祭等では一般の方にも紹介しておりますので、サイエンスへの興味を深めるためにも是非一度見学に来て下さい。
賞名JOGMEC賞(独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 理事長 河野博文)
理由JOGMECは日本のレアアース資源権益を確保するため、様々な取り組みを行っていますが、レアアースの一つであるネオジウム磁石の性質や特徴を実際に体験しながらわかりやすく学ぶことができるよう工夫されていました。よって、JOGMEC賞を授与します。
副賞・JOGMEC海洋資源調査船「白嶺」特製ペーパーウェイト
・JOGMECのホームページにて紹介
日本古来の茶室でお茶を味わおう!建築模型組立て体験コーナーもあるよ!
宮城県立大崎高等技術専門校
受賞者コメント
このたびは「エミール賞」をいただき,大変光栄に思います。建築模型組 立て体験を通して,日本の伝統建築から発展した木組が,金物に頼らなくても,木を巧みに組み合わせることで,丈夫な構造 体になることを体験してもらいました。組み上がった時,小屋の上に登る子供たちの誇らしげな顔が,とても印象的でした。 同様の構法でつくられている組立て式茶室には,宮城第一高校,仙台三桜高校,東北大学の茶道部の協力をいただき,老若男 女200人近くの方々が,お茶を体験しました。茶の湯は,古来の日本人の感性が生んだ伝統文化のひとつですが,とても狭 い空間のなかで,亭主が丁寧に客をもてなすという行為は,その独特の間や所作など,おもてなしの国民;日本人のサイエン スが凝縮されているように思えてなりません。今回の受賞に満足せず,伝統的な技のすごさや面白さを皆さまに披露できるよ う勉強していきたいと思います。
賞名エミール賞(東北大学大学院環境科学研究科 教授 石田秀輝)
理由テクノロジーだけでなく、戦前まで日本各地で営まれていた自然と共生した暮らし方に見られる知恵も、これからの厳しい環境制約の下で心豊かに暮らしていくためには必要なものだと考えています。その点で『日本古来の茶室でお茶を味わおう!建築模型組立て体験コーナーもあるよ!』は、伝統技能や伝統工法の素晴らしさをとても親しみやすく伝えてくれています。
副賞ネイチャーテクノロジーに関する書籍
100+100が200にならない?!分子についての化学実験
宮城県宮城第一高等学校
受賞者コメント
初めての出展でこのような賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。
簡単な実験にも関わらず、多くの来場者の方に見て頂くことができ、達成感を感じました。
御指導をいただいた先生方や、来場者の方々への多大なる感謝を忘れず、今回の出展で至らなかった点を改善し、来年も出展させていただければと思います。
ありがとうございました。
賞名仙台高専 広瀬賞(国立仙台高等専門学校 広瀬キャンパス副校長(総務担当)竹茂 求)
理由単なる不思議な現象の体験に留まらないで、その理由までを考えさせる工夫が優れていた。小学生から、素朴で、かつ、鋭い質問が出るほどに、それは成功し、わかりやすく説明しようと努力している高校生の態度も評価された。
副賞理屈が分かれば驚くで賞
自然科学の法則通りにモノを創る本物の産業技術を創出しよう
東北大学未来情報産業研究館
受賞者コメント
このたび、サイエンスAWARD2013 東北学院榴ヶ岡高等学校高校 物理部賞を受賞し大変光栄です。サイエンスデイで展示しました高速カメラやガス配管は、多方面から今後の産業に非常に役立つと認められた私たち研究室の成果でございます。このような高度な科学技術を、小学生から高校生の未来を担う学生たちに、わかりやすく、そして興味深く説明し、受賞できたことは、非常に喜ばしいことであります。今回の受賞について、スタッフ一同、感謝しております。ありがとうございました。
賞名東北学院榴ケ岡高等学校高校 物理部賞(東北学院榴ケ岡高等学校 物理部)
理由解説する方の説明が非常に分かりやすく、展示の仕方も見やすいものでした。初心者でも理解することができ、産業技術は現在どのように利用されているのかということを理解することができました。
副賞
【G-Safetyの部屋】地球の中をのぞいてみよう!
東北大学リーディングプログラム機構グローバル安全学研究センター
受賞者コメント
「中学生である自分たちに科学に対する興味や関心を高めさせてくれたうえ、科学の美しさを発見させてくれたもの」との選定基準での授賞、大変嬉しく思います。グローバル安全学教育研究センターでは、自然災害の多い日本で、安全を考えながら生活するという視点で企画を行ないました。中学校で自然科学に親しんでいるみなさんには、自然災害の背景にある地球の営みのしくみについて、さまざまな可視化ツールやクイズを通して、実感していただく機会になり、また、美しいと感じていただけたのだと思います。私たちの企画が、自然を観察する目を養っていただく、さらなるきっかけとなり、自然の恵みと災害への理解がすすむことを期待しています。

東北大学リーディングプログラム推進機構グローバル安全学教育研究センター 湯上浩雄
賞名科学って美しいで賞(宮城県仙台二華中学校自然科学部)
理由特殊な装置で,地球のプレートの中にもぐり込み,日本にある震源地を同じ目線で見まわしました。日本で暮らす以上,地震はこれからも私たちの生活に大きく影響を及ぼすのだと実感しました。地震は怖いものですが,普段触れることのできない装置を通して見た地球内部の解析映像は,美しくダイナミックでした。中学生でも楽しく学べる映像システムを,今後も作っていってほしいと思います。
副賞
デジタル火力調節器
東北工業大学知能エレクトロニクス学科水野研
受賞者コメント
 私達は火力調節器なるものを作製し、発表しました。この作品は、iCAN13というナノアプリケーションコンテストに出展した作品で、このサイエンスデイでも発表できる機会があるということなので出展させていただきました。
 当日は、たくさんの人が訪れ、私達のところにも様々な人がこの火力調節器に興味を持ち、説明を聞きに来ていただきました。十分といえる説明ができたか不安ですが、来てくれた方に一人でも楽しいと感じてくださる方がおられましたら幸いだと思います。
 このサイエンスデイの一番の功績は産総研東北センター様から賞を頂いたことです。まさか私達がこのような素晴らしい賞をもらえるなど思ってもいなかったので感無量でした。
 様々な人と触れ合って様々なことを学ぶことができ、出場して本当によかったと思います。
賞名産総研 東北センター賞(独立行政法人産業技術総合研究所 東北センター 所長 三石 安)
理由料理をした自らの体験にもとづき、ガス調理器を使用したときの不便さを解消するため、調理温度を制御する方法について、実際に作動する制御装置を製作した。まだ改良の余地はいろいろあるけれど、問題解決にむけて一生懸命努力している過程をサイエンス・デイの場で表現していることが素晴らしく思えた。解決策が見つからなくて今も悩んでいる点については、何が問題かを言葉にして表現できると、問題点がより明確に認識でき、解決の道が開ける。こうした事例がふえることで、サイエンス・デイの趣旨が広く理解されることを期待して、産総研東北センター賞を贈る。
副賞8月10日開催の産総研東北センター 一般公開(場所 仙台市宮城野区苦竹)に受賞者の皆さんでお越しいただければ、所長がご案内いたします。
レゴマインドストームを自由に操ろう!
東北学院榴ケ岡高等学校 物理部
受賞者コメント
 サイエンスデーAWARD2013「東北大学情報知能システム総合学科高校教育賞」の受賞を賜り、大変光栄でございます。本年で3年目の出店ですが、毎年子供たちが楽しそうにマインドストームを操る姿を見ていて嬉しく思います。今後も「楽しく学べ」をコンセプトとして将来を担う子供たちに還元できればと思っています。
 最後に参加してくださいました皆様、誠にありがとうございました。同時にサイエンスデイスタッフの皆様にも感謝申し上げます。
賞名東北大学情報知能システム総合学科高校教育賞(東北大学工学部情報知能システム総合学科教育広報企画室)
理由超音波の反射を利用した車の自動追尾システムの製作・操作体験に関して、製作内容や操作の説明だけでなく、動作の原理や同技術の実社会への応用まで丁寧に説明されており、来場者からの質問にも適切に回答及び演示がなされていたこと等から、「高校生が行う技術と社会・生活のかかわりについての理解促進プログラムの中で顕著な効果が認められるもの」との本賞の選考基準に照らして最もふさわしいプログラムであると評価されたため。
副賞本学科教授陣が執筆した書籍
○松木英敏ほか著「ワイヤレス給電技術がわかる本」(オーム社)、
○鈴木陽一、伊藤彰則ほか著「音響学入門―CD-ROM付― (音響入門シリーズ)」(コロナ社)
★SOUNDS★ 自動車から出る【音】のしくみ
宮城県産業技術総合センター
受賞者コメント
サイエンスデーaward2013「ドクターホッキー賞」の受賞を賜り、大変光栄に感じております。産業技術総合センターでは、近年集積が進んでいる自動車産業分野を重点注力分野と位置付け、自動車に関する各種研修会を実施しております。今回はその研修機材のいくつかを、「音」をテーマにして、特に若い世代の方々に興味を持っていただけるようアレンジして出展させていただきました。自動車に含まれている多くの技術を、より身近に、より分かりやすく、印象に残るような形で紹介したいという強い願いを持って、スタッフ一同力を合わせました。
自動車産業はすそ野が広く人材育成にも時間を要します。今回のような展示をご覧いただき、一人でも多くの方に自動車技術に関心をもっていただければ幸いです。本当にありがとうございました。
(宮城県産業技術総合センター・自動車産業支援部)
賞名ドクターホッキー賞(東北大学大学院工学研究科 教授 堀切川 一男)
理由出展プログラム「★SOUNDS★ 自動車から出る【音】のしくみ」おいて、自動車から出る排気音やクラクションなど様々な音について、大きい音を小さくする仕組みや、大きい音でもキレイな音にするための工夫などを、実際のエンジンを使って、子どもから大人まで分かり易く体感させた点を高く評価した。
副賞滑りにくくつかみ易い箸「竹取」、秀才文具ご利益4点セット
磁石の不思議にふれてみよう!
社団法人応用物理学会東北支部
受賞者コメント
このたびは、初参加ながらディスカバリーチャンネル賞を頂きましたこと、大変光栄に存じます。応用物理学会東北支部では磁石に関する出展を行いました。磁石は小学校の授業でも使われる一方で、現代の応用物理おいても最先端の研究材料であります。このことは、磁石は子供から研究者にとって共通の興味となり得る物質であります。子供が面白く、大人も楽しめる、そんなテーマを今後も考えていけたらと思います。最後に、手伝って頂いた藤原研究室の学生、ディスカバリーチャンネル様、そして出展に理解・協力を頂きました方々に感謝申し上げます。
賞名ディスカバリーチャンネル賞(代表取締役社長 ルイ・ボズウェル)
理由科学の知見を、遊びながら楽しくわかりやすく体験できる工夫が見られました。今や現代社会に無くてはならない身近な素材となったネオジム磁石の特性を手にとって体験できて、大人も子供も目を輝かせていました。また、大好きなことを研究している先輩たちの生き生きとした表情も、子どもたちの好奇心を刺激してると感じました。今後の益々のご活躍に期待しています。
副賞ディスカバリーチャンネル オリジナルバッグ 3個 
自然のすごさはどこにある?
東北大学大学院環境科学研究科 石田研究室
受賞者コメント
当研究室では『自然に学ぶ、あたらしいものつくりと暮らし方のか・た・ち~ネイチャー・テクノロジー~』をテーマに研究を進めています。東日本大震災で、私たちはちょっと先の未来を体験しました。それは2030年の厳しい環境制約下で起こるかもしれない、電気も水もガスも思うように使えない生活です。エネルギーも資源も現在のようには使えない中で、どのように暮らせばよいのでしょうか。当研究室は、環境制約下でも心豊かに暮らせるライフスタイルを描き、必要な技術を最小のエネルギーで完璧な循環をしている自然の中に探しに行き、リ・デザインして市場に提供するシステム構築に取り組んでいます。震災からの復興にネイチャー・テクノロジーを導入することは、将来の環境制約の乗り越えることにつながります。その点で、この度の受賞を大変嬉しく感じています。
賞名JST復興促進センター賞(独立行政法人科学技術振興機構 JST復興促進センター センター長 寺沢計二)
理由この講座では、自然の力を応用したテクノロジーについてわかりやすく説明してくれました。また、参加した子供たちが真剣に説明を聞き、クイズや実験に積極的に参加している姿が印象的だったことを評価しました。エネルギー問題をはじめ、震災後我々が直面するさまざまな問題を解決するヒントが、自然の中に隠されている可能性があることに子供たちが気づき、今後、科学技術による震災復興・豊かな未来の社会作りのために応用していってくれることを期待します。
副賞・JSTnews トピックコーナーへ受賞の記事を掲載します
・日本未来館 企画展「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」ご招待券10枚
「無線」って何だ? AMラジオを作ろう!
日本無線株式会社
受賞者コメント
 このたび、サイエンスAWARD2013にて小学5年生の「鈴木 乃愛さん」がプレゼンターとなった、「とてもわかりやすかったで賞」を受賞し大変光栄です。日本無線では、今回普段、多くの人が便利に利用している無線ついて、電波を使った身近な事例の紹介と、AMラジオの技術について、簡単に説明させていただきました。この受賞を通じて、小学生にわかりやすく教えることが、いかに難しいかを改めて考えさせられる機会となり、意味のある賞をいただいたと思っております。
「『無線』って何だ?AMラジオを作ろう!」は、小学校4年生から6年生を対象としていますが、今回参加していただいた小学生たちが、無線の仕組みを知り、自分ではんだ付けをしながらラジオを作ったことで、ものづくりや技術に興味を持ち、未来の技術者として育つきっかけになれば幸いです。
 今回、多くの参加者から楽しかったとのコメントをいただき、また受賞までさせていただいたことは、スタッフ一同、本当に感謝しております。
 ありがとうございました。

2013年7月31日
日本無線株式会社
賞名とてもわかりやすかったで賞(仙台市立愛子小学校5年 鈴木乃愛)
理由解説など組みたてかたの説明などがとても分かりやすかったです。むつかしさもちょうどよく、楽しかったからです。ラジオから音が聞こえてきてうれしかったです。
副賞
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